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どんな新しい靴より美しい

内田洋子ら「イタリア人の働き方」を読みました。

有名な靴磨き職人である河村真菜さんが、本書を紹介しているのをネットで見て、本書を読みたくなりました。私も靴磨きが好きなので、参考になると思って。

今回のnoteは、本書の中で紹介されている「イタリア一の靴磨き」ロザリーナについて書かれた章に限定して書きます。

私が選んだポイントは以下の3点

①どんな新しい靴より美しい
→履き込んで丁寧に手入れした靴は、どんな新しい靴より美しい。いったん着用された靴には生命が宿ります。生きている靴には温もりがあって、セクシーな誘いも感じます。

②芸能人から実業界VIPまで相手に
→ロザリーナの持つ美貌とスタイル、ホテルマネージャーとしての経験、小さい頃からの大の靴好き。全てが生かされている。

③靴を大切に扱うためのアドバイス
→一足を続けて履かないこと。数足を回しながら履く。履かない靴は木型に入れて休ませる。

私の感想
上記①について
手入れした革靴が美しいと思える価値観に、わたしも共感します。何となくその感覚は男性特有のように思いましたが、その感覚は、性別は関係ないことがわかります。ロザリーナは、むしろ女性であることを最大限活かしています。

上記②について
ロザリーナは職人としての技術だけでなく、上流層を相手にするだけのホスピタリティを持ち合わせているからこそ、成功されたのだと思います。

上記③について
私も自分の靴を美しくしていくのに、ロザリーナがいう基本をしっかり守ります。連日履かずに休ませて、木型を入れて保管する。それでお気に入りの靴を10年、20年と履き続けます。

また社労士の勉強と関係ない記事になってしまいました。

ありがとうございました。

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