あんのこと

ツラい映画は人より見てきたつもりだけど少々引きずった。
人と見に行く映画では無いのと午前中に見ちゃうと一日は引きずるから
よく考えて見るべきだった。

ただ何か考えたり、感じたりする機会を与えてくださったこの映画は
見て良かったと思う。

気になったのは実写ではない部分の赤ん坊のお母さん。
実際に赤ん坊が戻ってきて、あんの現実を知った前後の反応がそんなもんかと。
そうゆうちょっと他人事に話す赤ん坊のお母さんは ”あえて” なのかも。

あとあんのお婆さんね。
機能不全の家族と書いてあるのでそうゆうことなのかと思うけど見て見ぬふり。
過去にたった1回の言葉でお婆さんを介護したいと思うのか。
どんだけ優しいのだろう、あんは。

↑家族機能不全を調べてみた。
家族が小さい国や宗教のようになっていて共依存がちであったり
自己評価の低さや他者の苦しみを感じられないなど性格にも現れるそう。

あとで色々気になってあんのことについての記事を見たけど
実写では無い部分も結構あった。
ツラ過ぎる人はこれを見ると少し落ち着くかもしれません。

全て実写の通りに作るより時系列などを変えたり、事柄を追加することは
監督が伝えたいことや見てもらいたいことを伝えられるのだと勉強になった。

佐藤二郎の演技、もっと見たいので新作楽しみにしてます。

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