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脳と健康のお話しに行きます

こんにちは。


鈴木孝佳です。


今回は、わたしが企業様へ行っている講演内容をさらっとお伝えします。

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▽目次
・講演の目的
・これまでの企業様の導入した理由
・行動変容に則って内容を展開

☆この記事は6〜7分で読めます。


講演の目的

講演の目的は、もちろん企業様の社員の方々の健康増進のお役に立つことです。


昨今、健康経営が重要で企業の業績に大きく影響するとして注目を集めています。


現代のワークスタイルはどうしても座っている時間やモニターを見ている時間が長いので、様々な体の不調が出ていると考えられています。


「アブセンティズムやプレゼンティズムが…」と社員の健康が企業の業績に大きく影響するというのはもはや周知の事実と言っていいくらいに認知されています。


国としても、2014年から始まった健康経営優良法人認定制度を始めており、多くの企業が認定を目指しています。

参考↓


今では、大企業から中小企業まで、ヨガ、ピラティス教室を開いたり、ウォーキングイベントや食道を充実させたり様々な取り組みをしていると思います。


とても素晴らしいことだと思います。


私の講演は少し角度を変え、「健康は脳のパフォーマンスが決める」と題して、脳のお話をしています。


簡単に内容を綴らせていただくと、

ヒトの体は「脳」というソフトによって支配されています。

脳の役割は
①情報収集(インプット)
②情報の統合
③判断、命令(アウトプット)ですが、
このとき、脳が常に適切な働きができるように保っておくことが大切です。

健康とは、肉体、精神、社会面において良好な状態と定義されます。

しかし、これを紐解くと、脳に行き着きます。

例えば、肉体の不健康とは、「疲れている、どこかが痛い、怪我をしている」等が挙げられます。

疲労は、脳の自律神経への負荷、活性酸素と最近では分かっています。

痛みは、脳の機能が低下すると必要以上に痛みを感じてしまいます。(痛みを抑制するという働きを持っています)

怪我は、前述の①インプット②統合が上手く行かないとき、③のアウトプットが最適なものとして出力できず怪我に陥ります。(もちろんどうしようもないケースもあります)

精神は、脳内の神経伝達物質によってコントロールされています。

例えば、うつ病では、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン量の減少していると言われています。

これは、外部からのストレスももちろんそうですが、食事の質が大きく関与します。

ストレスに強い、弱いと、心が強い、弱いと言いますが、全て、脳の中の電気信号によって決定しています。

その人の心がどうだとか気持ちがという話ではありません。

上記は一例の話ですが、脳が健康に大きく関わっているのは間違いありません。

では、どのようにして脳の働きを高めればよいのか、鍛えればよいのか、それが私の講演でお話する内容になります。

脳に大切なことは3つありますが、それを運動、食事の観点からお話します。

さらに実際に、現在どれくらい脳が働いているかなど運動をしながら確かめていきます。




これまでの企業様が導入した理由

理由は2つあります。


1つは、単純に「脳」というコンテンツの面白さ


もう1つは、健康経営優良法人認定申請にあたり、セミナーを実施する必要があり、ただストレッチ教室やヨガをやるのではなく、+αの内容でこれまでにないものの方が、社員への引きも強い


とのことです。


大企業においては、「ホワイト500」に認定されるために様々な取り組みを行っており、500の認定枠に対して1800を超える企業からの応募があるそうです。


ホワイト500についてはこちらなど↓



行動変容に則って内容を展開

いま抱えている課題を解決するには、なにかしら行動を変える必要があります。


行動変容するための第1歩は、「知識」であると考えています。


「これを続けると〇〇になるから、そうならないように●●しよう」


というふうに思考に変化が起きて、それが次へ繋がっていくことで実際の行動が起こります。


人の変わっていく過程は、「行動変容モデル」で表されます。

・無関心期
・関心期
・準備期
・実行期
・維持期

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厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用

それぞれのステージに必要な知識は変化しますので、こちらはそれをイメージする必要があります。



それぞれのステージの社員さんに対する仕掛け

●無関心期への働きかけ
 ▷意識の高揚
   身体活動のメリットを知る
 ▷感情的経験
   このままでは「まずい」と思う
 ▷環境の再評価
   周りへの影響を考え

●関心期への働きかけ
 ▷自己の再評価
   身体活動が不足している自分をネガティブに、身体活動を行っている自分をポジティブにイメージする


 ●準備期への働きかけ
 ▷自己の解放
   身体活動をうまく行えるという自信を持ち、身体活動を始めることを周りの人に宣言する


 ●実行期と維持期への働きかけ
▷行動置換
  不健康な行動を健康的な行動に置き換える(例:ストレスに対してお酒の代わりに身体活動で対処する)
▷援助関係
  身体活動を続ける上で、周りからのサポートを活用する
▷強化マネジメント
  身体活動を続けていることに対して「ほうび」を与える
▷刺激の統制
  身体活動に取り組みやすい環境づくりをする
  〜厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用〜


社員の方々も様々なステージの方が混在していますので、色んな内容を盛り込んでいます。



無関心期の方

文字通り、無関心なので興味を抱かせることが重要です。

基本的に人は損失を嫌う生き物なので、運動や食事に問題があるとどういったデメリットが出るのかを伝えます。

また、なるべく普段とっている行動に絡めてお話をすることで興味を抱いてもらうようにしています。

例えば、スマホが体や脳に与える影響などです。

自分の健康に無関心でも、家族など大切な人のことを考えると何か変えなきゃなとあるので、そちらも踏まえています。



関心期の方

「よしやるぞ!」という準備期への後押しが必要です。

すぐに出来そうことをお伝えしたり、体験を通じてご自身の現在地を知ってもらうようにしています。



準備期の方

講演では、ビフォーアフターの変化を重視しています。

「脳に刺激を入れると前屈がこんなに変わりますよ」

「呼吸が変わると姿勢が変わりますよ」

といった具合です。

変化を感じることで、より自分自身への承認が行なえ、行動を変えることにポジティブな感情を持ちます。



実行期と維持期

この方々は、もう既に何かの運動に取り組み、健康への意識も高い方です。

おそらく、企業的にもこのステージの方に対しては健康に対する課題を抱えていないでしょう。

より新規性のある情報をお伝えすることで、「へぇ〜面白い」「それやってみよう」というさらにポジティブに持っていくサポートになるようにしています。

そのため、「脳」という少し珍しい内容をテーマにしています。



共同での体験を通して精神の健康にもアプローチ

ご要望によりますが、多くの場合、体験の時間を長めにとっています。

体験では、「脳と体のチェック」と「体操」を組み合わせており、3つのメリットがあると思っています。

・定数的評価で自分が現在どれくらい動けるのかが明確になり、体操による変化を実感しやすい

・評価を機にチームメンバーと盛り上がる=会話が広がり精神面で良い影響を与える

・その場にいないメンバーや家族にもシェアしたくなることで、体のことを考える時間が長くなる

毎度、大の大人たちがはしゃいで楽しんでいる様子を見ると、とても嬉しくなります。(笑)

1回の講演で人を変えられるとは到底思っていませんが、これまでのアンケートからもポジティブな時間であることは間違いないと思っています。



お話しに伺います!

この秋〜冬にかけて、3社ほどを上限に企業様でお話する機会を増やしたいなと思っております。


時間は、60〜90分程度です。


経営者さんHR担当の方、ご興味あればご連絡くださいませ↓↓


なんかいつもと違う内容のことやりたいなと思われている方には、ぴったりだと思います。(笑)


お待ちしております。


ご拝読ありがとうございました!





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