マガジン

  • Suzukitのよれう日記

    2001年宇宙の旅のHALはIBMの一文字前だと聞いたことがありますが、「よれう」とは「ゆるい」の一文字後、広島という地方都市、とっくに還暦も過ぎたジサマのゆるゆる、だらだらの日々と思いをつづります

  • 地ソース

記事一覧

60対1,769,000

先日新聞を見ていたら、「三島由紀夫賞」「山本周五郎賞」の発表があり、読んでみようかなと図書館に予約を入れたところ、他の予約が入っていなかったのであっさり借りるこ…

suzukit
16時間前

何者でもない

地元紙の1面のコラムには大学の同窓会についてのことが書いてありましたので、以前も書いたことがありますが、自分の同窓会のことも。 来月6月6日に高校の同窓会をやりま…

suzukit
1日前
2

痩せた大地

今年は土筆採り、筍掘りといつになく不調で、なんだかおかしいというのは既に書きましたし、GWに芝刈りをしたとき、この時期に刈っておかないと夏になったら伸びて往生する…

suzukit
2日前
3

嘘ハウス

随分インバウンドの方が増えた。 人類に戦争、なかでも核兵器の恐ろしさと愚かさを知らしめる原爆ドーム。そして平和資料館。 タイトルしゃしはその平和資料館の北側、多…

suzukit
3日前

オーロラの日

先日世界中とはいってもあくまで低緯度エリアでしかありませんから、広島あたりはまったく無関係ではありましたが、オーロラが出たようです。磁気嵐ですね。 ヨーロッパで…

suzukit
4日前
2

本と本、ドットとドット

このところ新聞記事で書店についてのものが目につくようになりました。タイトル写真は私のブックドキアに預けている海外ミステリ書店(この月はウイリアム・アイリッシュ特…

suzukit
5日前
2

異人から始まった

母の日は土砂降りの夕方からこちら見に行きました。 上映前にロビーで入れ替えを待っていたら、この前に上映された映画が終わり、観客が出てくる中に友だちがいました。 …

suzukit
6日前

位(くらい)の意味

いやはや横綱、大関が全滅の初日は昭和以降初とか。昭和以降で初ということは昭和元年が1926年ですから98年ぶり?大正15年にはあったということでしょうか? 私は強い力士…

suzukit
7日前

頼山陽と西郷隆盛

先週の金曜日、私も学んでいる「盛和塾」の流れの勉強会の中四国地区の経営体験発表の会がありました。 6名の各県代表による発表でしたが、私は会社の会議があり、発表者…

suzukit
8日前
1

思いやり もったいない

ETV特集のこちら見応えありました。 もちろん西山氏一家の汚名を雪ぐ(この雪ぐ、そそぐ)という言葉も印象に残ります。 ただこの事件の本質は「沖縄返還密約」で米公文書…

suzukit
9日前
4

経験はなにも教えない

毎年女房の友だちがまとめて購入するワインが来ました。 北海道の蘭越町の松原農園さん。 ワインは週末に頂きました。 松原農園だよりというのも付いています。 読んでい…

suzukit
10日前

1984から2024 明日はどっちだ

確かに傲慢なCMですね 意図したいことはわからないではないが、それまで人々が作り上げてきた文化はレガシーの様々な楽器や器具にインスパイアされて生み出されたもの。そ…

suzukit
11日前

おほほ、えへへ、くほほ、テヘペロ

先日読んだ町田康氏の「入門山頭火」は大変面白かったのですが、山頭火の句は耳にしていてもどういう人物だったかは全く知らなかったので、とても良かった。その時その時の…

suzukit
12日前
1

露!

私の家は曹洞宗ですが、今回神石高原町であったご葬儀も曹洞宗でした。広島にいるとほとんどの葬儀が浄土真宗なので、新鮮でした。 自分の親族以外の葬儀では初体験だった(…

suzukit
13日前
1

旧三和町に

GWのおまけというのは不適切ですが、社員のお父さんが亡くなったという連絡が連休最終日の夕方連絡がありました。 私は社員の慶弔のご不幸の方はお通夜、葬儀には必ず行く…

suzukit
2週間前

ほっけ

昼前に車で出ていましたが、ラジオをつけるとラジオショッピングコーナーでした。 ついつい聞いていると今回のショッピングは北海道産のカレイとホッケの開き(干物)でした…

suzukit
2週間前
2

60対1,769,000

先日新聞を見ていたら、「三島由紀夫賞」「山本周五郎賞」の発表があり、読んでみようかなと図書館に予約を入れたところ、他の予約が入っていなかったのであっさり借りることが出来ました。 日曜日の地元紙には山本周五郎賞をとった「地雷グリコ」の作者である青崎有吾氏の記事が出ていたので、ではこっちから読み始めようとページをめくったのですが、確かに面白いんだけど、山本周五郎賞なのか?と思わずにはいられませんでした。 山本周五郎氏の作品はもともと講談調の語り口で、読みやすいのですが、青崎氏

何者でもない

地元紙の1面のコラムには大学の同窓会についてのことが書いてありましたので、以前も書いたことがありますが、自分の同窓会のことも。 来月6月6日に高校の同窓会をやります。学年の同窓会で、66回卒業生なので、6月6日の語呂合わせ。 実は60歳の還暦の時に計画したのですが、その時はまだ現役なので…と日程調整が出来ず断念。では全員が定年目安の65歳を超えて、66歳になった年(今年)にこれまた語呂合わせでやろうということにしました。 しました、というのは私が幹事役だから勝手に決めたこと

痩せた大地

今年は土筆採り、筍掘りといつになく不調で、なんだかおかしいというのは既に書きましたし、GWに芝刈りをしたとき、この時期に刈っておかないと夏になったら伸びて往生するのですが、だいたいGWは2度刈りしないときれいにならないものが、今年は1度で十分。 それがあって、なんだか大地が痩せているように感じてはいたのですが、近所の竹やぶを見ても軒並み青々とした竹ではなく、黄色く弱った竹林になっていることに気が付きました。 先日旧盛和塾の勉強会で、食品卸の会社の社長さんと話をしていた時にそ

嘘ハウス

随分インバウンドの方が増えた。 人類に戦争、なかでも核兵器の恐ろしさと愚かさを知らしめる原爆ドーム。そして平和資料館。 タイトルしゃしはその平和資料館の北側、多くのインバウンドキャストが一服と、群れているところ。 左手の建物は何?近づいてみると サミット資料館なのだ。19日開館らしい。 そして前日の地元紙のトップ記事が こうもある。 「バイデン大統領は1年前、先進7カ国首脳会議(G7 サミット)で核軍縮文書『広島ビジョン』に合意したが、かろうじて記されていた『核兵

オーロラの日

先日世界中とはいってもあくまで低緯度エリアでしかありませんから、広島あたりはまったく無関係ではありましたが、オーロラが出たようです。磁気嵐ですね。 ヨーロッパではスイスあたりでも見えたそうなので、今更ですが欧州って随分北に位置するのだな、そういえば昔サッポロビールのCMで「ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキ」っていうのがありました。 緯度的に同じこの三都市はビール作りのメッカというわけだったと思います。なるほど札幌の緯度は北緯43度、ミュンヘンは48度、ミルウォーキーは4

本と本、ドットとドット

このところ新聞記事で書店についてのものが目につくようになりました。タイトル写真は私のブックドキアに預けている海外ミステリ書店(この月はウイリアム・アイリッシュ特集でした)。 こちらは庄原の書店さんの話ですが、佐藤さんが依然おられた東城のウィーにも行ったことがありますが、あそこは行くとなぜ書店が地域に必要なのかがわかるような気がします。 本は、ゆっくりと、繰り返し、噛みしめて読むもの(本当は出来れば音読)だと思いますが、今の消費社会は「もっともっと」「はやくはやく」が優先さ

異人から始まった

母の日は土砂降りの夕方からこちら見に行きました。 上映前にロビーで入れ替えを待っていたら、この前に上映された映画が終わり、観客が出てくる中に友だちがいました。 「何見たん?」と聞くと「オッペンハイマー」との事。どうりで出てくる人に笑顔はなく、額に難し気な皺寄せて出てきてましたわ。 「鈴木は?」と聞かれたので「この次のリトル・リチャード」と答えると、相変わらず浮かれた奴じゃのうという視線でした。トホホ。 ですが映画見た後はニッコリしたいですよね。 もちろん映画を見て元気に

位(くらい)の意味

いやはや横綱、大関が全滅の初日は昭和以降初とか。昭和以降で初ということは昭和元年が1926年ですから98年ぶり?大正15年にはあったということでしょうか? 私は強い力士が強い勝ち方をする、いわゆる横綱相撲が大きな柱としてあって、番狂わせはめったにない事だから番狂わせだと思います。今般みたいな強い勝ち方をすべき上位力士が全滅というのは「位」の軽さをただただ感じます。先場所は幕尻の尊富士が優勝しましたが、この所平幕力士の優勝が目立つのは、横綱・大関がただただ軽いということでしょ

頼山陽と西郷隆盛

先週の金曜日、私も学んでいる「盛和塾」の流れの勉強会の中四国地区の経営体験発表の会がありました。 6名の各県代表による発表でしたが、私は会社の会議があり、発表者の誘導の役割もあったので、前半は息子に頼み、私は途中からバトンタッチ。 そのため、私はお二人しか聞けませんでしたが、そのお二人とも素晴らしい発表でした。 来年は山口の塾がご担当頂くそうですが、間違いなくその場に行く人だけが得られる学びの場だなぁと強く思います。 さて今回開催地の幹事の広島からお渡ししたお土産はこち

思いやり もったいない

ETV特集のこちら見応えありました。 もちろん西山氏一家の汚名を雪ぐ(この雪ぐ、そそぐ)という言葉も印象に残ります。 ただこの事件の本質は「沖縄返還密約」で米公文書が公開されたにも関わらず、日本政府、最高裁は書類はあるも、その存在(保管)を認めないというバカバカしい自己保身。 もちろんいまだに続く「思いやり予算」の根っ子でもあります。 なんだか「思いやり」という言葉だと、主体はこちら(日本)で相手(米国)にしてあげる、みたいな印象を受けますが、西山氏の汚名でもあるように、日

経験はなにも教えない

毎年女房の友だちがまとめて購入するワインが来ました。 北海道の蘭越町の松原農園さん。 ワインは週末に頂きました。 松原農園だよりというのも付いています。 読んでいると今年は北海道も随分と天気が不順な春のようで、農場の近くの羊蹄山では遭難者もいたとか。こう諭しています。 「経験はなにも教えない」 古い山の雑誌(「岳人」だったかな)に掲載されていた紀行文で接した言葉です。 大まかにいえば、「こんなケースは、過去の経験から大丈夫だろう」と考えてとった行動が大怪我寸前の事態を引

1984から2024 明日はどっちだ

確かに傲慢なCMですね 意図したいことはわからないではないが、それまで人々が作り上げてきた文化はレガシーの様々な楽器や器具にインスパイアされて生み出されたもの。そのレガシーに対する敬意が皆無という所が、叩かれている理由でしょう。 そのうち生成AIが主流になってきたら、プレス機でつぶされるのは人間かと…。 ジョブスが1984年のNFLのスーパーボウルのCM枠でIBMをぶっ倒すようなスポットCMを流したのは有名ですが、いつの間にか立場は逆転したみたい。人々はアップルにぶっ潰

おほほ、えへへ、くほほ、テヘペロ

先日読んだ町田康氏の「入門山頭火」は大変面白かったのですが、山頭火の句は耳にしていてもどういう人物だったかは全く知らなかったので、とても良かった。その時その時の山頭火の心情を町田康氏は推し量っているが、こういう箇所もありました(無断引用)。 「この時の山頭火の微苦笑を文字で書くと、どのように書くだろうか。「おほほ」だろうか、それとも、「えへへ」だろうか。 私ならこれを、「くほほ」と記す。現今の人なら、「テへペロ」と書くかも知れぬが、これがもっとも山頭火のこの時の心情を表して

露!

私の家は曹洞宗ですが、今回神石高原町であったご葬儀も曹洞宗でした。広島にいるとほとんどの葬儀が浄土真宗なので、新鮮でした。 自分の親族以外の葬儀では初体験だった(と思う)ので、参列しながら要領を知ることが出来て良かったかと思います。もちろん同じ宗派であっても、備後と安芸ではまたやり方も違うのかもしれませんが… ご住職がお通夜の席で「明日の葬儀の手順についてお話をしておきます」と丁寧に説明をされたので、さらに今回の葬儀の流れがよくわかったのです。 まず、故人を仏の弟子にする

旧三和町に

GWのおまけというのは不適切ですが、社員のお父さんが亡くなったという連絡が連休最終日の夕方連絡がありました。 私は社員の慶弔のご不幸の方はお通夜、葬儀には必ず行くことに決めているので、GW明けの7日のお通夜から伺うことに。 ただ実家が広島県内とはいえ「神石高原町」。広島から2時間以上かかります。神石高原町は広域合併したので、目的地は旧三和町。 調べると一番早そうなのが中国道から尾道道に入り、甲奴インターで降り、甲奴、上下経由で行くのが良さそうですが、お通夜が19時から、葬儀

ほっけ

昼前に車で出ていましたが、ラジオをつけるとラジオショッピングコーナーでした。 ついつい聞いていると今回のショッピングは北海道産のカレイとホッケの開き(干物)でした。 そういえばこれも本当かどうかわかりませんが、富山の人は新鮮な魚を食べるので、干物を食べる習慣が少なく、わざわざ長野経由で干物をゲットするとか。少々眉唾ですが、今は流通がふんだんですが、かつてはそうだったのかもしれないな、とも思ううのです。 広島でもよく言われるように三次などの備北地域ではワニ=サメを食したという