「文芸ヌー」と「書き出し小説」
「文芸ヌー」に寄稿しました。書き出し小説の自作をチョイスして振り返るという記事。
デイリーポータルZの「書き出し小説大賞」に投稿を始めて6年以上が経つ。古参投稿者ではあるが毎回採用とはいかず、常連未満ぐらいの立ち位置で、のんびり楽しみ続けてきた。これまでに採用された約130本の中から5本を選んだ。
文芸ヌーとは、主に書き出し小説の常連投稿者が中心となって始まった書きものメディア。天久聖一さんが発起人というか、プロデュースというか。
書き出し小説という発明に対する感謝の気持ちを込めながらつらつらと文を連ねたら、気づけば前回のnote記事とさほど変わらない内容になってしまった。文芸と広告のこと。
天久聖一さんの「ごあいさつ」にはこうある。
文芸というとなにやら高尚に聞こえるけれど、つまりは文をつかった芸である。
私にとって文芸は、芸術というより演芸に近い。
これを読んで思い出したのは、こちら。
芸術と娯楽は太古の昔から手に手を取り合ってダンスをしているのです。私たちが生まれる遥か前に始まり、私たちが滅んだ後も続く永遠のダンスです。両者は仲睦まじすぎてほとんど渾然一体となっている。
文芸ヌー、ほんとにみんな面白いので、ぜひ他の方の作品も読んでみてくださいませ。テキスト遊びのド変態の集い。
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