Last Oasis S5がダメな10の理由
はじめに
私はS1からプレイしていて、S5は初日からやってます。現在はオセアニア系のクランに所属してます。ATLAS以来、MMO サバイバルというジャンルが大好きです。
1 PvE Focusを既存プレイヤーは期待していない
そもそもLast OasisはMMOサバイバルというジャンルで、PvPがメインのゲームです。S5になって、突然PvE Focusという方向性を運営が打ち出してきたことに、既存プレイヤーは困惑しています。
2 PvE ゲームとしての基盤が貧弱
ではPvEジャンルとして期待されることは何でしょう?
キャラクターの成長
新しいアイテム
バリエーション豊かな敵
ダンジョンなどのロケーション
S5のシステムはキャラクターがレベルアップしたからといって、攻略が楽になるかと言われると微妙です。アイテム集めがメインになるでしょう。
では、強いアイテムを手に入れるためには?よりレアリティの高いマップに行かなければなりません。でもPvEマップはノーマルだけです。それ以降は全てPvPマップ、最高等級のレジェンダリーマップに至っては50人Capです。つまりPvE Focusという方針と矛盾しているんです。
そもそもダンジョンや、敵モンスターなどの基盤が貧弱という問題もあります。
3 ゲームコンセプトの崩壊「Burn」
Last OasisにはNomad(遊牧)という大きなテーマがありました。その根幹となるシステムが「Burn」です。一定期間ごとにマップが消滅し、新しいマップが生成されることで、プレイヤーは拠点を構えて定住することができませんでした。ところが、S5ではこのシステムが停止されました。そもそものゲームコンセプトが完全に崩壊しています。別のIPでやってくれ。
4 ゲームコンセプトの崩壊「ベースレイド」
サバイバルPvPの華といえばベースレイドです。ところが、S5ではベースレイドが停止されています。相手のベースが砂の家だったとしても傷一つつけることができません。PvPマップで拠点を構えた真横に、敵対クランがハラス用のFoBを設置してきたとしても、それを排除することさえできないのです。PvE Focusといいながら、Grieferにとって最高の環境が整ってしまっています。
5 難易度曲線 序盤
かなり歪だと思います。裸で棍棒を渡された状態で、Rupuと戦うことになる最序盤はソウルシリーズに近い感覚です。初心者が手探りでやっていこうとすると、かなり長い時間を裸、徒歩で過ごすことになるのではないでしょうか?このゲームはせめてディンギーに乗れないと全く楽しさがわかりません。もし私がS5からソロで始めていたとしたら、ディンギーに乗る前に辞めると思います。
6 難易度曲線 中盤
現在解放されているマップがミディアム難易度ですので、ゲーム的には中盤に差し掛かっているところ、ということにしておきます。設定がおかしいことが多すぎるので、例を一つあげたいと思います。中盤のボスとして設定されているToxic Papak(通称カエル)を見てみましょう。
ノーマル難易度のToxic PapakのHPは8000程度ですが、なんとレジェンダリー難易度では180000にも膨れ上がります。22.5倍です。これはwood dart換算で7200発に相当します。50人 capのタイルだから50人で倒すことを想定して、こんな数字にしているのでしょうか?
別に数値がインフレーションしていることは構わないのです。PvE Focusゲームなら、よくあることです。しかしながら問題はプレイヤー側の強さが上昇していかないことにあります。レジェンダリー等級のDartを使ったところで、ダメージが増えるわけではないのです。まさかとは思いますが、近接武器で戦うことを想定しているのでしょうか?正気?
この調子でエンドゲームにおいてサンドワームと戦うことになるとしたら、私たちは一体何発のdartを用意しておけばいいのでしょうか?
7 クラン規模による住み分けの失敗
タイルキャップ制の導入によって、大規模クランと小規模・ソロクランの住み分けを推奨する試みが、S5以前から行われてきました。これ自体は何ら問題はないと思います。
S5最悪の問題はPvEタイルは全て6capであるという点です。S5開幕当初、私の所属するクランでは、そもそもクランを結成することさえできませんでした。なぜなら全員をクランに招待してしまうと、タイルキャップに引っかかってしまうからです。結局6人クランを10も20も作って、後になって再結成するという無駄なことをしました。
これがPvPタイルなら理解できますが、PvEタイルでこんなことをさせる意味はないはずです。結局、私たちのクランではPvEタイルに資材だけ置くVaultを設置し、PvPマップに活動拠点を構えています。移送の手間だけがかかって、全く意味がありません。何より大規模クランを姉妹クランに分割したGrieferクランが最強ということになってしまいます。すぐにPvEマップのキャップを解除するべきですし、少人数用の高難易度マップを用意するべきです。全く住み分けになっていません。
8 ロビーシステムの撤廃
これまでのマップ移動はロビーシステムが採用されていました。これによって、自分のウォーカーをロビーに(オフラインに)収納しておくことができました。これはサバイバルゲームにとって画期的なシステムで、オフラインレイドを完全に防ぐことができる素晴らしい発明でした。
ところが、何を思ったのか運営はこれを廃止しました。結果として私たちは自分のウォーカーをしまっておくための車庫を作らなければならなくなり、その維持費を払わなければならず、遠くのタイルに遠征した後、気楽にログアウトすることもできなくなりました。今はベースレイドが停止されていますが、これが開始されたとき、私たちはオフライン中に車庫に嫌がらせをされる心配を抱えることになります。PvEタイルでもです。このゲームは無数のGlitchを抱えていますから、壁抜けくらいは簡単にできてしまいます。
スティレット以上の大きさのウォーカーを保有しようとすると、Hangar設計図を集めなければならない点も、非常に気分が悪いです。私はウォーカーに乗って走り回りたいのであって、車庫を作りたいわけではないのです。
ロビーシステムの廃止は完全な失敗です。
9 なぜバランウォーカーが解放されていないのか?
この点は本当に不思議です。ベースに変形するバランウォーカーは素晴らしい発明で、ゲームチェンジャーだったと思います。なぜ現在、このウォーカーを解放することが許されていないのでしょう?これさえあれば、しょうもない砂と木の家を建てることもないのに。この一事でも、運営のセンスのなさ、ゲームに対する理解度の低さがわかります。
10 モンスターのAIが不快
不快な点が多すぎます。以下に並べます。
Rupuのブロックが上手すぎる。ダメージの高さや、HPの多さは許せるが、ブロックが上手すぎるのは理不尽。
後ろから殴りかかっているのに、完璧なブロックを複数人相手にしてのける。目が無数についている達人のようなAI。
シージのエイムが良すぎる。バリスタ、リピーターに関しては吸いつくようなエイムをしている。中国製のエイムボットより高性能。
ジャベリンを投げるな。シージを破壊されて、バリスタから降ろされたRupuがジャベリンを投げるな。シージから降ろした意味がないだろ。
Nurライダーはまともに戦え。特にNurライダーは障害物にはまる以外にまともに弾を当てられない。これ、カウンターあります?
ネットを投げるな。降ろされたオートマトンが破壊扱いになるのはどう考えてもおかしい。
そもそもPvEやるために作られていないモンスターでPvE Focusとか言い出すな。全てのPvEゲームを冒涜している。ふざけんな。
終わりに
S5初日が4388人でした。ウィークエンド無料キャンペーンで6127人に増えましたが、現在は2500人程度がピークです。初日と比較しても6割無いですね。1ヶ月持たないと思います。
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