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小さな今にも枯れそうでも必死に生きる命。
昨日から露地畑でのユリ球根植えを始めました。
雪が無かったのに春の天気は悪くなかなか乾かなかったです。こういうときは焦ってはダメ、じっと我慢しながら昨日やっとの球根植え込みです。
で植えたと思ったら、週末高温の予報。
日よけをかけて、敷き藁をして潅水ホースを這わせて水くれをしよう。
雨がまた降るだろうなんて祈ることよりも、やるべき仕事をどれだけ的確にやったか。と必死に畑に水を回す準備の最中。
右腕の利通君が段取りを進める途中で
『あの 猫が居るんです。』
『猫?』
と山に建ててある資材を格納する小屋の片隅に重なるように子猫。
まだ目も開くか開かないか、、、、鳴き声もしない、、、、。
お腹が上がったり下がったり、、、、。
『生きてる。生まれたばかりか。』
野良猫が産み落とした小さな命。母猫はいない・・・。
誰か 飼ってくれる人はいないか・・・・。
とJAに行って声をかけつつ、水を買って少しでも口を濡らしてあげようかと思いつつも、やはり弱っているんじゃないか。何も口にせずにそこにいたんじゃないか。
どうしよう。どこへ 誰へ。
保健所か?いやダメだ。と調べて見つけた魚沼アニマルサポート。
見つけたスマホ番号へ電話をかける、鳴らしっぱなしで出てくれ頼む。
出てくれました。南魚沼市が拠点だそうで、会員で魚沼市の方がいるけど仕事で無ければ電話に出てくれるかもということで。
5分後、魚沼市在住の会員さん。電話くれました。こういう方はボランティアでこうした猫たちを保護したりしている方々。僕も捨て犬を飼ってきたのでわかる。ホームセンターで待ち合わせ。現場へ直行。
一本目の電話から45分で現場にそういう方が急いでやって来てくれる。
どうしようか、、、4匹もいる。生まれたばかり。
確認の電話でやり取りしながら、連れて行きますと小さなケースに4つの小さな命を重ねてまた母猫がやってきて探しているようなら電話をくれと車で走り去りました。
夕方、LINEで連絡入りました。
生後10日くらい、170グラム。
黒の一匹がオス あとは三匹メス。
ミルクを吸う力がない。一回3グラム程度しか飲まない。
ミルクハウスと呼ばれている子猫だけを集めて世話をしている元動物病院の看護士さんのもとで保護されたそうです。
せっかく繋がった命をなんとかなんとかこのまま繋がってくれるように懸命な世話が開始されたと。
良かった・・・・。
けどまだ全く安心できない状況なんです。
けども、こうした完全ボランティアで活動している方々の動きの早さ。
引き取った後でも丁寧な連絡。
4匹も居たんです。それを一本の電話で駆けつけて何とか助けると即答する一人の女性の姿。
何かとても多くのものを感じることが出来た一日でした。
世の中はあまり明るいニュースもなく、みんなも心を塞ぎがち。
自分がやれることってなんだろう。自分の仕事ってなんだろう。
しっかりやろう。
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