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事故対応について①

事故、、公道を走る以上いくら気を付けていても起きる可能性はあります
いざその時に、どうのように対応するか
少しでもご参考になればと思います

事故発生! その時何をすれば良いのか

事故は意図せず起こります、いつ起こるのか予測は出来ません
ほとんどの方は慌ててしまい、何をすれば良いのか
どうすれば良いのか、、判断出来る状態ではないと思います
怪我をしていれば尚更、、相手が怪我をしていたり交通障害が起きていたり
その場で冷静な判断を求めるのは余りにも酷です

しかし、事前に何となくでも思い浮かべて考えておくと
いざその時に役立つかもしれません

人命が最優先 安全確保をする

バイク屋さんですので、関わった事故に遭われた方はほぼバイクの運転中の事故です
対車でも対バイクでも過失など関係なくその瞬間は身の危険が迫っています
転倒して気が動転していても、まずは自分の命の確保を考えて下さい
そして身体が動くのならば、関係した他者の命を守る行動をして下さい
そして次に交通障害を考えます
交通障害による二次被害を防ぐ、転倒したバイクなどを移動するなどの処置を考えて下さい

必ず警察・救急に連絡を!

当事者が大きな身体的ダメージを負っていない前提で書いております
程度にもよりますが、怪我を負っている場合には救急車を要請してください
同時に必ず警察を呼んで下さい(緊急の110番で良いです)

むやみにその場で交渉しないこと

命の危険、交通や他者への二次被害防止
そして公的機関に連絡、、ここまでくると少し気持ちも落ち着いてくる頃かと思います
同時に色々と心配事も出てきます
怪我はどうなのか、バイクの損傷が、、仕事が出来るのか・・・

被害者側であった場合、加害者側は救護措置が終わったところで
事後について話をしてくるかと思います
逆の立場であっても同様なのですが、その場で解決するようなことは絶対にしないようにして下さい
安易なその場での口約束は、互いに正常な判断が出来ない可能性が高いので
任意保険会社や我々修理工場などに第一報を連絡することで、まずは気持ちを落ち着けてから話をしましょう
損保さんも我々修理工場も、そういう状況には慣れていますので
冷静な第三者としての意見を聞くことで安心されるかと思います
遠慮なく我々に相談して、その場で当事者間で解決など性急に事を進めないようにして下さい
むしろ今後の交渉に支障をきたす可能性が高いので、具体的な金銭・物的保障交渉はしないで下さい

事故現場でやらなければならないこと

怪我などで冷静に行動出来ない状態であれば何もせず救急車を待ちましょう
無理をして行動する必要は全くありません
ある程度冷静さを取り戻している状態でしたら、やるべき事はそれなりにあります
【損保会社への対応】【車体の移送】
この2つが大きな問題です
損保さんへは緊急連絡先に連絡すれば対応を指示してくれますので
その指示に従って下さい
車体の移送については、任意保険の契約でレッカーサービスが付帯していることが多いので
その旨損保さんに伝えておけば対応は早いかと思います
車体の移送先、つまり修理工場への連絡も必要になります
修理工場、つまりウチのような業者に連絡をして受け入れの手配をします
保険でレッカーサービスが無いなど、そういう時にも相談出来るかと思います

事故証明書 診断書

警察を必ず呼ぶ=事故証明が出来る
怪我をした=診断書を取って事故との因果関係を証明する

この2つが無いと、事後の交渉が困難になる恐れがあります
人身事故・物損事故 この2つは全く対応が違うものになります
昨今の事故交渉をみますと、物損事故扱いで治療費は全額保障する
という損保側の交渉も少なくありません
これは加害者側にメリットがある話ですので、被害者側で怪我を負って通院するようなことであれば
人身事故扱いにした方が後の交渉においてメリットがあることだけは覚えておいて欲しいのです
人身・物損の判断はご自身でよく判断して下さい

事故に遭ってすぐにやるべき事、出来る事を記事にしました
事故後の対応は様々ですので、別記事にてご紹介しようかと思います

事故に遭ってやるべきことは
・命を守ること
・2次被害を防ぐこと
・警察を必ず呼ぶこと(怪我があれば救急車も)
・損保さんや修理工場に連絡すること 同時に心を落ち着けること

ここまでやってもらえたら、あとは周りが勝手に動きますので
怪我をしていたら病院へ、不安なことがあれば警察でも損保でも工場でも
相談していただけたら大丈夫です
皆、早期解決の為に即座に動きますのでご安心ください

他山の石として考えおくことの必要性

誰しも事故なんて起こしたくて起こすわけではありませんが
その時に慌てないようにシミュレーションしておくことは無駄ではないかと思います
少しでも参考になれば幸いです

事後処理については、別記事にまとめる予定です


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