子どもが教える学校に参加した子ども達の声/泣けるアンケートってあるのだろうか
子どもが教える学校の鈴木です。
これまで6期、のべ70名の子ども先生達と関わってきて、毎回必ずやっていることがあります。
それが子ども達にこの学校に参加したことで感じたことを書いてもらうアンケートです。
今日は7月に発表をしてくれた、4期の子ども先生12人のアンケート結果をこちらでご紹介します。
◆BEFORE(発表前)
最初は誰もがドキドキと緊張からスタートします。話すのが苦手っていう子も、実は大多数を占めているのが現状です。
では、実際のアンケート結果を見て行ってみましょう!
【1】参加する前、大勢の前で話をすることや、プレゼンをすることは得意でしたか?
平均点 3.5点 (苦手を1~得意を5で評価した場合)
(鈴木コメント)
見事に、苦手な子・普通の子・得意な子が3分割しているといった印象です。
【2】参加する前は「プレゼン」や「人前での発表」にどんな印象を持っていましたか?また「子ども先生」として発表することについては、どう感じでいましたか?
・緊張する。
・自分の好きなことを伝えられるので、楽しみだった。
・少し不安だったけど、だんだんプレゼンをやる勇気が出てきました。
・ちょっと恥ずかしいって思ってた。
・ちょっとやってみたいって思ってた。
・うまく伝えられればとてつもなく良くなるだろうけど、失敗のマイナス面も大きいだろうと言うイメージ
・学校で、結構数だけはこなしているのですが、今回はオンラインでアウェイな環境だったため、本人は開始前に突然緊張したそうです。朝ごはんもあまり食べられませんでした(笑)
・参加する前は緊張するし、少し難しいと思っていました。発表することについても緊張すると感じていました。
(鈴木コメント)
みんな、どこかで人目を気にして恥ずかったり、失敗を恐れたりしているのかもしれませんね・・
◆BEFORE(発表後)
【3】子ども先生として授業を終えた今。大勢の前で話をすることや、プレゼンをすることは得意ですか?
平均点 4.5点 (苦手を1~得意を5で評価した場合)
(鈴木コメント)
ポイントが全体平均で+1点アップ!
苦手・ちょっと苦手と感じる子がゼロに!になりました。
もちろん、これはたった1回の授業経験に過ぎません。ですが、自分の大好きなこと、伝えたい事を授業にして、まずは小さくても成功経験や挑戦経験を積むことがとっても大事だと考えています。
小さな出来た!がまた次への自信へつながっていくと思います。
【4】実際に、「子ども先生」になってみて、たくさんの人の前で話をしてみて、どんなことを感じましたか?
・自信が持てるようになった。話す事が楽しかった。人の反応と面白かった。
・Zoomはお客さんがミュートになっているから、すぐに反応が返ってこないので恥ずかしかったけど、チャットでいろいろなコメントをもらえたので嬉しかった。
・人前で話しをするのがとても楽しいと思える事が出来ました。
・モヤモヤがふっとんでスッキリした!人の前で発表するのに抵抗を持っていたけど、恥ずかしい、やりたくない、がふっとんだ?
・嬉しい気持ちと緊張する気持ち、この技術があれば学校のルールも変えられるのではないかなと思った
・特に楽しかったのはやっぱり実際発表するときが楽しかったです。人に伝わることが嬉しかった。
・伝えることが大切だということ
・「やってみれば何とかなるとことがわかった」と言っていました!
・自分の好きなことを伝えるのはとても良いし、楽しいと感じました。
・やったあと、プレゼンすることか大丈夫になり自信がついた
(鈴木コメント)
そう伝える事って実は楽しいのです!きちんとしなくちゃ、正しくなきゃ、間違えてはだめ!そんな伝えることに対してのネガティブなイメージを、子ども達がこの学校でひとつでも払拭してもらえたのなら。
子ども達は素直に「楽しい!」そう言えるようになるのです。
【5】「プレゼン」についての印象が変わったことがあったら教えてください。(内容を考えること、人前で話すこと、資料を作ることについて)
・パワポに興味を持った。長い文だし、学校では本格的に作文書くことがないので、ちゃんと言葉にする事がこんなに難しかったんだー、と思った。
・相手に分かりやすく資料をつくることがめっちゃ難しかった。特に話の流れをつくるときが大変でした。
・プレゼンをすることと一緒に資料の作り方も学べた。資料の作り方の順序とかポイントとかここに置いたらいいとかの場所(ページ作り)など。
・資料は台本ではなく手助けになるものだと知った
・プレゼンに、相手を行動させるまでの力があることにも驚いた
・難しそうだと思いましたが、実際やってみるととても楽しかったです。
・最初は緊張すると思ったけど、話してみると全然緊張しないことがわかりました。資料を作るのは難しいと思っていたけど、楽しくできました。
・沢山の人前で話すことが苦手でないと気がついた
(鈴木コメント)
実は、小学校や中学校でも「どう伝えるか」について一生懸命考える時間はそんなにありません。子どもが教える学校では、みっちり三週間。自分の伝えたい事をどうやって伝えるか、何を伝えたいか、を向き合っていきます。
それは、大きな声で話す、資料をかっこよく作る、論理だてて話すというようなテクニックではありません。ぐーっと自分の気持ちに潜って伝えたい気持ちを言葉にする、そうすると、意外や意外、たくさん伝わるんだということを子ども達は体感通して理解します。
【6】この、みんなで作ってきた「場所」について、どんな場所だと思いますか?何を学び、何を身につけましたか?
・コミュニケーションのアイデアを教えてもらう場所。
・学校と遊び場が混じった楽しいところ。
・人それぞれ違うことを話して、違う話だからこそいろいろなことが聞けた。
・分かちあえる場所
・プレゼンのやり方を学び、プレゼンをもっとしたい!という気持ちを身につけた
・プレゼンには意志が重要だと学んだ
・プレゼンを学び発表を身に付けた。他の人がいることによって刺激を受けた。
・楽しい場所
・安心して一緒に成長していける、ゆるく繋がれる仲間づくりの場
・自分の意見が言えて楽しい場所だと思います。時間の使い方(準備、プレゼン)を学び、自信を身につけました。
・プレゼンの楽しさ
(鈴木コメント)
大人のみなさん、学校以外にこんな場があるとしたら、ちょっとうらやましくはありませんか?
【7】この「子どもが教える学校」を「こんな人にすすめたい!」って人はいますか?どんな人にすすめたいですか?
・もりっちとか。笑(作文を書くのが好きな友達)
逆に作文が苦手で絵とかで伝えようとする子とか。
・コロナの自粛中からストレスがたまっている友達にすすめたいです。
・学校の友達や先生や、日本語が通じる外国人。
・みんなに自分が伝えたいことを伝える勉強ができるから。普段自分が話すのが苦手な人も時間をかけて上手くなり、伝えたいことを伝えられる。
・プレゼンを恥ずかしがっている人
・弟と、学校の先生に生徒になってもらうのを勧めたい
・発表の苦手な人に挑戦してほしいです
・話すことが苦手な人、考えることが好きな人
・小学校のベテランの先生方
・私みたいに○○オタクの人に勧めたいです。
・プレゼンか苦手な人や緊張してプレゼンがうまくいかないと思っている人
(鈴木コメント)
だそうです・・該当する方、ぜひ子ども先生になってみてください^^
【8】ここで学んだことがもしあったとしたら、どんなことに活かしたいと思いますか?
・学校の発表。意見を言う時。生活の中で。
・ひとに伝えるときは話の流れが大事だと思いました。聞くのが初めての人もいるし、すごく詳しい人もいるから、相手のことを考えたいと思いました。
・今度何か発表するときに活かしたい
・実際に社会に出た時や、提案や改革をする時に活かしたい
・大勢の人の前で話すときにいかしたいです。
・将来自分の考えを理解してもらうこと
・今後の子育て
・自分の未来に活かしたいです。
・新しい国にきた人にその国の良さを紹介したい
(鈴木コメント)
う・・泣けます。たった1回の授業の経験、でも自分の好きな事や伝えたい事を人に伝えられた経験、伝わった・・と実感できた経験は、きっと今後の子ども達の人生のどこかで勇気になることを切に願います!
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