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子どもも大人も、ぐるっとつながる循環型の場

子どもが教える学校は、子ども達が先生となり「自分の好きなテーマ」で授業を展開する学校です。


この場では、大人が生徒です。大人にはない感覚・感性、子ども達しか知らない知識から大人が学ぶのです。

この場は、子ども先生なしでは成り立ちません。大人生徒のみなさんなくしても、子ども達の学びは成り立ちません。子ども先生・その保護者・大人生徒のみなさん、誰一人が欠けてもこの場は成り立たないのです。

自然界の食物連鎖のように、互いが互いを必要とし、その絶妙なバランスの上で成り立っている、【循環型のコミュニティ】が出来ています。

私は、このプロジェクトが子どもも大人もある意味「熱狂」し、「夢中」になっている一番の秘訣はここにあると思っています。誰もが、誰ものステージで演者として輝ける、そういう場が作れてる、そう自負しています。

今日は、この場に参加している【子ども先生】【その保護者】【大人子どもの生徒のみなさん】それぞれについてちょっと書いてみたいと思います。

まずは、これを読んでいただいている方が一番イメージつきやすい【大人子ども生徒のみなさん】についてから書いていきますね。

子どもが教える学校って何?大人単独参加でもいいの?
そう思っている方にはぜひ読んでいただきたいです!

【演者1】生徒のみなさん(大人&子ども)

これまで3期累計で850組の方にご参加いただきました!そのうち、大人単独参加の方は4割ほど、また2回以上のリピート参加の方が4割の人気授業です。

大人子ども生徒のみなさんは、ZOOMでこの場に参加します。100人参加者がいらっしゃれば、ZOOMの分割画面に100人のお顔がずらっと並びます。授業をする子ども先生もその1マス、進行を司る私もその1マス、そして全国から参加される「大人子ども生徒のみなさんも同じく1マス」です。

子どもが教える学校は、誰かひとりが教壇に立つのではない、みんながフラットに参加できる場です。音声マイクこそは子ども先生のみがONですが、大人子ども生徒のみなさんも、その場で「ZOOMのチャット機能」を使って、その場で感想や質問をどんどん書き込んでもらいます。

授業の中で感想や質問はどんどん取り上げ、双方向でのコミュニケーションをとにかく心がけています。

そして自分のメッセージを授業にし発表する、10代の子ども達。その姿に大人の多くは心を揺さぶられるようです。

1)子ども先生の授業に感化され、大人子ども生徒のみなさんの発言も活発

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参加者である生徒さんが蝶の標本を見せてくれました
この学校が楽しかったらしく4期には子ども先生として参加予定!

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子ども先生の似顔絵を即興で書いてくれるイラストマスターちゃん
これまで3期の授業ほぼすべてコンプリート参加かな?

2)大人たちの授業後のアンケートもいつも熱い!

昨日は素敵なプレゼン、本当にありがとうございました。今日になっても感動覚めやらず、聴こえてくる音楽までもが新鮮で、子ども先生から教えてもらったことの大きさを実感しております。
5人の孫がいるおばあちゃんです。(中略)新しい事も取り入れながら、お互いを尊重し思いやりのある社会になったらいいなと思っています。これからを担う子ども達、大いに自分を発揮して頑張ってください。
伝えたい事が、しっかりと真っすぐに届いてきて勉強になりました。大人は世間の声が気になって、つい軸がぶれぶれになりがちだけど、周りは関係ない、自分がなにを伝えたいのかだけが大切なんだと気づかせてもらいました。
コミニュケーションの多様化を目の当たりにした気がします。 これからの子供の世界は広いですね! この企画でどこにいてもどこの人にも好きなこと、興味のあるものを伝えることができることを子供のうちに知ることができる。素晴らしい!時代の違いに羨ましいとも思ってしまいました。 この大舞台での経験はこの企画がなければなかなか得られません。小さな心に刻まれるこの体験は生涯の財産になるでしょう!
はじめは、子どもの発表を見守る親戚のおばちゃんのような感覚で、拝見していましたが、授業が進むにつれすっかり教室の机で学ぶ生徒になっていました。

また、授業を参加されている方もぜひ「伝わる側」に回ろう「行動」しようと私は毎回の授業で呼びかけています。というのも、子ども先生たちは、緊張しながらもがんばって大人たちの前で授業をしているんですよね。それは、いつもだったら学校の授業を聞く側から「伝える側」に回る大チャレンジです!

そして子ども達には伝えることで「誰かの行動を引き起こそう!」といつも話しています。それがプレゼンテーションの目指す、最高のゴールだとも!だからこそ、子ども達の授業を最高の成功に導くためにも、「大人のみなさんもぜひ、この授業で感じたことがあったら行動に起こしてくださいね」とお声がけをしています。

また、これは裏を返せば、子ども達の授業を成功させるためには「大人のみなさんの存在は欠かせない」というメッセージでもあります。

子ども達は、勇気をもって授業をしていき、反応があることで、これでいいんだ!これがいいんだ!と自信が持てます。大人は、子ども先生の授業を聞くことで、忘れていた感覚を思い出したり、やりたかった夢に着火したり、心に変化が起きます。それが行動にもつながります。

この場は、大人も子どもも、双方の存在があってこそ、最大の自分の学びや変化を実感できる場なのです。

(これってこの学校だけじゃなくて、私たちが住み暮らす世の中そのものと一緒ですよね、それを小さな環境で、初めて会い、年齢の離れた様々な人同士で実感しあえるのがこの場なのです)

3)授業後の大人生徒のみなさんの変化や行動を少しシェア

↓ お子さんとご参加くださったライターのはる菜さんは、感動の様子を雑誌「LEE」のWEBサイト記事に載せてくださいました

↓ 塾の先生である小陳泰平さんは、とっても読み応えのある、そして美しい言葉で子どもが教える学校で起きていることを「分析レポート」として書いてくださいました

また、それだけではありません。FM宝塚さんのラジオ出演枠を交渉して取って来てくださった方もいらっしゃいました!涙(私、鈴木、電話で生ラジオ出演しました!)

その他にも、社内の朝礼で「子ども先生から学んだこと」を社員にシェアしましたとか、自分の夢に向けて動き出したとか、嬉しい報告も得ています。

↓イラストマスターちゃんもいつもインスタに絵をあげてくれています


みなさん、SNSやマスコミでの放映などをご覧になって参加された、はじめましての方がほとんど。だけども、こうやって温かな場が作れているのは、本当にご参加くださっているみなさんのやさしさのおかげだなぁといつも感謝の思いでいっぱいです。

そして、毎回約4割の方がリピーターさんというのも、私にとってはとても嬉しいことです!

さてさて、長くなりました。ご参加者の方に起こる変化はこんな感じです。
次回は、子ども先生とその保護者の方の変化について書きたいと思います!


子どもが教える学校

毎月第1土日に開催です!
次回は9月!!
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【プロフィール】
 鈴木深雪 東京都日野市在住
 小学2 年生男子を子育て中の働く母。
個人HP)https://himotoki.com/
大手印刷会社に 16 年勤務そこでのプレゼンテーション/資料作成スキルを活かし、思考整理サポートや資料作成代行業務で独立。 7 年間の子育てで学んだのは「子どもが大人に最大の学びをくれる存在」であること。いつか子どもが先生の学校をやりたいという夢と、学校休校への子どもたちへの思いが合致し、本プロジェクトを 2020 年 3 月に立上げた。
その他、ライフワークとして、働き方をテーマとした東京都日野市主催セミナーへの登壇や、 NHK 番組「おはよう日本」への出演実績あり


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