2020年こんなに名残惜しい年はないかもしれない・・


世界中にたくさんの出来事をもたらした2020年がもうすぐ終わろうとしている。あんなに翻弄されたたくさんの出来事がまもなく「過去」のことになろうとしている。

なんか不思議なんだけど、この1年にたくさん感じたこと、思ったこと、
気づいたことを忘れたくなくて
、この1か月はノートにずっと筆を走らせている。

たくさん心の内で起こったことを、過去の事にしたくないから。きっとこれからの未来に道迷った時に、進むべき方向性を照らしてくれる、そんなヒントが今年1年に詰まっていると思うから。

このnoteを読んでいる方もぜひ、今年感じたこと・思ったこと・得たことを走り書きできでいいのでメモしてほしいなって思う。きっと、先のあなたのエールになるフレーズがあると思うから。

   

1.そんな思いを込めて綴る1年


STAYHOME・ソーシャルディスタンス・休校・リモートワーク、そして・・・見えないものへの恐怖

失われた習慣や文化はたくさんあれど、その中で私が一番思い出したのは自分の中の「パワフルさ」だった。

私だけじゃない、この世の「誰もが」パワーに満ち満ちていて、何だって作り出せる存在なんだ、そんな忘れていたことを思い出した。

それが私のこの1年の大収穫だった。


1月~2月
 時限がゆがむような忙しさ
 頭の中を紐解く、ヒモ解き100人斬りを完走

画像1

思えば私はこの時からすでに引きこもりで・・w 
Withコロナに向かってたようにも思う。

3月
 ヒモ解き終わりでぽっかり穴が開いたところに
 やってきたSTAYHOME、1人の少年の勇気に
 インスパイアされ、10代向けにプレゼン講座を実施

【10代のためのプレゼン講座】 == 両日満席となりました ありがとうございます! ==    会社員時代に何が好きって、 プレゼンテーションが一番好きだった。    自分で練った提案を お客様に大切に伝わるように説明して、 最初は腕組み...

Posted by 鈴木 深雪 on Wednesday, March 11, 2020
プレゼンは20年近く生業としてやってきたものの、子どもたちに向けてやることができたのも「コロナ休校」という後押しがあったからだったな~

4月
 たくさんの子ども達に学校以外の
 自己表現の場をと「子どもが教える学校」を立ち上げ
 緊急事態宣言の翌日に骨折、2カ月の松葉づえ生活へ

5月
 子ども先生の活動がフジ・NHK・東京新聞掲載
 300人もの方が授業を観覧

8月
 多くの人にもっと届けたいと、活動を
 休校中に関わらず継続していくと決断。
 ホームページも立ち上げ↓



10月
 過去の子ども先生の授業がひとつのきっかけで
 都内公立小学校での連続授業がスタート



12月現在
 子ども先生は70人、大人生徒はのべ1400組
 子ども先生関連のワークショップは全100回開催
 大人向けに「聞く力」を育むライブ配信は連続100回越え
 傍でずっと見続けてきた小2息子にも変化の兆しが



2020年の初め・・こんな2020年をまったく予想しなかった。STAYHOMEの3月、突然の強制STOP。いいようのないさみしさに見舞われいた私も、こんな展開1ミリも予想しなかった。

だけどそんな未来がその先には存在した。人間の頭であれこれ思案し、プランニングし・・それをはるかに超えた想像以上の1年となった。

2.2020年が私に教えてくれたこと


外に出られなくたってネットで人とつながれる!
自分の言葉でこの指とまれと発すれば、同じ思いの人とつながれる!
年齢も境遇も関係ない、心から分かち合え、夢を語りあえる仲間!
それらをいくつになってもできる!言い訳など通用しない!


そんなことをプロジェクトを通して本当にたくさんの方との出会いを通じて
学んだ1年間だった。

皮肉にも・・

人生において1番家に引きこもった1年、2カ月間松葉杖生活で暮らしもままならなかった今年こそが、人生で一番たくさんの出会いに恵まれた1年だった。

物理的な境遇、条件、過去の経験・実績

それらの力の及ばぬところがたくさん起こった今年。

だからこそ、どう「未来を意図」するのかどう「クリエイト」していきたいのか、未来につなげていく「意識の力」「言葉にそれを込める力」が求められることをすっごく感じた1年だった。

世界がゼロベースで覆されるようなそんな時代においては、この意図して意識する力のほうがどれだけ強力かを身をもって経験した。そして、その力は私だけじゃなく、子どもたち含め誰もが持っている力だとも痛感した。



3:私が未来に持っていきたい言葉


私が今年学んだことを言葉にしたためると、下記になる。

私たちは何だってできる、
パワフルな存在なんだ。
だからこそ描きたい未来を
自分の言葉で声高に語っていこう。
恐れることなく人に伝え、
必要な人とつながっていこう。



これって実は、いつも子どもが教える学校の中で子どもたちに伝えているメッセージでもある。私が子ども達に伝えているメッセージそのものを、私もこの1年身をもって体験した。

2021年もこのメッセージをさらに子ども達に伝えていきたいし、もしこの先の未来に、私が道迷うことがあれば、その時の自分に送りたいとも思う。

2020年本当にいろいろあったけれど、とっても最高の1年でした!

出会ってくださったすべてのみなさま、活動を応援してくださったすべてのみなさま、子ども先生と保護者のみなさん、本当にありがとうございました!

2021年も、もっとありたい未来をクリエイトできるように走ります。私たちは誰でもその力を持っているのだから。


2020年12月31日
ヒモ解き職人/子どもが教える学校 主宰
鈴木深雪


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