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卒業生の男の子の手紙に号泣した話/正解を追い求めずにもっと自由に


こんばんは、子どもが教える学校の鈴木です。
先日のこと、私のもとに小学校4年生の男の子から1通の直筆の手紙が届きました。

「きんちょうしている子に素晴らしくなくていいんだって言ってください。勇気さえあればできるんだって。」

今日の話はぜひ【子育て中の方】に読んでいただきたい内容です。


この手紙は、子ども先生の卒業生の男の子からの手紙でした。

自分の好きなことや考えていることを5分間の授業として発表する、子ども先生の経験。

その経験をもっとたくさんの人に体験して欲しいんだけど、どうしたらいいと思う?

そんな私の投げかけに思わず筆をとって送ってくれた手紙に書いてあったのが先に書いた一節です。

みんなもしかすると緊張したり、自信をなくしてるかもしれない、だから鈴木さんに声がけしてほしい!そんな内容でした。

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手紙全文はこちら(許可済)


私はこの手紙をもらって号泣してしまいました・・

この卒業生の気持ちと行動力に。

そして、

人生これからの10代の子ども達がすでにどこかで自信をなくして、モジモジしてしまっている現状を想像して涙が溢れました。

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正解があるということは「評価」や「順位」のある世界です。

だからこそ、「人前で授業」ってなると、

・うまくできなきゃいけない
・緊張してはいけない
・いい話をしなければいけない


そんな思いが無意識に発動するのかもしれませんね。

それって、とっても窮屈で苦しいなって思います。

可能性をどこかで閉ざしちゃっているなって思います。

なぜって、まだ10代ですよ・・!!!!こんなに可能性に満ち満ちているのに。

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私は子ども達をそんな「既定の枠」から外してあげたくて、子どもが教える学校をやっています。

・テーマも自由!何を話してもいい!
・学校では持ち込みを禁止されているゲームやマンガでも!
・学校や大人への意見や不満でもいいよ!


だって、そもそも人生自体がとっても「自由」なもので、自分の意思に沿って「自らドライブ」させていくものだから!

その代わり、自由に進めるために欠かせない、あるコツについては、きちんと子ども達には伝えています


だからこそ、少なくとも私が主宰している学校、この場では、みんなが「先生」なんだからと私は繰り返し子ども達に伝えます。


正解はない

だってその子の正解を大人が示せるわけないでしょう

自由にしていい

だってその子の人生に制限かける権利、誰が持てるっていうの


そうやって繰り返し繰り返し、3週間の準備期間をかけて、子ども達にこれらのフレーズを声がけしていきます。


「正解はないよ」「自由だよ」

文字面だけではなく、体感としてこの感覚を子ども達にインストールしてもらっています。

みんなは、今のままでもすでに誰かに気付きや、学び、勇気や行動をうながせるすっごい存在なんだよって^^

そうやって3週間で自信を育み、それと同時に自分だけの伝えたい思いも育てていけば、みんな5分間の授業を立派にこなせます。しかも、どこにもない世界でただひとつの自分だけの授業です。


そして、彼らに頻繁にかける言葉は、子どもが教える学校に仮に挑戦しなかたっとしても、すべての子ども達に私が等しく声がけしてあげたい、フレーズなのです。


みんなはそのままですごい!
だからやりたいことに躊躇せず飛び込め!
誰の顔色だって気にするな!

(おっと言葉が過ぎました・・)


私はこの子どもが教える学校を届けたい子ども達は、特にこんな子たちです。

・普段の学校を窮屈に感じている子、
・学校の勉強がつまらないって感じている子、
・人の事が気になって自信がない子、
・熱中することがあってもオタク気質でなかなか周囲の理解が得られない子、


そんな子にこそ来てもらいたいなって思います。

(もちろん、学校大好き、勉強大好き!も大歓迎ですよ^^多分そんな子は楽しくてたまらないと思う!)


自分だけの世界でずーっと熱中しているゲームやマンガでもいい、誰にも理解されないマニアックな趣味や主張、そのことを表現してもらいたいなって思います。

ひとたびそれを表現してみたら、自分だけの閉じた世界から、誰かとつながる広い可能性がつながっていることを肌で感じてもらいたいなって思います。

人生って可能性に満ちてるんだー!って絶対心が気づくと思うから!^^

【さて】
ここまで読んでいただいた方にお願いがあります。


子どもが教える学校をもっとたくさんの子ども達に届けることに、ぜひ力を貸してください。

子どもが教える学校は、本当にたくさんの大人の方にコンセプトや意義を賛同いただいています。本当に感謝しています!

「私の子ども時代に欲しかった・・」という言葉が一番たくさんいただくフレーズでもあります。だからこそ、かつて子どもだった大人のみなさんの力を貸して欲しいのです!

みなさんのお子さんの中に、またお知り合いの方でこの学校が必要な子がきっといるはずだと思っています。

ぜひみなさんの子どもの頃の体験や思い、そんなことを含めながら、ご自身の言葉で子ども達にこんな場所があるよ、と話してもらえると嬉しいです。

【参加しなくてもいいから】

こんなに自由な場があるんだということを知ることは、きっと子ども達の心を軽くしてくれるんじゃないかな、私はそう思います。

【ご案内1】

子ども先生に興味ありそうなお子さんには

子どもが教える学校の先生募集中!

現在第7期の先生達を募集しています。初回の講座は「プレゼンテーションの基礎」をお伝えします。

その後、希望の方には3週間かけて子ども先生の準備を一緒に伴走します。

「10代のためのプレゼンテーション講座」
・10月15日木曜日 19時~21時
・5000円/式
  
詳細はこちらから


【ご案内2】

まずはどんな場かをチラ見!

いきなり・・・という方には、今週末にある「子どもが教える学校」の授業にぜひ誘ってあげてください。

10日土曜日、11日日曜日の午前中に小学校高学年の子ども達が授業をします!ZOOMで家から、無料で参加できます。下記のご登録後、視聴方法をメールでお送りします。

10月10日土曜日 10時~12時
 ご登録サイト⇒ http://ptix.at/NunB3e
10月11日日曜日 10時~12時 
 ご登録サイト⇒ http://ptix.at/Chpt97

なかなかユニークなテーマが揃ってますよ!

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ぜひぜひ、みなさん近くにいる大切な子ども達に伝えてあげてください。もちろん、子どもが教える学校は大人の方の単独参加も大歓迎です!


さてさて・・・明日からは、子どもが教える学校がもう一段、大きくなるプロジェクトが始動します。

それはそれは・・「子どもが教える学校、いよいよ公教育へ!」
ふふふ♡またご報告しますね!


【現在、鈴木校長チャレンジ中!連続ライブ22日目更新中(10/8現在)】

朝8時30分から20分間のLIVE配信中!テーマは「子どもの好きを引き出す質問力!」無料ですのでぜひお気軽にご参加ください。

◆参加方法1
∇Facebookにて(グループ申請ください)
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◆参加方法2
∇Youtubeでも(読者登録をぜひ!) 
https://www.youtube.com/channel/UCpWLJVHKDuD4bN72e92e8UQ


子どもが教える学校 鈴木深雪

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