~表現したいはシンクロする~子どもが教える学校3期【Day1】
こんにちは、
子どもが教える学校 校長の鈴木深雪です。
子どもが教える学校、
【第3期】が今日から3日間に渡り
スタートしました!
初日は90組近い方が全国から
参加くださいましたよ。
ずらーっと全国から90組の方のお顔が
パソコンの画面上に並びました!
5月30日/31日の回のご参加間に合います!
1:今回お届けの6つの授業
今日は小学校2年生~6年生までの、6人の子ども先生が授業をしてくれました。こちらが授業タイトルです。
テーマは、「ゲーム」「マンガ」「キャラクター」「自然」や「なわとび」についてと実に様々。学校の教科とはまーーーったく違う、世界でひとつだけのオリジナル授業です。
2:オリジナル手作り授業
授業で使うスライドもみんなの手作りです。Powerpointを使って、また手書きと組み合わせて、子どもならではの自由な発想の資料をぜひご覧ください。(大人のプレゼンテーションの枠が外れます・・!)
▼「仲良くしよう、動物と人間」/小4ゆうまくん
ゆうまくんの自然保護に関する授業は「もし、自分が絶滅危惧種だったらどうですか?」と究極の問いを投げかけるところから始まります。人類より、長い歴史を持つ動物たちを、後輩である人間たちが絶滅に追いやろうとしている、こんなに悲しいことはない・・とも。そんなメッセージを核に、「地球温暖化バイバイ法」「海洋プラバイバイ法」というオリジナルの自然保護アクションを授業にしてくれました。
▼マンガ「スパイファミリー」の魅力について/小6ののちゃん
大好きな「スパイファミリー」というマンガについて、切り貼りしたイラストと、自分で描いた可愛い絵を組み合わせて、授業してくれました。「殺し屋」というちょっぴり怖いテーマでありながらも、どんなに面白いギャグマンガなのかを、たとえ話も含めてお話してくれました。「マンガ評論家並み」に面白さを分析する姿は、「洞察力」や「伝え方の熱がすごい」と大人たちもうならせましたよ。
▼ゲーム「あつまれどうぶつの森」を一緒に/小2いろりちゃん
大ブームゲーム「あつまれどうぶつの森」の授業をしてくれました。が・・!いろりちゃん本人も、実は一度もこのゲームをやったことがないとか!?!?Youtuberの人がプレイしている動画を見て学んだことと、それを見ながらエアコントローラーで遊んだこと(=要は見よう見まね遊び)を発表してくれました。1度もやったことのないゲームを授業テーマにしちゃう!大人じゃなかなか考えつかない視点ですよね。脱帽・・
▼「マインクラフトはただのゲームじゃない」/小3たいきくん
マインクラフトって「ただのゲームじゃなくて」なんでも作れるゲームなんだよ。作ることが大好きなたいきくんが、体いっぱいで表現してくれました。マイクラが好きすぎて、お小遣いをためてパソコンを買ったり(驚)、英語を勉強する気になったりといった、仰天エピソードにチャットはにぎわいました!
▼ぼくが大好きな「なわとび」/小4たいようくん
大好きで夢中になっているなわとびについて授業をしてくれました。
自分自身となわとびの「ストーリー」から、なわとびの種類までを詳しく説明してくれましたよ。よ!なわとびマン!また、動画でも紹介してくれた「なわとびを使わずに、手でひざをタップ」してリズムをつかむ、オリジナル練習法も必見です!!大人の参加者からは、やってみようかな!なんてコメントもたくさん!!
▼大人も楽しめる「ポケモン」/小6みゆなちゃん
みゆなちゃんは大好きなポケモンについて。なかでも、ポケモンは子どもだけのものじゃない「大人もたっぷり楽しめる魅力がたくさん!」ということで、大人のためのおすすめポケモンを授業してくれました。おすすめキャラクターや、大人でもおしゃれに着れるお洋服などの紹介に、チャットも盛り上がりましたよ~!
2:伝えたい気持ちが心を動かす
子ども先生が届けてくれた授業は、通り一片の授業ではありません!ここまでの3週間の間、「一番伝えたい事は何?」「それはなぜ?(気持ちや経験を教えて)」という問いを何度も繰り返しながら、ここまで準備してきました。
きっとご参加者の方にも、子ども達の大好き!伝えたい!受け取って!という気持ちが十分に伝わったと思います。
ZOOMのチャットは終始にぎわっていましたよ~
どういう魅力があるのか、その伝え方の熱がすごい!
子ども達ががマイクラにはまっています。どんなものか初めて分かりました^^
マインクラフト、知らなかった〜!教えてくれてありがとう。ゲームぜんぜんやってないから、新しい世界を知りました。
すごい、自分の思考の変化がなぜ変わったかを客観的に捉えられていて、びっくりしました。
みんな自分で楽しみかたを見つけることができれば、どんなことが起こっても不安にならないね
こんなにかわいいプレゼンがあったのかーー
自分が絶滅危惧種だったらどう思うか?という視点がすごい!
大人の方たち、多いに刺激を受けたようです!また、子ども先生に刺激を受けたのは、大人だけじゃありませんよ!
3:画面の向こうから次々と「表現したい!」
子ども先生が自分の言葉でイキイキと、思いや考えを表現してくれる。この熱って、画面を通じても伝わるんですよね。生徒として参加されている多くの方から、「ぼくも・わたしも 表現したい!」そんな手があがりました。
▼こちらは絶滅危惧種の授業を受けて。
娘さんとお母さんとで一緒に作った、貴重な蝶の標本を見せてくれました。
これは標本制作途中・・
こうやってその場で出して見せていただけるのって、自宅で受講できる授業ならではの良さですよね~。娘ちゃんもお母さんも、本当に蝶が好きなんだなーというのがよく伝わってきました。
▼かたつむりを見せてくれたり、トカゲ?を見せてくれたり、
授業は途中から一瞬昆虫館になりましたw
またこんなお子さんも!
▼授業の子ども先生をイラストにしてくれる「イラストマスター」も誕生!
ゆうまくんをイラストにしてくれました!イラストマスターちゃんは、GW明けの2期の時も参加してくれて、子ども先生の授業を聞きながら、イラストにしてくれたのでした。(ゆうまくん命名:イラストマスター)
▼即興でキャラを描いてくれる女の子も現れました
4:表現したい気持ちはシンクロする
子ども達を見ていると、つくづく人は「表現したい」という気持ちを持っているんだなと感じます。自分が感じている事、思っている事、好きな事、きっとだれもがだれかと共有したい、そんな思いを根底にかかえているんじゃないでしょうか。
だからこそ、こうやって何十人もの人たちの前で、勇気をもって発表している子ども先生を見ると、「子ども達の表現したい」のスイッチがシンクロするんだと思います。
そして実は大人の方も同じ。
手を挙げられる方は少ないですが、自由に感じたことを書いてくださいというチャットは、大人たちの感想で読むのが間に合わないほどです。どの方も、子ども達の授業を通して感じたことを、本当にストレートに素直な気持ちをつづっていて、チャット欄は終始温かい気持ちで溢れているのですよ。
伝えること、それが持つ底力に毎回驚かされるばかりです。
リアルに会ったこともない人でさえも、こんなに伝える事で相手の心を動かすのですから。
今シーズンの子ども学校は始まったがばかり!あと2日間も駆け抜けますよ。
と、同時に私はこの活動を「どう広く多くの方に伝えていくか」「必要とする子ども達に届けていくか」をより真剣に考え始めています。ぜひいいなと感じたら、この記事や活動をシェアいただけると嬉しいです!
というタグをつけていただければ、かならず見に行きますね。
5月30日/31日の回のご参加間に合います!
【プロフィール】
鈴木深雪 東京都日野市在住
小学2 年生男子を子育て中の働く母。
個人HP)https://himotoki.com/
大手印刷会社に 16 年勤務そこでのプレゼンテーション/資料作成スキルを活かし、思考整理サポートや資料作成代行業務で独立。 7 年間の子育てで学んだのは「子どもが大人に最大の学びをくれる存在」であること。いつか子どもが先生の学校をやりたいという夢と、学校休校への子どもたちへの思いが合致し、本業のかたわら、ボランティアで「子どもが教える学校」プロジェクトを 2020 年 3 月に立上げた。休校期間中の親子の反響を呼び、3日間で500組が参加。「めざましどようび」「NHK全国ニュース」「東京新聞」などに取り上げられる。
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