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キャプテンに必要な3つの心構え!

こんにちは、鈴木康太です。

「剣道が面白くなるブログ」というキャッチコピーで、剣道に関する記事を毎日更新しています。

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今回のテーマは「キャプテン」です。

皆さんはキャプテンの経験がありますか?

今キャプテンをやっているという方もいれば、キャプテンとは無縁だという方もいると思います。

しかし、チームを上手く回していくために、キャプテンのことを理解しておくことは大切だと考えています。

僕自身、小学2年生で剣道を始めてから、何度もキャプテンの立場を経験してきました。

他のメンバーと比べて大変なことはもちろんありましたが、その経験を通して多くのことを学ぶことができました。

ということで、今回は「キャプテンに必要な3つの心構え」をサクッとまとめていきたいと思います!


①キャプテンが動いてはいけない
②周りが動く信頼を得る
③失敗の責任を取る覚悟


①キャプテンが動いてはいけない


僕がこれまでキャプテンという立場を経験してきて、いちばん大切だと感じることは「キャプテンが動いてはいけない」ということです。

この言葉を聞くと「キャプテンがいちばん頑張らなくちゃいけないんじゃないの?」と思う方も多いと思います。


たしかに、チームのキャプテンは頑張る必要があります。

キャプテンが手を抜いていたら、チームがまとまりませんよね。

しかし、ここでの「キャプテンが動いてはいけない」の意味は、決して「キャプテンが手を抜いてもいい」ということではありません。


キャプテンは全体を見る必要があります。

チーム全体の運営や、稽古の雰囲気など、様々なことに目を配っておく必要があります。

そのとき、自分が一生懸命になってしまうと、その間に周りの状況が分からなくなってしまうのです。


僕も小中学生のときを振り返ると「自分がチームを引っ張らなければいけない」という意識を強く持っていました。

それは悪いことではないのですが、キャプテンである自分が一生懸命に動いてしまうあまり、全体の様子を見落としてしまうことがありました。

その結果として、別のミスが生まれてしまうことも多くありました。


「キャプテンが動いてはいけない」理由としては、常に周りの状況を見る必要があるからです。

自分が動くことによって、その変化を見落としてしまうことがある。

キャプテンはドッシリとしていることが大切です。



②周りが動く信頼を得る


チームを上手く回すために必要なことは「周りのメンバーを動かすこと」です。

キャプテンは強い責任を感じてしまうために、何でも自分でやろうとする傾向があります。

しかし本当にすべきことは、自分が動くことではなく、周りのメンバーにやるべきことを分散させることです。

自分ひとりで背負ってしまうと、自分ひとりの負担が増え続けることになります。


ただ、周りのメンバーを動かすためには、お互いに信頼関係がないといけません。

よく分からない人から「あれやれ、これやれ」と指示されても、全く従う気になりませんよね。

「この人の言うことなら」という信頼があって、初めてキャプテンの指示に対する行動を起こしてくれます。


では、どのようにすれば周りからの信頼を得ることができるのか。

これは非常に難しい課題です。これをすればメンバーからの信頼を得られるという、単純な話ではありません。

「実力がある」というのは、ひとつの大きな信頼のポイントです。試合でいつもチームを助けてくれることは、メンバーから信頼される要素になります。


僕自身が高校でキャプテンをやっていたときにやっていたことは、メンバーが稽古や試合の反省を書いた一人ひとりの"剣道ノート"にコメントを書いていました。

メンバーがどのようなことを考えているのか、何に注意して稽古をしているのかを全て読み、それに対してコメントを書いていく。当時は35人ほど部員がいたので、毎回5時間以上かけてコメントを書いていました。


他にも信頼を得るための行動はたくさんあると思いますが、大切な考え方はやはり「周りのメンバーを誰よりも見ておくこと」です。

キャプテンだからといって偉そうするのではなく、メンバーのことをしっかりと見て、一人ひとりとの信頼関係を気付くことが重要です。



③失敗の責任を取る覚悟


最後のポイントは「失敗の責任を取る覚悟を持つ」ということです。

先ほどの信頼を得る行動の一つに入るかもしれませんが、キャプテンはチームの失敗の責任を請け負う覚悟が必要です。


試合で良い結果が出るときもあれば、悔しい結果に終わってしまうこともあります。チームが上手く回ることもあれば、ギクシャクしてしまうこともあります。

そういった困難にぶつかったときに、その責任を取る覚悟が必要です。

周りのメンバーがミスをしたときも、最後はキャプテンが責任を持ってまとめてくれる安心感があれば、メンバーも自ら行動をしやすくなります。


「責任を取る」とはどういうことか、という問題はまた難しいものではありますが、剣道のチームであれば「チームが上手く回るように立て直すこと」ではないかと思います。

それはキャプテン自らメンバーに対して声をかけることかもしれないし、メンバー全員でミーティングをすることかもしれません。それは場合に応じて変化してきます。

しかし、最終的には苦しい局面において、チームを立て直す行動を起こせることが重要です。


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まとめ

以上「キャプテンに必要な3つの心構え」でした!

キャプテンという立場も、それぞれのチームによって役割が変わってくる部分もあるので、

僕のイメージするキャプテンと、皆さんのイメージするキャプテンにズレがあるかもしれませんが、

今回のキャプテンの心構えは、僕自身がこれまでキャプテンを経験してきた中で学んだことです。

今キャプテンをしている人にも、キャプテンとは関係がない人にも、新しいキャプテンの視点をプレゼントできていれば嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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