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「8jo Digital Camp」の開講について、どう受け止めた?、木曜4限⑤

10月14日の木曜4限「メディア社会学方法論ゼミ(2年)の第5回、前々日に「豊かな自然と、豊かな心を大切にする八丈島に、東京都がサポートするプログラマー養成スクール「8jo Digital Camp」が開講します」という募集開始の発表があったので、前期に八丈島について学び関わった学生として、これをどう受け止めるか、ウェブの情報をみただけですが、意見交換しました。簡単に感想を書き留めました。

◆「デジタルキャンプという取り組みを知っての感想」
 デジタルキャンプでプログラマーを養成するという今の時代にとてもコミットした企画を行うだけでなく、”自然×デジタル”という八丈島ならではの魅力と一緒に発信するという八丈島の地域おこしの面も考えられてつくられていて、とてもすごいなと感じた。現代のメディア社会を考えるうえで、このような取り組みがあるということを知れたことはとても意味があるものなのではないかなと思った。

◆「デジタルキャンプ」について知り、この講座の利用者はもちろん、八丈島の人たちが得られるメリットが大きい取り組みだという印象を受けました。まずこれをきっかけにITスキルを持った人たちが島に移住することで、島全体のデジタル化の後押しになると思います。デジタル化によってあらゆる場面において、生活の利便性が向上することが期待できます。また島での仕事の選択肢が増え、若者の島離れを防ぐことが可能になると考えます。若者のアイデアで島をより発展させることができるのではないでしょうか。

そして「島とデジタル」というなかなか結び付かない意外なものを組み合わせる手法は、アイデアを生み出す参考になると思いました。課題解決をする際にはこれまでの考えにとらわれない、柔軟な発想が求められると感じました。

◆私は今回の授業で取り扱った八丈島デジタルスクールについて、とても良い取り組みであると感じました。オンラインでの講座もあり、その点は令和の時代のコロナ禍で活動にもフィットしていると思いました。こうした取り組みを通じて八丈島へ移住する人を取り組むというのも良い案だと思いました。ただ、33万円という価格が学生には高く、気軽に参加できるものではないなと思い、その点がボトルネックであると私は感じました。

◆豊かな自然の中で、デジタルについて学ぶという新たなライフスタイルがとても魅力的だと感じました。また、この取り組みは、八丈島への移住や定住にも繋がっていると知り、八丈島にとっても、プラスに働く良い企画だと思います。

◆ 今回は安田さんが企画に携わった「八丈デジタルキャンプ」についてゼミの時間内で議論を交わしました。プログラマーを養成するというこの企画はコロナ禍でリモートワークが推進され、パソコンを使いこなすことが今まで以上に求められる社会において、一定数のニーズがあるのではないかと考えました。
 また、この企画は単にデジタルスクールを開講することだけが目的ではなく、参加者に将来的な八丈島への移住を提案する町おこし事業の一環のような企画であると感じました。先程の話とも関連しますが、リモートワークの流行によって都市から地方への移住者も増加しているというニュースをよく耳にするようになりました。つまり、この地方への移住ブームに乗じて、今回の企画が参加者にとって八丈島を知る機会となり、いずれ八丈島へ移住することとなれば、それこそ町おこしに繋がると考えました。
 日程などを見ると私たちのような大学生が参加することは難しそうですが、いずれにせよ魅力的な企画だと思いました。

◆デジタルキャンプのコンセプトムービーを拝見しました。都会でプライベートより仕事を優先して働く人と八丈島の自然を対比させた描写が非常に魅力的で、自然を感じながらスキルを活かして仕事ができる新たな働き方の提案は素敵な試みだと感じました。また、キャッチフレーズやロゴに高揚感を覚えました。どこでも使えるスキルを身に付けて、自分が希望する場所で生活するという個人の理想と、島しょ地域の移住・定住者を増やすといった課題解決への取り組みが合致したところをビジネス化する動きや視点はとても勉強になりました。私自身は、プログラマーやエンジニアなどのIT人材が身近なものではなかったため、将来像としては想像し難かったのですが、希望の職種をITスキルに見い出す方には、このスクールに参加することによって、理想が現実になる体験ができるのではないかと思いました。この事業を知ることで、働き方の多様性や自分らしい生き方の選択肢などに対する視野が広がりました。

◆ 八丈島のデジタルキャンプの取り組みを知って、個人的には面白そうだなと思いました。期間の長さ、レベルなど自分に合ったコースを選べるのはもちろん、私たちのように比較的都会といわれるような建物に囲まれ人の多い空間で生活するような状況とはまた違う自然の多い環境で学べるというのは魅力に感じました。また、八丈島側にとってもIT人材を育成する、島の魅力を知ってもらい定住者を増やすなど、様々なメリットがあると思います。この企画が八丈島にとってプラスになればいいなと思います。

続く、21日現在7人。


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