ウェブでのメンタルヘルス研修

 某契約企業様で毎年行っているメンタルヘルス研修を、このご時世ですから、ウェブで研修会を開くことになりました。

 対面とウェブと何が違うのか?話す内容や資料には特に違いがありません。アニメーション満載のプレゼンにはならない、という程度。グループディスカッションなどは設定できませんから、座学のみとなります。

 つまり、えんえんと数十分(今回は90分)、私が一方的に話すのみ。時々、ワークとして、数分の作業を行ってもらうくらいです。

 話す内容は、毎年の研修ですでにネタ切れ状態。本当は違うことを話したいのですが、主催者からは、毎年だいたい同じものを要求されるのです。毎年受けて下さる方に、飽きさせないように内容はかなり入れ込みます。外部講師とは異なり、普段、社員の方々と接していて、どのような問題を感じているか、など話せることが私の強みだと思っています。

 私自身は他企業でウェブ研修もウェブ面談も経験しているので、機械の使い方は大丈夫なのですが、いかんせん慣れないソフトだと戸惑いますね。でも、サポートしてくれる方がそばにいるので安心でした。

 ウェブではカメラで話者が小さく映るとは言え、対面ではないためかなりゆっくり話す必要があります。対面だと私はひたすら早口になるのですが、わかりやすく聞いてもらうには、ゆっくり話すことが大事だと思っています。

 質問は今回は研修中には受けられませんでしたが、チャット機能などもお互いに使いこなせれば、もっと臨場感のあるものになるかもしれないですね。

 今後、ウェブでの研修が進むと、全国的な規模でも研修ができそうです。今回はアンケートの結果、ウェブ開催についてもまずまず好評のようだったのですが、さらに良いものにするためにはどうすればよいかを模索中です。

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