パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊

前作がもう6年も前で、正直、どんな話だったかすっかり忘れてたんです。
「…まあいろいろあって…、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトリーが結婚するんだけど、オーランド・ブルームが瀕死の状態になって、デッドマンズチェストに自分の心臓をしまって、命拾いする。でも、デッドマンズチェストに心臓を収めたものは、死なないかわりに幽霊船フライング・ダッチマンの船長にならなければならず、10年に一度しか陸にあがることができないという呪いがかかる。オーランドとキーラの息子が、とうちゃんを助けるために全ての呪いを解くというポセイドンの槍を探しに出る話」…てな予習を奥様がしてくれて、楽しくみることができました。
いつもどおり、ジョニー・デップがひたすら逃げ回るだけでお話がすすむんで、予習なしでも頭つかわないんですが、それにしてもスッキリお話が理解できるかんじだった。
監督は「コンティキ号」のノルウェー人コンビ。この人達、コンティキ号のときは同じ俳優を使ってノルウェー語版台詞と英語版のテイクをそれぞれ撮影。そんなことをしたらCG作業が二度手間になりますが、大海上のシーンをスタジオで撮らないで本当に海洋で撮影してクリア!…というたいへん真面目な人達らしいんです。予習もそうだけど、監督が真面目だからわかりやすかった、と奥様は申しております。