子供から学ぶことばかり
ぼくには息子が2人います。
高校生と中学生。
2人ともしっかりしているので、ヤバい大人よりも建設的に会話ができます。
でも、まだまだ子供なので経験不足から良くない言動もあります。
それでも、ヤバい大人よりはまともです。
(ぼくは工場勤務の経験から、日本人なのに会話が成立しない大人をよく知っています。)
息子たちと会話していると楽しいですよ。
子供ならではの狭い世界
当たり前ですが、中高生くらいまでは住む世界が狭いです。
家庭
学校
親戚(おじいちゃん、おばあちゃん 等)
他にもあると思いますが、せいぜい片手で数えるほどのコミュニティしか経験していません。
そうなると、普段の経験からの学びは限定的で、読書や想像で世界を広げていける子と、そうでない子でわかれます。
裕福な家庭は、旅行などの経験に投資できる一方で、そうでない家庭は…。
狭い世界で生きていると、楽なこともありますが、息苦しく感じていることもあると思います。
子供たち当人は気付いていないかもしれません。
自分とのギャップを楽しむ
ぼくは勉強が大嫌いだったので高卒です。
深く考えずに行動します。
そのお陰で失敗や恥をかいていろいろと学びました。
部活動は強制だったので文句を言いながらも楽しんでやっていました。
息子たちは勉強が得意なようです。
その上、気になったことはすぐにスマホで調べて解決します。
部活動も時間のムダだと言って入部していません。
ここ20年の時代の流れはスゴいですね。
ぼくの子供の頃とは、選択肢も生活スタイルも違います。
最近の怒ってしまったできごと
息子といっても、別人格の生き物です。
お互いに思い通りにいかないと機嫌が悪くもなります。
つい先日のことですが、長男に5:30に起こして欲しいと言われてたのですが、ぼくは二度寝をしてしまい、6:00に起こしました。
長男は予定通りに起床できず、朝から不機嫌に。
それにぼくが腹を立て、「だったら自分で起きろよ!」と怒ってしまいました。
しょうもないやり取りですが、ぼくも眠くて感情的になったのは反省です。
翻って自分はどうなのか
親のがえらい
親の意見が正しい
子供は言うことを聞くべき
子供なんだから○○
こういった考えは持たないようにしていますが、息子達がどう感じているかは分かりません。
ぼくは21歳で父親になりました。
いま思うと、子供が子供を育てている状態。
その時は必死だったし、子供のことは大好きで、愛情はたくさん注いだつもりです。
でも、振り返ると…
もっと抱っこしておけば良かった
もっと手を繋ぎたかった
叱るポイントがちがった
甘やかすポイントがちがった
たくさんの反省点があります。
自分が成長し、親としての器ができた頃には、子供達は中学生。
たくさん注意して、怒って、叱って、ときには手をあげたこともあります。
子供達をえらそうに指導するほどの大人だったのだろうか…。
はじめてばかりの子育てに正解はないよね
ぼくと妻が育った環境とは様変わりした日本で、経験したことのない子育て。
そんな親に育てられる子供達。
さらに家庭か学校しか知らない狭い世界。
成長過程の不安定な心。
子育てが簡単なはずがありません。
でも、こんなに毎日夢中になれる楽しいこともありません。
まだまだ子育ての真っ最中。
答え合わせはこれからです。
ぼくも妻も息子達も成長しています。
全員が幸せな人生を歩めれば…育児は成功。
ぼくはそう思っています。
まだまだ 息子達のお陰で人生の彩りは増すばかりです。
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