【家族のお話②】親子共演②
昨日は息子との初共演のお話を書きました。
今回は2回めの親子共演。
私にとって第3の両親でもあり
そして、私があらゆる場面で「お弟子さん」をとる立場として
目標でもありお手本でもある
宮川大助・花子師匠の元で出演する
宮川大助・花子ファミリー劇場 「竜宮伝説」
私は、こちらの舞台にもう7年ほど
お仕事として、出演させていただいております。
そしてこの時は、息子が他の子役さんたちと一緒に
オーディションを受験し
子役チームとして一緒に出演させていただきました。
こちらも、演出側の配慮として親子の絡みは一切なし。
それぞれが、それぞれの役割を果たすため
精一杯お稽古、そして本番に挑みました。
きちんとしたお芝居の舞台袖を初めて経験。
慣れない中、わからないことが多いまま、最後までがんばりました・・・。
私は皆さんとは一緒に出演するシーンが少ない役でした。
正直、全くと言っていいほど「英才教育」はしていませんでしたので
まず「上手下手とはなんぞや?!」
そして「台本から出ハケを自分で覚える??」
極め付けは「舞台で素に戻ってはいけない?!」
という、彼にとっては未経験の難題ばかり。
親子だけど、自分の仕事の現場ということ。
そして他の子役さん達は保護者に頼ることなく
自分たちで頑張っているからこそ。
この時は、全て現場にお任せして。
私も彼を「息子」と思わず
他の子役さんたちと同じように捉えて
一切、手出しはしないと決めていました。
(もちろん息子もそれを承知で出演を決めていました♪)
【頼りたい、甘えたいけど、でも出来ない】
彼にとっては【厳しい試練】だったようで。
流石に小屋入りして初めてパニックを起こして
帰りの車の中で号泣していたのを思い出しました。
もちろん、そこは稽古場ではないので
「君は何も経験していない中、がんばってるよ」
と慰めて。
ギリギリのタイミングで必要な手助けを初めて
本番前日からしたことを覚えています。
自分のこともせなアカンけど
息子もとちらせたらアカン。
これは、正直、私にとっても試練でしたね。
とってもいい経験になりました。
後から公表されましたが
この時、花子師匠が大変な病気になられていて
休演されました。
今は、とにかく回復されつつあり
日々、リハビリに励まれて
花子師匠の努力されているお姿。
そして、なんと言っても、夫婦の愛の絆に
心からの感銘を受けています。
焦らず、ゆっくり、静養&ご回復していただいて
いつかまた一緒に舞台に立たせていただければと
心から願っています♪
人生という舞台で輝ける人を育てる 自分の幸せは自分で生み出す こどもたちにその大切さを伝えるため また 未来を作る若者たちのための サードプレイスを作ります。 そのサードプレイス作りに必要な形で 有効活用させていただきます。