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【ご縁は大切⑤】恩師の話④

私の生き方を語る上で
この恩師も絶対に欠かせない、という方がおられます。

演劇部門においての恩師<笹部博司>先生です。

私の演技のベースはこの笹部先生からのご指導になります。

出会いは2008年。

兵庫県立芸術文化センター主催
音楽劇「赤毛のアン」
こちらの公演に関わらせて頂いた時に
本当に私にとっては
【最悪で最高】な出逢い方をしました。

私はこの時ほど
「自分の才能に自信をなくした」
ことはなかったです。

どれもこれも、この、笹部博司先生のせい(おかげ)です。

(さらに、お気付きの方もおられるとおもいますが
大助花子師匠との出逢いも同じくしてこの時でした。
この時はさらに、私にとっての「親友」にも
出逢えた時でした。
大人になってから出逢う親友ってなかなかなく
貴重な関係だなと思っています)

とにかく、笹部博司先生から教わったことは
今までの演劇の価値観を、真っ向から破壊してもらえるものでした。

私は至って、まじめな性格なので
演劇に取り組む際には「勉強」が必要だと思っていました。

役柄を理解し、背景を理解し、自分をその役に近づけるために努力すること。

それが当たり前だと思っていました。

でも、先生は私のその常識を、完全に覆してくれた方。

そのことをここに書くと、長くなるので割愛しますが。

この赤毛のアン公演の時には
私は間違いなく「出来ないやつ」と見限られていて
この先もお付き合いなどないだろうと思っておりました。

ですが、この時に、私が得たものは、本当に大きく
その得たものを、自分が関わる後生に伝えているうちに
いつのまにか、私の身にもついていたのか。

5年前に再開を果たした時に、何かしらご縁があるようになり
3年前から先生のお仕事の現場にご一緒させて頂けるようになりました。

このお仕事のご縁を結んでくださったのはまた別の方なのですが
その方とのお話はまた、別の機会に致します。

笹部博司先生から教わったことは
今も昔も大切なこと。
とってもシンプルでとっても大切で
とっても難しいことです。

私の今の表現や指導の方向性をガラッと変えてくれた。
そのおかげで、生徒も成果がたくさん上がった。

感謝、感謝のご縁です。

本当はとっても偉くてすごい先生ですが
私のこのやや態度のでかい?キャラクターを否定せず
適当にいなして付き合ってくださる
大切な人生の先輩、父のような方です。

ご年齢を聞くと、かなり、びっくりするのですが。
とにかく元気でパワフル。
まだまだお元気で、いろんなことを、おそばで
学ばせて欲しいなと思っています。

人生という舞台で輝ける人を育てる 自分の幸せは自分で生み出す こどもたちにその大切さを伝えるため また 未来を作る若者たちのための サードプレイスを作ります。 そのサードプレイス作りに必要な形で 有効活用させていただきます。