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婚活で避けるべき事柄について~婚活成功のための 転ばぬ先の杖~【4年婚活して結婚したけど離婚したいアラフォー】

失敗から見えてくる「これだけはやっとけ・やめとけ」をお伝えするノートです。
これから結婚相談所を利用した婚活に挑む人、なかなかうまくいかない人に届くことを願い、ここに記します。
書くことで己の愚かさへの恨みつらみを昇華させる狙いもあります。そして何しろ「避けるべき事項」についての話です、当事者の方にとっては「余計なお世話!」というお話の連続になるかもしれません、どうぞあらかじめご了承いただけますと幸いです。

それは本当にあなたの婚活ですか?

まず最初に…貴方は何歳で、どんな理由で婚活をしようとしているでしょうか?生涯を助け合って暮らすパートナーが必要でしょうか。あるいは子どもを持ち自分の家族を作りたいでしょうか。

様々な理由があると思います。でも大切なのは、それがあなたが本当に望んでいることなのかということです。世間が言うから、誰かが羨ましいから、一人だとまるで人間失格、一人前ではないかのような気持になるから…そういった負の気持ちに背中を押されている人は、今一度立ち止まって、今後の人生をどのように過ごすべきか考えてみるとよいと思います。家族と苦楽を共にするか、友達と仲良く過ごす時間を多く取るか。子供を生きがいにするか、自分で何か成し遂げるか…一時の寂しさや焦りに身を任せず、今一度考えてみるのも悪くないでしょう。

結婚意外にこれからの人生を楽しくする方法はいくつかあります。
・選択的シングルマザー
・PLP(プラトニック・ライフパートナー)と生きる
・いろんなコミュニティに属して多くの人と交流する
・仕事や趣味、ボランティアに没頭する
・誰の意見にも左右されず自由を謳歌する
あなたの人生を豊かにできるのは結婚だけではないことを、頭の片隅に置いておき、折に触れ思い出し、検討してみてください。

なお、私は結婚してみた結果、心から尊敬する人でなければ、自分の選択の幅を狭めてまで苦労したり一緒に考えたりするのは嫌な人間だ、ということが分かりました。この年でそういった人に出会えなかったのだから、最後の「誰の意見にも左右されず自由を謳歌する」が一番合っていたなと思い知りました。とはいえ、子供が欲しいなあという気持ちはまだあるので、結婚生活を続けています。

婚活の心構え

とにかく、焦らないことです。
結婚相談所ではお相手と出会って成婚退会するまでには、仮交際と真剣交際、合わせると大体6か月程度の猶予があります。焦らずフルに使ってください。

相手から好きだと言われると、好きだと言ってくれる人が一番だなあと思ったりする人もいるかもしれないのですが、その関係は相手からの愛情が切れたら終わってしまいやしないでしょうか。

自分が心から尊敬できたり、些細なことも報告したくなるような相性の良さがないと、他人との共同生活で重要な「妥協」「我慢」「すり合わせ」といった作業が発生したとき、または嫌なことをされたときの負の感情に振り回されて、相手の事が嫌いになったり、許せなかったりします。

その負の感情が固まって落ち着いた時、相手が「生理的に無理」になっている可能性だってあるのです。

「この人なら大丈夫かもしれない」という予感・希望が心に浮かぶことは、悪いことではありません。でも、一度立ち止まって、チェックリストを一つずつ確認してみてください。それが、盲目的になっているかもしれない自分に気づくための方法です。

年齢別メッセージー  アラフォーの方へ

焦るなという方が無理かもしれませんが、これに尽きます。
焦りで妥協しないでください、その先には我慢しか待っていません。
40年以上我慢して生活できるでしょうか。その人のために何かをしてあげるのが苦痛じゃなければいいのですが。好きじゃない存在が常にそばにいる生活、きっついです。

アラサーの方へ

アラフォーの方と同じです、焦らず見極めましょう。
人は簡単には変わりません。変わるのを期待するだけ無駄というもの…受け入れられる人を見つけましょう。もし変わってくれる人がいるとしたら、とりあえず候補に残して育ててみましょう。

子供が欲しい方へ

厳しいことを言うようですが、40歳以上で活動開始する人は、子供は強く望まないこと前提で婚活した方がいいかもしれません。だって、焦ってしまいますから…。子供を育てたいのであれば、養子縁組もあります。まずは、本当に尊敬できて背中を預けられる配偶者を確保しましょう。
なお私は2回同じ失敗をしました。焦りと不安って怖い。

35歳くらいの方は、卵子凍結しておくとよいかもしれません。
耳タコかもしれませんが、卵子の質は35歳から急激に悪化していきます。運よく授かっても、遺伝子異常の確立もぐんぐん上がります。また1回の採卵で確保できる卵子の数も、35歳あたりからどんどん減っていきますし、統計上、妊娠に必要な卵子の数は年齢が上がれば上がるほど増えます。
卵子凍結はあらかじめのお金はかかりますが、40歳超えてからの妊活も同じくらいかかります。卵子凍結しておくのをお勧めします。若いうちに採卵しておくだけで、かなり心の余裕ができるのではないでしょうか。

ちょっと待って、本当にその人でいいの?

婚活を進めていくと、いずれ「この人となら」と思える人に出会うことでしょう。一番悩むし、楽しい時期ですね。でもちょっと待ってください。

本当に全部、確かめましたか?

性格についてのチェックリスト

  • その人は、食事が終わるとすぐに解散しようとしませんか?
    会話が続かないことを気まずく思って「逃げ出そうと」している可能性があります。気を遣って程よく切り上げてくれる人、とも取れますが、それが結婚生活だったらどうでしょう。ずっと一緒の空間で暮らすのに「切り上げ」られて背を向けられると「私の事好きじゃないんだな」と感じられてしまってつらくなりやしませんか。

  • その人は、意見されると笑ってごまかそうとしませんか
    きちんと話ができない人の可能性があります。本音を伝えられない人をあなたは信用できるでしょうか。

  • その人は「なんでも言って受け止めるから」と言ったりしませんか。
    その方、すべてを我慢した挙句、突然切れて自分は悪くないとわめきませんか。

  • その人は、意見や注意されたことをきちんと理解して、冷静に弁解したり謝ったり改善したりできますか
    行為自体を注意されているのに、自分を否定されたと取って怒り出す人がいます。自分は悪くないという思いが強い人と生活するのはつらいものです。

生活の仕方についてのチェックリスト

  • 実家の子供部屋に住んでいませんか
    ママまかせの生活を送っている成人男性は地雷です、逃げてください。自立できておらず、そのまま結婚すると妻まかせの生活を送ろうとします。私はお前のママじゃないんだが?状態です。

  • 定年まで住む場所、定年後に住む場所の希望
    実家住まいの男ほど、地元に執着するものです。一方、地方から上京などしてきて一人暮らしをする男性は大抵、実家からも自立しているため、地元に戻る選択はしづらいようです。お互いの希望はすり合わせておいた方が良いでしょう。

  • 親の死に目に会いたいと言い出しませんか
    一つ上の項目にも関連しますが、親が好きすぎて在宅介護したいから、いずれは一緒に住みたいと思っている男は一定数います。確実に揉めるので、要確認事項です。私の経験からすると、在宅介護は家庭崩壊の第一歩です。私の実家では私が小学校低学年の時に祖父が在宅で1年ほど寝たきりになりました。幼心にさまざま辛かったです。

  • 子供を望む気持ちはどの程度ありますか
    妊活は一人じゃできません。妊活にどこまでお金をかけられるか、セックスの意欲はあるか、など話し合っておいて損はありません。一つ下の項目にも書きましたが、セックスできない男性も一定数います。子供が欲しいと言っているのに「起たない」ことを隠している人も中にはいます。まじです。ソースは…わかりますね?

  • スキンシップ、セックスの希望は合っていますか
    自慰は好き(勃起はする)だが膣内射精できない男性、ソファで隣に座る事すら避ける男性、手を握る事すら嫌な男性、けっこういます。アラフォーになるとこの傾向は強くなるようです。中には「若くない女じゃ無理」という理由を持つ人もいます。でも婚活では若い女性には相手にされないので、仕方なく同年代の女性を希望したりするわけです。スキンシップをとらないと不安になる女性は、この手の人は避けましょう。

  • 寝室は一緒でよいか、それとも個室が必要か
    個室で一人時間を確保したい、一人で眠りたい人もいます。ただそういう人は食事とトイレと風呂の時以外、引きこもって出てこなくなる、実家ムーブをかます可能性が高いので、そういった日々の暮らしに耐えられない人はそのような人は避けましょう。夜、その個室から不気味な笑い声が突然聞こえてきたり、朝、イカ臭いにおいが漂ってきたりしたら、最低じゃないですか?もちろん、冗談混じりに伝えたらお部屋のデオドラントくらいしてくれる仲の良さがあれば良いのですが。

  • 二人の時間は確保できるか
    特に共働きの場合、生活に追われてコミュニケーションがおろそかになることがあります。そのうえで寝室が別といった場合、もはや夫婦ではなく同居人といった様相を呈することになります。結婚前に、どのようにスキンシップやコミュニケーションを取るか話しておくとよいでしょう。

生理的に無理な事項のチェックリスト

  • 体臭
    冬は気づきにくいものです。真剣交際を検討し始めたら、お互いの家を行き来したり、スポーツに誘ったりして確認するとよいです。腋臭でなくても、特に40代は加齢臭など臭いのレベルが一生で一番高い時期だそうです。そのひと単体では気にならなくても、ずっと滞在する家(部屋)に臭いが染みつく場合があります。つまり、その人と結婚したら、自分の家が臭くなります。臭いの問題はセンシティブで指摘しづらいものです。大抵は我慢しなければなりません。我慢するくらいなら避けたほうが身のためです。(ワキガに悩む方、本当に申し訳ありません、私は匂いで気持ち悪くなるタイプの脆弱な人間なため、このような書き方になります)

  • 租借音
    口を閉じて食べているのに音がする人、います。口内が小さい人、太っている人に多い気がします。外では音にかき消されて気になりませんが、家の中は静かです。耐え難い音が聞こえてくるかもしれません。お互いの家で料理など作って、静かな状態で食べてみて、確認しましょう。

  • 綺麗好きの程度
    極度の潔癖症、またはその逆の人は、暮らしにくいことでしょう。お互いの性質が合っていれば問題ないのですが。おうちにお邪魔して確認しましょう。

上げればきりがありませんが、おや?と思ったら「40年以上耐えられるかどうか」を基準によく吟味してみると良いでしょう。こういったことをいちいち確かめていたら、6ヶ月の交際期間なんてあっという間に過ぎていきます。焦っている方は特に、リスト化して確かめることをお勧めします。

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