驚きと不安の胎嚢確認 42歳の凍結胚移植 妊娠期1
妊娠判定から胎嚢確認までは少し長めの10日間。今回は胚を一度に2個戻しています。10日後であれば、もう一つの胎嚢が隠れていて後から見つかる…ということもないのだそうです。
判定日からはひたすら、待ち時間。3回ほど少量の出血があったりして、不安という名のおばけにまとわりつかれながらもホルモン補充を頑張りました。これを忘れたら腹のおちびさんが消える…!apple watchがあって本当に良かった、これ無かったらスマホを常に身に着けて過ごすところでした。
そうしてたどり着いた胎嚢確認の日。
少し長い待ち時間を経ていざ診察台へ…このころになるともう、あきらめの境地というか、出た結果を受け止めるしかないね…という心境に至っており、冷静だった気がします。以前の記事にも書きましたが、妊娠判定時のHCGの数値が多めだったので大丈夫だろう…という前回よりも希望の持てる気持ちだったからかもしれません。
そして突っ込まれるエコー…ぐりぐりされた後、先生はおっしゃりました。
「ああ~…ありますね、2個」
に、にこ~?
はわわ~という気持ちは一瞬で「やっぱりいましたか…」という気持ちで満たされました。なんとなく、そんな気が、して、いたの、です…
「でも片方小さいから、こっちは育つか分からないわね」
エコー画面を見せてもらったところ、確かに片方の胎嚢はもう片方より一回り小さいようです。大きい方はしっかりと着床しているが、小さい方は…という感じのようです。
診察室に移動した後にエコー写真をいただき、心拍確認の予定を入れました。片方は育たないかも、ということを私が少し残念がる様子を見せたからでしょうか。先生から「もともとの希望は一人ですからね」という、苦言か励ましか分からないお言葉をいただき、気を持ち直したのでした。
本心としては「このまま二人とも育ったらすっごい嬉しいけど体力も貯金も死ぬだろう」というところです。
なんせ、わたし、シンマザになる気満々なので…!
今回の移植で、凍結胚はすべて使い切りました。そして改めて考えたのです。これ以上頑張れるかな?と。もし今回の移植がうまくいかず、再度採卵となったら…また同意書にサインして注射を打って精液を出してもらい…そういった一連の活動にもコミュニケーションが伴います。2週間ほど迷いましたが、心は「むりだな別れたい」に落ち着いてしまいました。ずっと、かなり長い間考えていたことですので、揺らぎはありません。
そちらの方はまた気が向いたら書くことにして…
一人で双子育児は、想像はしていましたが実際に現実味を帯びてくると喜んでばかりいられないのが実情です。とはいえ、ま~やってみないと分かんないでしょ!が身上ですので、もし多胎妊娠が継続するようであれば都度対処していきます。そういうのは、得意なのです…!
心拍確認は来週の中ごろです。
大丈夫だとは思うのだけど、一個も育てないこともないわけではありません。生活には常にうっすらとした不安が付きまとっています。
とはいえ、今は不安よりも大きな悩みがあります。
それは…つわり!!
そう、つわり…
どうしてだか、自分はつわりなんて来ないだろうという謎の自信があったのです。しかし、ここ3日ほどでその自信は消え失せました。とっても、きもちわるい…!!
5週目なかばから現れたので、早い方かもしれません。多胎妊娠してるとつわりがひどくなりがち、という説もあり…まあ胎盤2個できますからね、単体妊娠より体は大変なのは間違いない…
42歳超高齢多胎妊娠(離婚秒読み)つわり持ち、おいおい属性いくら積んだら気が済むんだい?といったところですが、なんにせよ、一歩、また一歩前進できたのでした。