見出し画像

【運用】信託報酬で最大900万円の差

こんにちは!FPのすずきです。

今回は「信託報酬」のお話です。

信託報酬って何??


投資信託を積立NISAや確定拠出年金で運用する際は、主に2つのコストがかかります。

1つ目は「購入手数料」

買う時にかかる手数料です。大手証券会社だと3%、ネット証券はかかりません。ということは、1,000万円の投資信託を購入すると30万円も手数料が取られてしまうんですね。1,000万円も買わないよ!という方でも、購入手数料はかからないほうが良いですよね。

2つ目は「信託報酬」

投資信託はプロが勝手に運用してくれます。タダじゃありません。なので、「運用してくれてありがとう。」というお金を払います。それが信託報酬です。それが大きいもので1%近く、小さいもので0.02%など様々です。


なぜ信託報酬が大切なのか?

信託報酬はだいたいアクティブ型だと1.6%
インデックス型だと0.5%かかります。
最近年率0.1%台の超低コスト投信も増えてきました。

例えば現時点で、累積積立額が1,089万円あるとします。(30年くらい運用)
信託報酬0.1%だと→3,505万円
     1%だと→2,929万円
    1.6%だと→2,606万円

何がいいたいかというと
信託報酬の差だけで600万円ー900万円も差が生まれます

信託報酬がいかに大きな差をうむのかがわかりますね。ですが投資先やパフォーマンスも大切なので総合的に見るのが大切ですね。


ちなみにこのコロナ相場で運用を始めた方が増えたみたいです。大手ネット証券のページでも口座開設に時間がかかりますというお知らせが出ていました。


若い世代が漠然と老後に不安を持っている証拠ですね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?