見出し画像

八咫烏と巡るBorderlessの世界、そして

はじめに

チームラボさんのBorderlessに行って来たレポートです。
ネタバレありなので「その場で、自分の目で、はじめて見たい。」という方はお読みにならないでください。

Borderlessは、正式には「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス 」といい、お台場パレットタウンに作られた2018年6月21日にオープンする次世代ミュージアムです。

ご縁があり、オープン前の6月14日に内覧できるチケットをいただいたため、大喜びで行って来ました。その時にiPhoneで撮影した写真を使いながら、わたしが気になったコンテンツを取り上げてレポートします。


teamLab作品との出会い

テレビなどで見てチームラボさんのことは知っていましたが、作品とのちゃんとした出会いは2016年の夏から森美術館で開催されていた『宇宙と芸術展』です。

そこで展示されていたのが「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space」でした。
そこで実際に撮影した画像がこちらです。

わたしはすっかり心を奪われて、この作品の部屋(小部屋での展示だったのです)から動けなくなりました。床にしゃがんでみたり、場所を移動したりして、一緒に行った友人に呆れられるくらい長い間見ていました。

八咫烏というモチーフ、スピーディで神出鬼没な飛行曲線、花となって終わるストーリー、そして音楽。全てが衝撃的でした。
未だにわたしの中で1番のインスタレーションはこの作品で間違いありません。


Borderless

Borderlessの特設サイトを見ると、素敵な写真がたくさん載っています。動画も見れちゃいます。太っぱらです。
実際に体験してみないとわからない「生の感動」があるということを、主催者側が自負し、来場者側も知っているからこそできることでもあります。

ここでは、わたしが特に「生の感動」を感じたものを紹介します。

■ 地形の記憶 / Memory of Topography

これは蓮をモチーフに作られた作品です。次々と表情を変える蓮の間を通って移動します。

この作品、実は、最初はわたしたちは蓮の下にいます。見上げながら進んで行くと、ひらけた空間があり、いつの間にか蓮を見下ろすことになっています。
上にあったものが下になる、たったそれだけのことなのに、そこには驚きと感動、一歩先へのワクワクがあります。

シンプルなのに不思議というのが、チームラボ作品の持ち味のひとつだと感じています。

地形の記憶 / Memory of Topography


■ 花の森で生まれ、花と共に生きる動物達

最初に彼らを見た時、「お花にまみれてかわいい」という感想を持ちました。壁に現れるので、並んで歩いて行くと、動物が進むたびに花びらがひらひらと舞います。

よしよし、かわいいね、と撫でてあげると、触れた部分の花がみるみる散っていきます。なるほど、そういう仕掛けなのか、と気づき、たくさん撫でていたのですが、これを書くためにサイトを確認していてびっくり。

「人々が触りすぎて、動物の花々が散りすぎると、動物は死んで消えていく。」
えー! 嘘でしょ。まさか命を削っているとは思わなかった。ごめんね。

この作品、プログラムによってリアルタイムで描かれているとのこと。

今この瞬間しか見れないビジュアルであること、人が触れると花が散る仕掛けになっていること、そして(不本意ながら加担してしまった)命が消えていくこと、そのどれも会場で案内されるわけではないので、もしかしたら気付かれないかもしれない。

それでも、裏側にしっかりとしたストーリーがあるからこそ、わたしたちははっきりとした理由もわからず、心惹かれてしまうんでしょうね。

花の森で生まれ、花と共に生きる動物達

■ 追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、交わりが生命を生む- 1

Borderlessには、最初に紹介した「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space」と同じ八咫烏コンテンツがいくつか用意されているのですが、その中のひとつです。

八咫烏たちが「光の彫刻空間」に入ってくるとその姿を光に変え、パフォーマンスがはじまり、その後部屋から去って行くというストーリーです。

撮って来た動画を貼ることができなかったので、YouTubeから。

実は、これが今回見た中でわたしが1番好きだった作品です。
予備知識なく行ったため、これがあの「八咫烏もの」だとは全く知らず、例によって今サイトを見て知ったのですが、そう教えてもらうと納得しかありません。確かに、あの八咫烏たちの息遣いです。
もうちょっとわたしが敏感だったなら! 自分自身に憤る気持ちはありますが、こういう世界観を結びつける遊び心がファンを増やして行くのだと思います。

追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、交わりが生命を生む- 1

ちなみに、八咫烏たちは会場を自由に飛び回っていて、「光の彫刻空間」以外でも気にいる場所があれば留まってパフォーマンスしたりもします。


■ そのほか

蓮象 / Lotus Elephant
伊藤若冲の鳥獣花木図屏風や樹花鳥獣図屏風を彷彿とさせる作品。モザイク画をお花で表現しているのだろうと。孔雀、虎、鳳凰も。

マルチジャンピング宇宙
「運動の森」の中にある巨大トランポリン。
一度飛んだら終了まで飛び続けることになる。そして飛んでいる間、なぜかずっと笑顔になってしまいます。

また、「人々のための岩に憑依する滝」や「Wander through the Crystal World」は、いろんなメディアでもっと素敵に紹介されていると思うので、そちらをご覧ください。



そして...

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

実は、Borderless に行ったのは、ただチームラボさんの作品が好きというだけではなく、ある目的がありました。

コーポレートイベントの演出に活かすことはできないか?

わたしの所属するSansanでは、年に一度コーポレートイベントを開催しています。2018年は「Sansan Innovation Project 働き方2020」と題し、約3,000人の方にお集まりいただきました。

2019年はさらに規模を大きくして開催する予定なのですが、イベントをより盛り上げるためのヒントを日々探しています。

そういうわけで、今回の経験を元に演出を考えたらどうなるか? を「八咫烏と巡るBorderlessの世界」の続編として書きたいと思います。

それでは、また!