君主制国家でも大統領制の実現を
9月6日に就任したばかりのリズ・トラス英首相に関して、新政権の目玉政策として発表された大型減税策「ミニ・バジェット」が金融市場の混乱を招いた結果、早くも同首相への辞任圧力が高まっています。トラス政権は、大型減税策の要だった所得税率45%撤廃案を撤回し、さらにボリス・ジョンソン前政権が決めた法人税引き上げの中止を撤回すると発表しました。トラス氏は陳謝した上で首相辞任は否定したものの、最新の世論調査では与党・保守党の支持率は20%という記録的な低水準となり、最大野党の労働党(支