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ケイツビー、お前ってヤツは……(頭抱え)


400年前の人間に片思いをし、失恋した女ことスズキサイハです。おはようございます。


まぁ、あたくしの失恋話は置いておいて、みなさん”シェイクスピア”ってご存じでしょうか?


うわー、知識ひけらかす系ヲタクね、はいはい。なぞと思わずちょっと待ってください! ”彼”は、簡単に言えば劇のシナリオを書いてたオッサンであり、私の失恋相手でもあります(伏線回収)。


そのオッサンが約400年前に書いた歴史劇、”ヘンリー六世”と”リチャード三世”をもとに書かれた漫画———『薔薇王の葬列』。これこそが今回私が話したい”頭抱え……”な作品なのです。


もう色々と頭抱えポイントがありすぎて逆に頭抱えてるのですが、その中でも”この作品を読んだ人間誰でも抱える男”こそが、この記事の題名に出てきた”ケイツビー”


前回の記事で書いたとあるドラマの中で話した通り”絶対的な二人の世界がある”と分かりながらも振り向かせようと奮闘する登場人物大好き人間なものでして……。従者ってそういうとこありません? 主のために一歩引いてる感じ、すげえ頭抱えます。好き。そういう従者がいる作品ありましたらコメントください。待ってます、わりとガチで


本題に戻ると、彼、めっちゃ顔が良い。アニメではCV日野聡ってなもんで心が苦しくなるくらい素敵なお声を聞かせてくれるのですが、原作の漫画ではより丁寧にお顔が書き込まれていて、本当に綺麗なのです。登場人物みんな容姿端麗すぎてすごい。語彙力溶ける。


んでもって、褐色ーーーーー。肺、廃、ハイ。お分かりですね。もう、異国情緒とかじゃあねえんです。色気すごいから全人類見てほしい。私に褐色男子の良さを教えてくれたのは彼です。ええ。
んでもって、悪魔の子だと恐れられている”リチャード三世”のほぼ唯一の味方でいてくれる男が彼なのです。
物凄く尽くしているのですが、彼の秘めたる思いは主であるリチャード三世におそらく一ミリも伝わっておらず……。ウッ……、切ない。
だが、そこが良い。


ここまで話しましたが……、頭抱えない?? 抱えるよね???
ネタバレはしたくないので(というか、400年前にネタバレされてるようなもんだけど)詳しいことを言及するのは避けますが、付き従った主に対しての”最初で最後”ともいえるわがままがホントに辛い。ぜひ本編でお確かめあれ。ともに頭を抱えましょう。


そんでもって、リチャード三世の味方のもう一人であるバッキンガム公……! 彼とケイツビーのバチバチ感も好きですね……。お互いリチャードに対する根本的な気持ちは変わらないと思うのですが、攻め方が違うというか。だからこそ、常に正攻法(?)でリチャードに接するケイツビーに対して「頑張ってくれ……」と頭を抱えずにはおられんのです。


かといってバッキンガムも、もう胸がいっぱいになるほどの感情をリチャードに持っているのです。幸せになってくれと祈りながら読む漫画ですね。……それが報われるかは別として(ボソッ)


メリバとか好きな人はぜひ一度覗いてみてください!(言っちゃったよ) また、グリリバこと緑川さんの聖母とも言うべき柔らかいお声も楽しめると思います!


ということで、以上私の言いたいことでした! ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
いつかどこかのネット上でお会いしましょう。
まったね~~~

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