アイドル様

noteって書いたことないんだけど、なんか綴りたくなったから書いてみようと思う。Twitter見返せないし。


私の話

私は光を求める人間である。己が暗い人間であることを自覚しているので、明るい場所を求めがちだったりする。

明るさというのは何も性格だけに限った話では無い。周りに照らされて明るく仕立てあげられている場合も明るいに入る。そして私はその仕立てあげられた明るさが何よりも好きだ。

仕立てあげられた明るさ、スポットライト。人生、自分の一部をスポットライトによって無理矢理照らされながら働いているアイドルが私は何よりも好きだ。

こんな屁理屈人間になる前、ただ純粋に好きになった最初のアイドルは韓国の9人組、少女時代であった。GeeやMr.TAXIなど数々の名曲を生み出し、日本でも大人気だったアイドル。私はこのグループのセンター、イムユナが誰よりも好きだったのだ。

さて次に好きになったアイドルは同じく韓国のグループ、KARAであった。当時と今では若干メンバーが違うが、とにかくKARAが好きだった。当時は5歳〜小学校2年生くらいだった気がする。そのKARAのクハラちゃんがメチャメチャに好きだった。ただ純粋に可愛いと思っていただけだったが、好きなことに変わりは無い。

今現在当時のKARAのことを調べてみると、韓国アイドルなのに日本で活動しすぎて本国から叩かれたり事務所と給料のことで揉めて裁判を起こしたりなんかてんやわんやだったっぽいが、幼稚園生がそんなこと知るはずもないのでただ呑気にKARA可愛い〜!!と大はしゃぎしてMVを見ていた。

そんなこんなで生まれた時からアイドルオタクとなっていた私は小学校3年生であのアニメ、『ラブライブ!』と出会う。そっからはもう大変でオタクの道まっしぐらし、色々あって結局アイドルオタクに落ち着いた。めでたしめでたし。

今の話

そっから色々成長してまた韓国アイドルに帰ってきた。詳しい経緯は全部プライベッター(https://privatter.net/u/suzuki_mirin)に載せているのでよければどうぞ。

まぁそんなこんなで私は帰って来、今はTomorrow X Togetherという韓国人5人組アイドルグループにハマっている。人生で初めて、ではないがCDの複数買いをしたり(実は初めてのCD複数買いはなにわ男子のデビューシングルだった)アルバム発売日にちゃんと買ったり(アルバム発売日を調べてちゃんと買ったのはKing&Princeが1番最初だったりする)トレカ目的で追加買いしたり、結局出なくて泣く泣くメルカリで買ったり、FCに入ったりコンサートに行ったりメチャクチャ楽しんでいる。

さて、問題はここからだ。熱しやすく冷めやすい私が出会って1年で「人生ドルと呼ばせて〜〜〜!!!」と今大騒ぎする原因となったアイドルがここにいる。そう、彼こそ

チェスビンくん

オンギャ〜〜〜!!!!君かい!!

そう、チェスビンくん。Tomorrow X Together(以下txt)のリーダーであり、グループの次男を務める職業アイドルのお兄さんであった。
以下簡潔なプロフィール

チェ スビン(최 수빈 Choi Soobin 崔秀彬)
BIGHIT MUSIC所属
Tomorrow X Togetherのリーダー
2000年 12月5日生まれ
大韓民国京畿道安山市出身
身長185cm 体重70kg

見りゃ分かるが、年上である。あと高身長。そして生まれも国籍も違う。いや別に国籍はこちらが変えれば良いのですが。パスポートが緑から青に変わっちゃって不貞腐れて韓国籍取得してないだけだし。

まぁそれはどうでもいいとして私はこのチェスビンさんにすっかりハマってしまった訳である。

チェスビンさんは『全員ビジュ担』の文言で売り出しているアイドルグループの1番高身長メンバーであり、塩顔男子と呼ばれる部類であるが、それと同時に口がうさぎのように愛らしいそりゃもう素晴らしい顔面のアイドルである。

だかしかし実はチェスビンさんは私の好みの顔タイプでは全くない。本当にない。何故かと言えば私の好みのタイプはBTSのミンユンギさんや、seventeenのイジフンさんのような顔であるからだ。スビンさんは若干違う。グループ内で言えばチェヨンジュンさんの方が私のタイプではある。

さてではどうして私がチェスビンさんにハマってしまったかと言えばそれは彼がオタクに見せるその人間性であった。

ただ純粋に

綺麗だと思いました。本当にそれだけ。

スビンさんは私が好きになったことのあるアイドルには当てはまらない人だったし。唯一似てるな、と思ったのは私の人生キャラであるラブライブ!の小泉花陽ちゃん。

穏やかでおどおどとしているけど芯が強くて自分の好きを大切にし、他人の好きも尊重できる強くて優しい女の子。そんな彼女に似ているなと思った。ただその場にいて微笑んでくれるだけでみんなが自然と和むようなそんなオーラがある気がした。

スビンさんは花陽ちゃんに似ている。綺麗だからだ。だから好きになったのかと聞かれたらうーん…ではあるが、多分そこも好きになる原因だったのだと思う。私はスビンさんが好きだ。

スビンさんは強い。コンテンツだけ見ていてもメンバーの中で群を抜いてメンタルが強いんじゃないかと思う。穏やかそうに見えるけど多分その実すごく強いひと、そんな気がする。そしてスビンさんはアイドルが好きだ。スビンさんはアイドルに憧れてアイドルを志したと語っていた。長いこと同じ事務所の先輩であるBTSのジン先輩に憧れて、と言っていた。それは嘘じゃなくて本当だと思う。が、2023のmamaに際してスビンさんは実はKARAが好きだと教えてくれた。

男アイドルが女アイドルを好きだなんて明かしたら騒ぎになる。そんなシビアな世界に生き、彼自身もそれを見てきたからこそだろう、ずっと隠してたことを教えてくれた。KARAが久しぶり、本当に長いこと間を開けていたのがカムバックした。多分それがメチャメチャ嬉しかったんだろうな、って思う。

歌が好きだったとかそういうのだけじゃないんです。本当に好きで。お小遣いを頑張って貯めてアルバムを買っていたし、グッズも買っていたし、ウチにあるカレンダーも全部KARAだったんですよ。

そんな話をスビンさんがしてくれた。アイドルを追ってる身としてすごく共感できるような話をしてくれた。昔はお小遣いしかなくてアルバム全然買えなかったから、と言いながらカムバックアルバムを10枚買ったと教えてくれた。流石に推しのメンバーまでは公言しなかったが、KARAというアイドルグループが彼にとってものすごく大切で、そんな大切なものを教えてくれてありがとねって、ただそれだけ思った。あたしもKARA好き。

一番初めの章にも書いたと思うが、私が幼稚園生から小学校低学年までずっと追っかけてたのはKARAである。正直記憶とかあんまりないけど町中のKARAのポスターとか見つけて大騒ぎしてた気がする。好きだったし。

そんな私の昔の思い出を彼も同じように持っている。スタンスも年齢も国籍も違ったしきっとスビンさんの方がちゃんと好きだったと思うけど、私は私の大切な思い出のアイドルが彼にとっての一番のアイドルであることがメチャクチャ嬉しかった。ホントに。私の大切な思い出であって、好きだった女の子のハラちゃんが多分スビンの中にも輝いてるアイドルのままの記憶でいるだろうなってことがすごい嬉しかった。スビンのことを好きな私が、あぁホントに好きだなって思ったのはこれもあるかもしれない。

結構大々的にニュースにも取り上げられたから知ってる人も多いかもしれないが、ハラちゃんは今後アイドルとしての姿を更新していくことはない。メディアに露出して新しい姿を見せてくれることもない。彼女は思い出のまま、ただそこに居た素敵な女の子として居なくなった。好きだよって言えてない。私の思い出でしたって言えもしない。正直彼女がいないせいで私がどうこうなるわけではないが、思い出した時に少し寂しかったりただ少し悲しくなったりする。会ったこともないのに。アイドルとファンってそういうこと。

それが私の今大好きだって言えてるスビンさんにも同じ気持ちがあるかなってちょっと想像出来る、それだけで嬉しかった。同じことを考えているわけがないけどちょっと近いなって思えるのが嬉しかった。あたしとスビンとKARAでいいじゃん。鈴木は別にいらないけど。

そんでやっぱりスビンさんは綺麗な人だった。アイドルが好きで、純粋にアイドルとファンの力を信じてる人。少なくともファンの前ではそう会ってくれる。綺麗な人。

ファンのみんなが大好きです、って言われるより僕もアイドルが大好きです、って言ってくれる方が私は嬉しい。多分スビンさんはそう返してくれる人。だから好き。全部想像の中かもしれないけど、スビンさんがそう思わせてくれるからあなたが好き。

センチメンタルキショポエム綴ってるだけかもしんないけど、あの日君が大好きなアイドルに思ったように、私も君のこと大好きだって思ってます。

私にとって

君が思い出でいてくれるように願います。

初めて会いたいなって思ったアイドルだし、初めてアイドルを信用出来たアイドルだし、人生でいさせて欲しいなって思ったアイドルだし。

私は飽きやすいから3年一緒にいられればその人が私の人生になります。区切れだらけの人生だけどそれも悪くないと思うし。そうやって私がスビンさんをできるだけ長く、人生でいられるようにそう願います。

人生じゃなくなっても私があの日見たユナちゃんとか、多分君も好きだったであろうハラちゃんとか、まだずっと道が続いてくれてる花陽ちゃんとか。そういう思い出になって欲しいなって思います。

私はスビンさんのこと表面上しか知らなくて、スビンさんは私の存在すら知らないけどそれがオタクにとっていちばん素敵な距離感だし。アイドルオタクの君ならわかってくれると思うっていう勝手な期待を込めて、これからもそうでありたいなと願います。

アイドルの君に、いつか思い出になる君へ

ただ幸せで。アイドルもファンもスタッフも。ただみんなが幸せでいられる世界を望みます。

君はアイドルだから偶像でしかなくて、一度私の中に取り込まれた君はただ私の想像の人になってしまうから、私は私の想像の中の君へ、そんで私自身へ。ただお互い幸せになろう。君のことが好きです。願わくば君がずっと輝いていますように。そして私がその輝きを見失いませんように。

精一杯のありがとうとよろしくねを込めて。

2023年8月1日
鈴木から天才的なアイドル様、スビンさんへ。


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