Vol.x(番外編)自由に数学を 〜数学を好きになりたいあなたへ〜
みなさま、いつも貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。
今回の投稿は番外編です。
Twitterで「#数学しよう」といったハッシュタグを見て、乗らないと絶対後悔する!と思い、数学に関する記事を書かせていただきます
皆様、数学はお好きですか?
私は好きです。
未知のものを追求する時間、
あーでもないこーでもないと試行錯誤する時間、
論理が正確に貫通した瞬間、
そうやって問題に向き合ったり、没頭したりする時間が好きです。
次の質問です。数学は得意ですか?
モノこそ好きの上手なれとはいうものの、苦手意識を1度でも持つと、そもそも好きになりづらいですよね😅
数学は、恐ろしいほど1つ1つの積み重ねです。
・たし算ができなければひき算ができず
・四則演算ができなければ代数計算ができず
何か1つでも分からなくなるとその先に行くことが怖くなります。私も、この感覚に何度も襲われました...
そしていつしか、
・テストで良い点を取るために...
・受験のために...
・とりあえずこの公式だけは覚えよう...
・時間がないからこの問題はパスしなきゃ...
こんな風に、決まったやり方で、決まった答えを出そうとする窮屈で無味乾燥とした学問になってしまいます。
それだと、面白くも楽しくもないですよね...
数学が好き・得意になるコツは、
「分からないことを、言葉にしてみる」です。
分からない問題に当たった時、
「どこまでは分かってるかな?」
「どこから分からないのかな?」
「ここが分かってないから、もう1度やってみよう!調べてみよう!」
こう自問自答するだけでも、数学に対する向き合い方が変わってくると思います。
数学は、正しさを論理的に追求する学問ではありますが、その前提となるやり方や発想は、本来もっと自由であって良いと思うのです。
あーでもないこーでもないと自由に解く時の没入感、答えが出た時の感動、時間感覚を忘れて一心不乱に問題と向き合う自分とぜひ出会って欲しいなと思います。
「わからないからやめる」と、一生分からないまま。
「わからないからこそチャンス」
「わからないからこそ楽しさがある」
「わからないからこそ、じゃあどうするか」
こんなふうに捉えると、どれだけの時間が必要かはわかりませんが、わかる時が来るはずです。
周りの人に聞くのも良いと思います。
数学ができる人は「そもそもの頭の出来が違うから」と言われがちですが、(確かに多少はあるかもしれませんが)
大部分は1歩1歩の積み重ねから逃げずに向き合ってきた方々です。
「将来、役に立たないから」、「関係ないから」を逃げ口上にするのではなく、ぜひ、「何が分かってないのかな?」と自問自答してみてくださいね。
「分からなくなる最前線」(参考書籍 数学ガールからの引用です♪)を意識するだけで数学が楽しく、そして好きになると思います。
数学を好き・得意になりたい方へのオススメの参考書籍です。
・『数学ガール』著 結城浩 氏
・『浜村渚の計算ノート』 著 青柳碧人氏
・『いかにして問題を解くか』著 G. Polya氏
最後に1つ、○×クイズです。
「3つの角の合計が270°となる三角形が存在する。」
色々と定義とかは省略していて自分でもずるいなと思いますが、ぜひ調べてみてくださいね^_^
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?