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【物欲0のインキャがアーティストに1万円渡した話#1-2】

やはりアーティストの考えていることは面白かった…。

アーティスト追っかけ企画の2回目のnoteデス。1話完結型になっていますが、1回目のnoteも合わせて読んで頂けるとより面白く感じて頂けると思いマス…!

スズキ・ド・インキャ(suzuki_de_inkya)です。経歴を少し紹介させていただきます。19歳で起業するもコテンパンにされ、1年後事業譲渡。20歳で美大生による展示会を主催しました。最大月収150万。現在月収0万。社会に飲まれ朽ち果てた珍しいタイプの意識高い系。新宿・G街に出没。現在はアートに注力。


【目次】

▶企画趣旨

▶︎取材させて頂く作家さん

▶1万円の内訳

▶作品紹介

▶今後について


■企画趣旨

スズキが¥10000を若手アーティストにお渡しします。
新しい作品が生まれ続ける1ヶ月間を追いかける企画です。
その後は不定期で展示・販売まで追っかけマス。

・いくらで売るか?
・値段設定の根拠は?
・どんな背景の人に向けた作品か?

このnoteでは、それぞれの作品についてこの3点をお聞きして、リアルな裏事情を掘り下げていきマス。


■取材させていただく作家さん

山田まな

Twitter: @ebisuyoshikazoo

Instagram:山田まな

note:山田まな

tumblr:山田まな


■¥10000の内訳

マスク制作
-¥1000
映像制作
-¥2000
ドローイング制作
-¥2000
絵画制作
-¥5000


■作品紹介

●マスク

タイトル:「人工呼吸器」

テーマ:誰かの簡易的な安心を継続的安心にする
サイズ:
値段:¥0 (非売品)
ターゲット:
理由:売る相手を想定していないから
背景:不安を凌ぐのに簡単に手に入る手段。能動的に楽しんでマスクを付ける気持ちよりも「みんなが買っているから」や「感染対策のため」等マイナスな気持ちで購入しているのではないか?(スーパーで日用品を買う感覚)少しでもプラスな気持ちでマスクを受け入れられるように装飾の多いマスクを追求した。

魚をモチーフにしたのは、
金魚のエラ呼吸→人間の肺呼吸
急な生活や環境の変化を比喩。

日常がひっくり返り変える時、初めて今までが日常(当たり前)だったと気づく。


●ドローイング
※210mm×297mmの相場を¥2000としています。

1 タイトル:「リビングダイニング」

テーマ:機能不完全(欠陥)を完全にする
サイズ:210mm×297mm
値段:¥3000
ターゲット: 多少見栄を張っている人
理由:相場
背景:世間体を気にし、一見順風満帆に見えるが実際機能していない家庭(特徴として温暖色でやたら観葉植物が多い、経済的に豊かに見える)に置いてもらうために描いた。
絵がそういった家庭内に孕んでいる欠陥を代わりに浮き彫りにし、表現することでそれを補うのではないかと想定して描いた。明るい中に一部だけ暗さを感じさせる配色を施したのにはそういった意図がある。


2 タイトル:「1:1」

テーマ:電気代わりになる
サイズ: 210mm×297mm
値段:¥1000
ターゲット: 生活保護や鬱病で1人で苦しむ人
理由:相場の半額 どうにかして手に入れて欲しいから
背景:電気が止まってしまった時(もしくは夕方になっても無気力で明かりをつける気も起きない)に、その代わりになるような絵を、日常的にあるものの色彩を大きく変えることで目指した。部屋に絵があるとそれを見て描いた絵の背景や描いた人を想像する。そんな時間で不安を消したり時間と場所を選ばない私との1:1のコミニュケーションの時間になることを願う。


■今後について

当企画で制作された作品は

・いくらで売るか?
・金額設定の根拠は?
・どんな背景の人に向けた作品か?

この3点を中心に4週連続でtwitterとnoteで更新しています。(あと3回)

今後も毎週月曜日20時に、ぜひチェックしてクダサイ!

また、11月の展示(予定)と当企画での制作テーマが絡めやすいため、当企画で作った作品をそちらで何点か展示・販売するそうデス。詳細が決定次第、スズキのTwitter及びnoteでも情報を共有致します…!それに伴い、販売結果についての更新は未定と致します。

今後の動向は当アカウントでしか更新しません。気になる方はスズキのnoteとTwitterのフォローよろしくお願いします。(フォロバシマス)

最後まで読んでいただきありがとうございマシタ!このnoteが面白い・また読みたい!と思ったらスキもお願いします!

次のnoteは1週間後に公開シマス!(趣味noteで毎日更新もしています。)

お楽しみニ!



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