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Hyundaiが韓国にEV製造拠点を開設へ

Hyundaiが創業の地といっても良い蔚山工業団地に15.8億USDを費やしてEV製造拠点を整備するとのことです。
シンガポールで開発したプラットフォームをベースに、乗用/商用双方の製造を担う形で最初のモデルはGenesys-GV90になるようです。
また、拠点を中心にスマートシティを造成する計画もあるようで、EVを用いた都市開発も同時に行う計画です。


1;HyundaiのEV製造拠点

 11/12にHyundaiは蔚山工業団地が[将来のモビリティ生産拠点]になり、[Geneys-SUV(EV)が新工場で生産される最初のモデル]と発表。
 敷地内に新たなEV専用工場(敷地面積54.8万㎡/年間生産能力20万台)の建設が今四半期に開始、25年に完成予定で第1四半期にEV量産が開始される予定
 報道によるとHyundaiの次世代統合モジュラーアーキテクチャー(IMA)を採用するとのことで下記2つのPFがある
 [eM]; GV90 などの乗用車に使用
 [eS];配送/物流/配車など用途の専用車両(PBV)に使用

2;Hyundaiからのリリース

[新工場は今後50年間にわたるEV事業の本拠となり、有望な未来と電動化時代を切り開く]
[蔚山はEV専用工場を皮切りに、電動化時代を先導する革新的なモビリティ都市になる]
 新工場ではシンガポールのイノベーションエンターで開発された[革新的な製造PF]を組み込む計画(上記のPF)。需要主導型/AIベースのインテリジェント制御システム,環境配慮型建設,再エネ利用100%といったものも含まれる
 EVの米国製造計画もあるが、研究/開発/イノベーションの多くは引き続き蔚山で行われる。

3;その他

 今回の工業団地ではHyundaiの最初のモデルであるコルティナが1968年に製造された箇所で、それ以来Hyundaiの主力拠点
 2030年までに[セダンx3,SUVx6,小型商用車x1]をメインに新型EVを発売する計画を持つ
 -Genesys;[乗用車x2][SUVx4]を発売する計画
 -Kia;EV6やEV9を含む14モデルのラインナップを完成させる予定

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