米5位;CITGOもついにEV充電サービス対応へ
米国石油メジャー5位のCITGOが地域の小売店と連携してEV充電器設置に動くとのことです。
米国でも最も遅れているといわれていたCITGOが遂にEV充電対応することで中部においても徐々にNWが広がっていきそうです。
日本で例えると、三愛石油とポプラが提携するようなものですが、EV普及率の低い地域での展開は注視必要です。
1;CITGOがEV充電設備導入
米石油大手一角のCITGOは飲食店/CVS運営を行うFolk Oil Company(FOC社)とEV充電に係る提携を発表。提携ではFOC社運営のPS Food Mart(ミシガン/オハイオで42店舗)にCITGOのEV充電器を設置する方針
FOC社の展開/運用する施設への設置を強める計画で全店舗への設置を目標とし、店舗にEV充電器の完全所有権を提供し、イニシャルコストに対する金融支援を行う方針
2;本件提携でのEV充電器
CITGOのEV充電器はガソリン/電気双方を供給する箇所に供給される
-充電器は[NACS][CCS]の両方に対応するプラグが付随
-EV充電箇所サイト[PlugShare]によると、[2つのプラグ][200kW-DC急速充電器]であると表示される
-現在期間限定で無料充電提供しているが、顧客コメントによると[充電が遅い]とのこと
充電器/サービスはAGI-ELM社(ターンキーEVインフラ提供)と協力して設置/稼働させており、本件についてNEVI/IRA/運輸省補助金などを受けるべくの支援が提供される
3;その他
CITGOは全米5位の独立系石油精製事業者で、ロッキー山脈以東に事業展開(ガソスタ)。全米で約4200の直営/FCのガソスタNWを保有してる。1910年に[Cities Service-Co]として創業し、1990年以降はベネズエラ国営石油会社の完全子会社に。
CITGOは米国石油業界の中でもEV対応に後れを取っており、本件はようやく重い腰を上げたといった評価
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?