影響受け人まとめ2 2024年8月17日

・前回のラブライブ!(続きです)


その3:otaku さん(ゲーム実況者)
・配信モンスター。otakuさんは万人受けするというよりは、理詰め思考になりがちな私にとって、個人的に感じる良さというか、参考にしている思考の仕方というか。まあ、そういう意味合いでピックアップ。

・影響を受けた作品を通してじゃなくて、最初から人そのものの魅力を解説するの、やったことないので多分言語化難しくて伝わらないと思うけど、まぁいいや、書くぞ。

・カードゲーマーの思考は常に”アド(アドバンテージ)をどれだけ稼ぐことができるか”を考えている、という考え方をウマ娘(雑談)配信から学べる配信者。

・さらに、名前の通りかなりのオタクで、アニメ、声優アイドル、インターネット、エロゲ文化など、ニコニコ全盛期の頃のインターネットを濃く通ってきたタイプのオタク。理系、深夜アニオタ、ADVのオタク、声豚(元)、昔ながらのインターネットのノリが好きな私にとって、共通言語と思考のベースみたいのがマッチしていて、配信を見るようになった。

・特に深夜の雑談のスタイルとして、無軌道にコメントされた話題を、自分の意見だけを述べるというよりは、世間で散見されがちなあらゆる目線の話をしている。効率の目線、常識の目線、当事者の目線….などと、それぞれの立場に対して反論をぶつけて、さらに深掘っていく。

・その後、「でも俺は○○だなぁ」とサクッと自分の意見を言い(ここで誇張表現しがち)、話にオチをつける、みたいな雑談スタイル(深夜にこういう流れをすることが多い)。一人討論の極致みたいなスタイルの配信を長時間ずっと続けていて、ふらっと立ち寄った時でも絶えず話が続いている。本当にすごい。

・そんなotakuさんで参考にしているのが、”意見を多角度で考え、それについての反論を考える思考”です。

・自分の意見を持つとき、アドを取る、常に相手に対して優位に立つという思考でいる時、当然相手のデッキ対策、自分のメタ対策、環境カード対策が必須になる。(これらは現実で言う、意見に対しての反論とか、別な強い勢力の意見、という立ち位置に変換される)

・なぜその思考に至ったか?を結構の頻度で考えがちな私だけど、前々から”反論”そのものが苦手で、反論を遠ざけていたために意見の地固めが上手くできず、宙ぶらりんになることが多かった。

・そこをがっつりべっつり固めることができるようになったきっかけがこのotakuさんの雑談スタイルの思考。他の人にとってどっかで通る当たり前っちゃ当たり前のことだと思うけど、初めてこういう思考に触れて納得ができて、目を向けることができるようになったのがotakuさんだったということです。

・そういうのもあって、”好きなコンテンツだからこそ言える文句”とかを、愛ゆえの発言として許容できるようになった。やったね。

・前までなら自分の好きなコンテンツを下げられていても、そもそも理由を聞こうとしなかった。コンテンツの批判を介して自分の否定をされているようで怖かったから。

・けど、聞く耳をもって
「なぁんだ、それ個人の体感の話だから直接関係ねぇや」とか、
「確かに良くないポイントか…でもそれ込みで好きになったしなぁ」
とか、意見を柔軟にキャッチボールして、自分のに落とし込んで最適化する、みたいな流れができるようになった。コンテンツに対して自分だけの価値をつける、みたいな。

・そして、こんな参考になるような理知的理論的なことを散々言っておいて、欲に勝てずにお金を突っ込んだり、定期的に理性が蒸発したり、論理不明なことを言ってそこから捲ろうとする逆張り精神を、わかってるんだけど止めらんねぇや!って、包み隠さず配信で見せてくれる。人間らしくて、むしろそれ込みで惹かれた配信者。どうか健康に、太く長く活動していてほしいな….。

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