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BCPって何?

新型コロナウイルス騒動の渦中ですが、最近ニュース等で専門家がちょくちょく「BCP」という英単語を使うのを聞かれた方もいると思います。

4月9日日本経済新聞朝刊の記事では、米配車大手企業のCEOが、”新型コロナウイルスの問題が収束した後、経営者や自治体は事業継続計画(BCP)を見直すだろう。ヒトやモノを運ぶ手段として、配車サービスが注目されるはずだ。”と述べています。

この緊急事態に乗じて自社宣伝をしている感もありますが、「緊急時は低コストで効率的な移動の実現が重要」と想定している点については、その通りと同意します。

そこで、BCPの定義について簡単にふれておきます。

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行なうべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを決めておく計画のこと。(中小企業庁)

BCPはBusiness Continuity Planの略ですので、要は、継続して有事や緊急事態に備えておくための計画、ということですね。

何事においても、普段からの準備が大切であるということです。

「今、緊急でなくても重要なこと」にいかに日頃から取りくんでいるか、が企業・個人ともに問われています。

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