新社会人の方々へ

今日新社会人となる皆様へ、おめでとうございます。

大変な状況の中、入社式は中止され、導入研修をオンラインで行なう企業も多い、と聞いています。デジタル社会でなければできなかった革新的方法と言えるでしょう。

実は私も今日午後からオンライン会議に参加します。物理的な制約はありますが、会議の内容や参加者の状況に合わせて効率的に行なうことが可能です。便利なので今後益々増えていくでしょうね。

とはいえ、例えば、顧客との最初の接点となる相談業務（=ヒアリング）においては、直接会い、対面で行なうことが望ましいです。最初の信頼関係を築くために、お互いの反応を即座に察知することができます。業務の内容や性質に応じて、上手く使い分けることが必要となってきます。

話は戻りますが、新社会人の方々に一言申し上げます。

これから数十年にわたる社会人生活においては、今回のコロナ騒動のように、周期的にマクロ危機がやってきます。しかし一方で、どんな危機下においても、最低限のリスクに抑えたり、むしろ好機ととらえて成長・発展する人々がいます。決して愚痴や弱音をはきません。心身共に鍛え、したたかに生きていく気概を持ちましょう。

また、サラリーマンとして就職される方々が大半だと思いますが、「ワークライフバランス」などという意味不明な言葉に惑わされず、常に世界を見てどんな仕事にもチャレンジしてください。失敗は宝です。やっている人とやらない人（＝逃げている人）では、5年後・10年後に大きな差が生まれてきます。仕事を断る言い訳を考えている暇があるなら、どんな仕事でも受けて、まずはやってみましょう。

最後に、人に使われるより、起業し自分でいろいろな価値を創造し社会に提供することを望む人も出てくるかと思います。資金面等でのリスクヘッジは必要ですが、専門家に相談しましょう。資金面だけではなく、事業計画作成等もサポートしてくれます。人生はそれほど長くはありません。というのも、ある一定期間を過ぎると、あっという間に時間が過ぎていきます。もうこんな歳かと思うと、やりたいことも諦めがちになります。そうならないためにも、、、

改めて、おめでとうござます。