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中小企業とSDGs

終日新型コロナ感染症拡大ニュースが報道され、不安が増幅すると同時に辟易していると思います。

芸能界やスポーツ界等、日ごとに感染者数が増えている状況をみると、想像したくはないですが、そろそろ身近なところから感染者が出てくるのでは、と思ってしまいますね。当面、一人一人が万全の対策をとるしかありません。

今回は、気分を一新して、最近よく耳にするSDGsについて、4月2日日本経済新聞朝刊記事より、一部引用・要約します。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGs(エス・ディー・ジーズ)と発音するようですが、しにくいですね。GsはGoals(ゴールズ)の略だそうです。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。もう始まっています。

SDGsには17の目標があります。これは決して発展途上国だけに向けられたものでなはく、日本のような先進国向けでもあります。

17の目標とは以下のとおりです。

*貧困をなくす *飢餓をゼロに *すべての人に健康と福祉を *質の高い教育をみんなに *ジェンダー平等を実現しよう *安全な水とトイレを世界中に *エネルギーをみんなに そしてクリーンに *働きがいも経済成長も *産業と技術革新の基盤をつくろう *人や国の不平等をなくそう *住み続けられるまちづくりを *つくる責任 つかう責任 *気候変動に具体的対策を *海の豊かさを守ろう *陸の豊かさも守ろう *平和と公正をすべての人に *パートナーシップで目標を達成しよう

そのほか数多くのターゲットが決められていますが、実際に企業、特に空中小企業の現場ではどうなんでしょうか?

持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みは、中小企業にとってやっかいだ。「進めた方が良い」と思っていても「何から着手すればよいのか分からない」という経営者は多い。SDGsはあくまで自主的な取り組みだ。認証制度はなく、法律による強制もない。そのため「取り組む必要はないのでは」という声も聞こえてくる。

確かに、先に記載したそれぞれの目標は皆同意・共感できます。しかし、一企業・個人が具体的にどのような行動をとるべきか、については明示されていません。

まずは身近なところ、できるところ、から具体的目標を掲げ、地道に継続していくことが大切かなと思います。

特に、世界中で環境に対する意識が高まっている中、日本には世界に誇れる水と空気があるものの、それに甘んじることなく、環境に積極的に取り組む姿勢を世界にアピールしていく必要があります。

まずは自分事としてとられるところから始めて見ましょう。


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