見出し画像

作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part74:憤りを活力化

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、“閑散期の活動”について書かせてもらいました。
今回は、 “憤りを活力化”について書いていきたいと思います。




~憤り~


作業療法士とは?
資格を有する者を指すのか?

自動車学校に転職してから、はや1年が経過しました。
私自身は、自動車学校でも作業療法士として従事していると考えております。

医療機関で、様々なハンディキャップを抱える方に対しての支援も行ってきましたが
自動車学校でも、ハンディキャップを抱える方に出会うことは多くあります。

“身体障がい”、“精神疾患”、“発達障がい”によるハンディキャップを抱える方も多くいます。
しかし、自動車学校では医療機関のように機能評価などを行う機能を有していないことが多く
不憫さを感じることが多くあります。

例えば…
一言で発達障がいや知的障がいといえど
個々の能力や、得意な事や苦手な事も異なります。

その部分を可視化することさえも、現状は行うことがなかなか難しい印象です。

では…どうしようか?
と考えた時に、今の私の答えは

「既存の社会資源を活用してみよう!」


でした。

医療機関で実車評価が困難であるがゆえに、

自動車学校を利用するように…


医療機関からは「対応が困難」であることが告げられました。
公的機関からは
「自動車学校を卒業できない事も一つの形である」、
「他の機関をあまり巻き込まない方がよい」
と返答がありました

作業療法士である私の中で、
作業療法士像が崩れた瞬間でした。


作業療法士は名称独占の資格です。
これまで、「作業療法士の専門性を…」、「作業療法士の社会的認知を向上…」とよく耳にしてきました。
しかし、現状はかけ離れていると憤りを覚えました。




~活力化~


と…
上述してきた部分に憤りや、悲しさ、孤独さなど様々な感情が入り乱れていますが

今日を生きた私の結論は

「できないのであれば自分で作る」


でした。

人によって価値観は異なります。
重々承知していますが、あくまでも私個人として納得がいかなかったので、
次の道がはっきり見えました。


備忘録として…


本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。
それでは、良い一日を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?