見出し画像

岡山と東京で ひとりしばい「天にのぼりたいとふとおもい」


 
11月、12月、私の書いた一人芝居を上演してくださる方がいる。
演じる三宅星歌さんは、現在20歳で岡山県出身、いま東京でお笑い芸人をやっておられる方。
高校時代の演劇部で鈴江の「牛乳で夜を染めたい」を上演されたそうです。
あの芝居はいいよね。と自画自賛。それで大人になってまた、私の作品を上演したくなったらしいのです。ううん。ありがたいことです。
以下、三宅星歌さんからのメッセージ。
……
調べると、ひとりしばいの台本も書かれていたので、取り寄せて読んでみました。その中で気に入ったのが「天にのぼりたいとふとおもい」でした。いじめや自殺と重たいテーマを関西弁の陽気なおじさんが演じているのがとても面白く、そして逆にとても切ないと思いました。本家の(初演の団体の)DVDも取り寄せて観劇しました。この矢野君を私が演じたら面白いのではないか、私なりの矢野君を生み出すことができるのではないかと思い、高校時代一緒に演劇部で活動していた難波由嵯に連絡し、今回の上演に踏み切りました。
難波と2人でしっかり戯曲について考察し、成功させたいと思っております。鈴江さんが何故この台本を書いたのかの経緯も読ませて頂きました。鈴江さんの思い、私たちの思いが観てくれた人に伝わるよう精一杯頑張りたいと思います。そして、矢野君を演じるのが今から本当に楽しみです。
 
……
 
せいいっぱい演じてほしい。そして、いじめにくるしみ、死を考える現在進行形の若者や子供たちに、ひとりじゃないんだ、と伝わってくれたらどんなにすばらしいか。
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?