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仕事納めの翌朝

8月に仕事を始めた。

何とか楽しいことを作って仕事の不甲斐なさを忘れるのに精一杯だった。

10月後半ごろから、
仕事が現実の不甲斐なさを忘れる手段になった。

仕事での不甲斐なさ
現実の不甲斐なさ
どっちが辛かったかは比べられない。
後者が辛かったと思うのは8月から諦めず努力してきた自分がいるから。

今仕事をしているときは、目の前の自分を見て尽くすだけでいいからある意味楽。
時間が過ぎるのが早いし、時間や努力の無駄を感じない。
(本当に会社の役に立ってるかとか考えたらきりがないけど)自分は生きてるんだと無意識に感じられる。
これこそ私の大好物「達成感」。

仕事をしていると現実なのか夢なのか分からなくなる。
家に帰ると現実が覆い被さってくる。
嫌だ、やめてくれ。
本当は何もない空っぽの人間だということを思い知らされる。
仕事以外に没頭できる所、拠り所がないことを思い知らされる。

今日から6日間の休暇、心は健康でいられるだろうか…


ただまあ、つい数ヶ月前はこんな悩みもなかった。
仕事をすれば私生活も自分という存在価値も上がって全て満たされると思っていた。
現実は違った。

どうなんだろうなあ。

常に上昇志向が強すぎる私は自分に対して、今年もよく頑張ったね、お疲れ様って素直に言えない。
たぶん、誰かに言われても素直に受け取れない。

今と将来が満たされている保証がなければその言葉は意味がない。

…この考え方、どうにかならんか。

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