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【真実】苦手とは催眠術である

「暑いのと寒いの、どっちが苦手?」

と聞かれたら、迷うことなく「寒い方」と答える。私は寒いのが苦手。

ガンガンに冷房が効いた部屋で、男性社員と口論になるのは事務方の女性社員の専売特許みたいになってるが、ちょっと待ってほしい。

私もだ。


■苦手ってなんやねん

よくよく考えてみると不思議だ。苦手ってなんだよ。

生まれつき、に付きまとう問題がある。生まれつき天然パーマの私は湿気が苦手だし、生まれつき手汗の多い私は握手が苦手だ。

ただ、

生まれつきに分類できない苦手が意外と多い。そう考えると、苦手ってそもそもなんやねん。となる。


寒いのが苦手な私だが、冬はスノボに出かけリフトに乗りながら部屋にいるときよりえげつない寒風にさらされるが、耐えられる。

逆に暑いのが苦手な人も、夏は水着に着替えて海に行き、部屋にいるよりえげつない日光にさらされるが、耐えられる。

つまり苦手とは、生まれ持った何かより、捉え方だということができる。


■自己暗示

「これ苦手なんだよねー」ついつい言ってしまう。でもよく考えるとそれは、完全なる自己暗示かもしれない。

自分の脳にそう思わせ、そうだよね。ね。そうだよね。ね!ね!という状況を強引に作らせ、合法的に堂々と拒否る。

罪悪感は無い。だってしょうがない。苦手だからだ。


しからばその逆をとる。

苦手を克服しようとしたとき、一生懸命頑張る。的なアプローチより、この自己暗示をうまくコントロールした方がいいのではないかと思う。

例えば英語が苦手だがそれを克服したいと思ったとき、がんばって単語を頭に詰め込むより、

私は天才。さぁ今日もカラカラの土に水分が染み込むようにアルファベットのシャワーを浴びるのだ。

ぐらいの気持ちで、臨む。


苦手とは自己暗示。暗示を取り払えば、得手となる。


■寒い

私は天才。さぁ今日も火照った脳みそをクールダウンするかの如く北風のシャワーを浴びるのだ。


ちょっと待て、やはり寒い。






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