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ライター江角悠子さんの「ライティングコーチ」受講レポ①

江角悠子さんのオンライン講座「ライティングコーチ」を受けています。すでに情報発信をしている人向けのマンツーマンの講座で、期間は半年間・全6回です。

 江角さんはライターとして書籍、雑誌、webなどでの執筆の他、書籍の編集、ライターの育成、大学講師として編集の授業をされるなど幅広く活躍されている方です。(憧れます・・・)

「京都くらしの編集室」江角悠子さんHP
https://w-koharu.com/

【講座を受講したきっかけー「活動の幅を広げたいがどうしたらいいかわからなかった」】

  東北に住む私が京都の江角さんと(一方的に)出会ったのは、「note」で「京都ライター塾」一期生の方の「講座レポート」でした。

 当時私は、公的機関の情報発信ボランティア(市民ライター)として、地域で活動する人への取材記事などを広報誌に書いていました。「生まれ育った東北が大好きで、多くの人に地域のことを伝えたい」という思いで始め、これは今も変わりません。

 活動を続けるうち「取材記事以外にも、お出かけ情報やグルメ情報、エッセイなどいろいろ書いてみたいし、活動の幅も広げたい。でも、どうすればよいかわからない」という気持ちが芽生えてきました。

 そんな迷子の状態だった私は、講座レポートを読むと直感的に「受講したい!」と思いました。手探りでやってきたインタビューの仕方など、知りたいテーマが満載で、興味を惹かれました。まずはどんな講座なのか知りたくて、江角さんのメールマガジン「ライターを目指す人のための7日間無料メールレッスン」を受講しました。

 そして、江角さんの書かれたweb記事を読みました。旅行サイト掲載の富山県のレトロ建築を訪ねるという内容でした。富山に行ったことがないのにも関わらず、文章がスッと入ってきて旅をした気分になりました。「私もこんな風に、土地の魅力を伝える文章を書いてみたい、」と思うようになり、講座を受けたい気持ちが高まりました。

 2021年1月に単発講座「依頼の途切れないライターになるための書き方術」があり、オンラインで受講しました。「どのようなライターが求められているのか」という実体験を交えたお話に、自分の夢が現実味を帯びてきたようでワクワクしました。早速、2月からの講座に申し込みました。

【第1回目ー「私は私の文章を書けば良い」】

 2月24日の第1回では、書くことや発信することで悩んでいることにアドバイスをいただきました。金言だらけの講座で、講座後はすっかり書く気満々に!以下、少し恥ずかしいのですが、私が相談した内容です。


 〇「SNS発信」について。

 これまで自分の発信はnoteを使っていたものの、読まれる回数は少なく「需要のなさ」にションボリしていました。一方Twitterも読む専門でアカウント登録だけはしていました。

 両方とも身バレを恐れる気持ちが強く、アイコンは無難なケーキの写真、名前はローマ字で…という印象が薄いものでした。プロフィールも個人情報を入れず「本が好き」「旅好き」くらいのもの…。

 そこで江角さんより一言「ライターとして活動していくには“自分の存在を知ってもらうこと”が必要です」。

 そのためには「noteとTwitterを併用・同じ人だと判るように名前とアイコンを統一・アイコンは印象に残りやすいものがよい・noteは固定記事、Twitterはプロフィールを載せる(←ここが仕事のきっかけになることもあるとか)」というアドバイスを受けました。

 確かに得体のしれない人って近づきがたいですよね…。それどころか世の中にたくさんの発信がある中、印象が薄くなってしまうことに気づきました。「身バレ」以前の問題かもしれない…。

 そして、「需要のなさ」に関してのアドバイスに涙したのでした。

 「今は種まきの時。仕事で書いてみたいと思うことを発信し、自分のために書く習慣をつける。」「どうせ誰も読んでいないと思えば、書きたいことを書ける」「“いいね!”してくれる人を大切に」


〇「改名」について

 今までは何となく戸籍上の姓(結婚後)を使っていたのですが、ライター名だけは旧姓にしたいと思いながらもタイミングをつかめずにいました。江角さん自身もライター名を「改名」した経験があるそうで、「改名したいと思ったら、今すぐでも大丈夫。大きな変化はないですよ~」と。それを聞いて勢いがつき、講座当日に「改名」しました(笑)

 noteとTwitterを旧姓に変更してまだ一週間ですが、初心に帰ったような清々しい気持ちになりました。家庭や仕事は戸籍上の姓、ライター活動は旧姓と切り替えができるところも気に入っています。コメントで久々に「すずきさん」と呼ばれ、本来の自分に戻ったようで嬉しかったです。改名して良かった!


〇うまく書こうとしてしまう

 いざ書こうとすると手が動かない。文章が書けない。ということがよくあります。江角さんも同じ経験があるとか。そしてこの言葉に私は、恥ずかしくなり、画面から消えてしまいたくなりました(笑)。

「自分には才能がない」と落ち込むということは、それまで「自分は才能がある」と思っていたということ。 


 そっか…才能あれば、自分の中から文章が出てくるよね…。才能がもともとないのだから、スラスラとうまく書けるわけないじゃん…。

 「自分らしさがある文章がベスト。“私は私の文章を書けば良い”」

  今回の講座で一番印象に残った言葉でした。


【まとめー「アウトプットしていこう!」】

 今回の講座を通し、「自分の素の文章で、積極的にアウトプットしていこう!」と思いました。気づかされたのは自分の自意識過剰っぷりと、頭で考えすぎていたところ。江角さんのお話を聞き、自分の伝えたいことを、自分の言葉で丁寧に書いていきたいと思いました。

 講座後に、「改名」し、noteとTwitterのプロフィールをはっきりと書いてみたところ、新たに記事を読んでくれてフォロワーになって下さったり、感想を下さった方がいて、多くの発信から私のを受け取ってくれたことの喜びと、ありがたさを感じました。

 今月の講座も楽しみです。これまでにはnoteの「固定記事(自己紹介)」を書きます!