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【東北スイーツ】ずんだ茶寮の「ずんだシェイク」(宮城県仙台市)

東北暮らしの週末ライター、すずきちえです。
本日紹介するのは、仙台ならではの「ご当地シェイク」です。

みなさんは「ずんだ餅」という食べ物は、ご存知でしょうか?
すりつぶした枝豆に砂糖を混ぜた餡に餅を絡ませた仙台やその周辺の郷土食です。

「ずんだ餅」は宮城県仙台地方で昔から愛されてきた伝統食です。
使用する枝豆は黄色く熟す前の若い大豆で、夏のわずか3~4日の内にしか収穫ができません。
その枝豆を採れたての内に茹でてすりつぶし、砂糖を混ぜてできた餡をつきたての餅にからめていただく…。(ずんだ茶寮HPより引用)


「ずんだ」は、餅の他にも団子、おはぎの具として食べます。
味は、甘め。砂糖の甘さと枝豆の自然な甘味を感じます。(作り手にもよりますが、全体的に甘めかと)
枝豆をたっぷり使っているので、食べ応え抜群です。

その「ずんだ」を使ったシェイクが、ずんだ茶寮の「ずんだシェイク」です。


仙台銘菓「萩の月」で有名な「菓匠三全」の部門の一つ「ずんだ茶寮」が製造・販売しています。

(写真)仙台駅構内の店舗。萩の月の看板と並んでいる。


写真の仙台駅2階の店舗では、ずんだシェイク専用のレジがあるので一杯から気軽にテイクアウトできます。今日は暖かかったので冷たいものが欲しくなり、仕事帰りに買ってみました。

(写真)ストローは紙とプラスチックから選べます。


中を開けるとこんな感じです。一見滑らかそうに見えますが…

飲んでみると、枝豆を細かくしたの粒々とした食感。味は、甘さはあるもののさっぱりとした感じ。「甘すぎるのは苦手」という人にもいいかもしれません。

すでに多くのメディアで紹介されており、コロナ前の夏にはスーツケースを抱えた観光客らしき人たちが並んでいるのをよく見かけました。
(コロナ後は仙台駅自体の人手が少ない印象です)

長く仙台に暮らしていますが、初めて「ずんだシェイク」を飲んだ時は衝撃を受けました。「ずんだが飲み物になったのか…」と。そして飲みやすさを感じました。

個人的に胃もたれしやすい体質なので、ずんだは好きなのにもかかわらず、餅や団子を食べるのに躊躇していました。(「食べきれなくて残しては悪いしな…」と思う)
けれどもシェイクだとさっぱりとしているし、ずんだの風味も残されていて、以来長く愛飲しています。

機会がありましたらぜひ、「ずんだシェイク」を飲んでみてくださいませ。