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そうして今日も、一日は過ぎてゆく。

5月17日。水曜日。

起きたら外はいい天気。ここ数日体調を崩していたけれど、今日は目覚めが良かった。お腹はどんより重い感じもないし、昨日の脱水状態のときみたいに頭が痛かったりもしない。普通に起きて、普通に子どもたちの朝ご飯を準備できる状態であることが、当たり前の生活を送れることが、とてもありがたい。

いつも通り登校時間に子どもたちを送り出して、洗濯物を干して家中に掃除機をかけた。掃除機をかけるのも、家全体を整えるのも数日ぶりで、床には子どもたちが転がしたままのおもちゃや本、脱ぎ捨てたままの靴下やらがなんとなくあちこちに散乱している。それらも全部所定の位置に戻し、家中の窓を開けて換気をしながら一気に家中に掃除機をかけたら、家全体が清々しい空気に切り替わった気がした。

そういえば、体調不良の二日間、掃除はしなかったけれど、洗濯だけは体調の合間を縫ってやっていた私、偉い!と今さらながら自分を褒める。一方、その期間子どもたちの細かいケアや毎食後の皿洗いは全部夫が担ってくれたのも、改めて振り返ってありがたかった。体調不良で行動が不自由になったときだからこそ気づくことや感じることがいろいろあった。

一通り家を整えたら、朝ご飯にジャムトーストを食べた。ここ数日体調を崩してうどんや白米程度しか食べていなかったので、久々に食べたトースターでカリカリに焼けたトーストの香ばしさやその上に乗せたブルーベリージャムの甘味と適度な酸味がいつも以上に舌に沁み入るようで、美味しかった。

本来ならここらで温かいミルクティでも飲みたいところだけど、数日前にお腹を壊したことを思うと、まだ牛乳などの乳製品はやめておいたほうがよさそうな気がして、そしてミルクを入れられないならストレートの紅茶を飲む気にはあまりなれなくて、結局温かい白湯を飲んで大人しくしておいた。

トーストを食べたあとは久々に体を動かしたこともあり少し疲れてしまって、午前中は少し仮眠をとった。体調不良から回復中の身ということで、思う存分昼寝ができるのは気楽でいい。

在宅勤務の夫の手前、普段は多少日中眠くなったりしても、あまり仮眠をとることはない。もちろんどうしても寝たいときに無理矢理我慢するほどではないけれど、やっぱり今は専業主婦という立場上、夫が家の中で一生懸命仕事をしてくれている横でいつでもぐーすか寝転がっているのはなんとなく申し訳なくて。夫にその話をしたら、俺は別に気にしないけど、と言ってはくれていたけど。

仮眠をとって目覚めたら、水曜日は帰宅が早い子どもたちがあっという間に帰ってきた。午後はそれぞれまったり過ごした。私もようやくnote を書く気力と体力が戻ってきて、パソコンに向かったりした。今や日記が二日遅れでの更新になってしまっているけれど、それこそ今回の体調不良の体験やその中で感じたことは、少し客観的な視点で見ればとても面白かったので、ぜひ書き残しておきたいと思って書いた。

そうして今日も、平和に一日は過ぎていく。

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