見出し画像

これからの自分を考えてみる


フォローしている方が書かれたnoteEXPO2021の記事を、昨日たくさん目にしました。

わぁーと思うと同時に、たくさんの方の夢に触れてすごく、なんか力の渦にもまれてます。
もしかしたら趣旨とは外れてしまうかもしれないけれど、私も自分の夢というかやりたいことを整理してみようと思います。

そして、見ていただいた方に「こういうこともできるんじゃないか」とか「それは微妙だと思う」とか、なにかご意見もらえたらいいなと思って書いてみます。

長くなりましたが、読んでいただけると嬉しいです。

私のやりたいこと


私は結婚する前は調理師として働いており、いつかお店がしたいなあと思ってきました。
このnoteもそれを決意するために、始めてみようと思ったのも理由の一つです。


ですが、最近は飲食店というよりも、人が集う場所があって、そこにおいしいお菓子や飲み物があったり、素敵な小物があったり、子どもと楽しめるようなイベントが催されたりするような、そんな場所が作れたらなと思っています。

そういう妄想は無限にできて。
そういう場所を私がもっていたら、やりたいことがたくさんあります。
たとえば、こどもとお店の壁を塗るDIYワークショップとか。いらないもの交換会とか。お父さんの日曜大工講座とか。絵本ゆずりあいとか。ナチュラルスイーツ教室とか。お味噌をつくろうの会とか。お客さんと忘年会とか。
いつも、「こんなことができる場所があればなー。」ってにまにましています。

今までは、やりたいと思いながらも「自分にはできない。」って思ってきました。
ですが、ここ数年「やれるかもしれないなあ。」「やりたいなあ。」「やってみようかなあ。」という風に、のろまなカメのスピードではありますが意識がすこーしずつ変わってきています。

昨年はコロナで休校したり、不規則な日常だったので、夫からも「今はまだ動かない方がいいんじゃない?」と言われていました。

あれから一年。すこしずつ事態も変わってきているように思います。
ここからまた、できることをはじめようと思います。
来年、次男が小学生になりますので、そのタイミングで始動できたらなと思っています。

まずは日々、食べ物の試作。
そして、場所探しです。

その一方で、絵を描くことも楽しんで、自分のオリジナルでお店のグッズを作ったりもしたいなあなんて思います。
(エコバッグやグラスなど)

きっかけ

大人になって、自分で働いて、お金を稼いで、自立したと思っていました。
でも、結婚して、子供が生まれたら、働けなくなった。
「飲食業は小さい子供がいたら働けないよ」
「女性の調理師は続けられないよ」
そんな言葉をかけられたし、私の働く飲食店に育休はなかった。
調理師学校の友達の女の子たちは、私の知っている限りでは、結婚したら辞めるか、働き方を変えている子たちばかりです。

もちろん、自分のお店をもって頑張っている子もいます。
しかし、子供がいないか、義理の両親と同居していて夜は任せているとか、サポートしてくれる人がいたりのどっちかです。

私はこれから先、どういう風に働きたいかを考えたときに、自分が心地よく働けるお店を作りたいなと思いました。
それが、長い目で見た時に飲食業界にとってのいいことにつながるのではないかなと思うからです。
出来るかわからないけれど、考えていることを書いてみます。


子どもがいることを特別にしたくない

私は子供が小さかった時に、なかなか子供連れでリラックスできるところがありませんでした。

もちろんお茶したりでかけることはありましたが、どこかで子供がぐずらないかびくびくしたりもしていましたし、受け入れられていると思う空間は近くにありませんでした。

かといって、児童館というわけではないのです。
親子同士が来れる場所、ではなく。
子どもがいる人も、いない人もくつろげる、そんな当たり前のお店。

この社会に、様々な暮らし方の人がいて、そういう人みんなを受け入れているお店。
イメージで言うと、おしゃれなカフェよりも、家族でやっている喫茶店のような、イメージです。
親子連れがいる隣で、おじいちゃんがコーヒー飲んでるような。

親戚の家に遊びにきた、くらいの距離間のお店があったらなあと思っています。


契約なしに働ける、手伝える場所が欲しい

これは、私が専業主婦になって思ったことなんですけれど。
専業主婦になって、なにが一番つらいかっていうと、私は社会とのつながりがなくなってしまったように感じることなんですよね。
(実際ないんですけど)

お金を稼いでいないことや、人の役に立っていると思えないことが辛い。
(本当は育児や家事をして役には立っているんですけど)
どうしても、お金を得ることに重きをおいた考え方をしている私には、そう感じられていました。

そんな時に見かけたのがこの本。

知り合いからすすめられて読んだこの本。
もう衝撃的すぎて、しばらくぼーっとしてしまいました。
簡単にいうと、著者の小林せかいさんは異業種から飲食業をはじめられました。そして、飲食業界にある無数のムダと思えることを合理化して、新しい飲食店のかたちのお店をつくられたのです。

そのひとつに「まかない」というシステムがあり、お店を一時間手伝うと、定食の無料券がもらえるというもの。
手伝える条件は、未来食堂に来たことがあるかどうか。

この本を読んでから、そういう場所があれば、社会とのつながりを失った感覚をもつことはないなと思いましたし、とても可能性を感じました。
また、余談ですが、せかいさんはお子さんもいるのですが、お店をやることと子供がいることは関係ないと言い切っていました。

本の一節がとてもお気に入りなので引用します。

環境が、あなたの行動にブレーキをかけるのではありません。
あなたの行動にブレーキをかけるのは、ただ一つ、あなたの心だけなのです。

具体的には決まっていないのですが、ボランティアではなく、お金の為ではなく、単純にお店の協力隊みたいな立ち位置で、そういうことってできないかなって考えています。

たとえば、イベント時だけ手伝ってくれるサポーターなんだけど、noteのサークルみたいに密に関わってくれたりだとか、アイデアだししてくれるとか。
現場に出勤したりしなくてもできることってあるんじゃないかなと思うのです。
そんで、年末にみんなで忘年会したら楽しいだろうなーって思います。

土日はお休み、なんなら平日にもお休み

これって飲食店の常識から外れまくっているのです。

私の働いていた飲食店では、まず稼働せよ=店を開けろ!だったので。
そして、人数は少ない人数でまわして人件費は少なくする。
そのためにオペレーションをしっかりする。

そうすると、ひとりの負担が半端ない。
疲れる。しんどい。効率が悪い。
さらには、子供がいてのそういう生活が、想像がつかない。

飲食店とは、みんなが休む時間に働く仕事です。
みんながくつろぐ時間に美味しいごはんや、素敵な空間を提供する、そんな仕事。

だから飲食業に携わっている人とは、普通の時間にご飯を食べられることは減ります。
私も夫と付き合っていたころは、夜ご飯を一緒に食べるのは23時とかでした。

でも、そういう生活が当たり前って思わなくてもいいのかなって。
土日閉まってるお店。子どもの体調が悪いので休みますっていうお店。夏休みはがっつりお休みするお店。

そして、お客さんもそれが普通と思ってくれる。

けっきょくは誰かの役に立ちたい


はたらくってことは、仕事をしてお金をもらうこと、だと思う。
でも、そのはたらくことの原動力は、誰かのためにって気持ちだと思う。

たぶん探せば、子ども食堂をされている方、子どもウェルカムのカフェ、みんなが集えるカフェとかいっぱいあるんだと思う。

なのに、なんで私がするんだろう?したいんだろう?
そう考えたときに、でてきた答えは「わたしがそう思ったから」でした。

うまく言えないけれど、わたしがそう思ったということは、誰かもそう思っているんじゃないかと思うのです。
専業主婦で孤独に育児をしている。
かといって、働こうにも色々な理由があって働けない、預けられない。
それでも、社会とのつながりを持ちたいし、誰かの役に立ちたいし、ありがとうと言われたい。

そして、そう思った経験があるからこそ、そういう雰囲気をもつお店を作れるのではないのかなと思うのです。

また、同じようにそういう方の力になりたい。でも、おせっかいになってしまうし、そのような場所もないし、資格もないし、やり方もわからない。
という方もいらっしゃると思います。

でも、そういうものをとっぱらった場所さえあれば叶うんじゃないのかなって思っているのです。

例えば、子どもと遊ぶのが苦手な人もいれば、すごく得意な人もいる。
子どもに勉強教えるのが好きな人もいれば、苦手な人もいる。
それをどういう風に合わせたらいいのかは、まだわかんないんですけど。
きっと、1人でなんでもやれる必要なんてないと思うのです。

心が行き詰ったときに「とりあえず、あそこに行って一息つこう。」と思えるような選択肢の一つを提供したい。

それは、つまりしんどかった昔の自分をお店に招いてあげたい。
そんな気持ちです。

ちょっと書いていて気づいたのですけど、なんかnoteの街のようなもの。


そんな場所が作りたいなんて、ほんと夢みたい。
でも、小さくっていいから、なにか一歩ふみだそうと思って考えをまとめてみました。

前からもお店したいと言っていましたが、本当にお店が持ちたいだけでした。お店をつくったらどうにかなるかなとか。
ここ数か月「くわしくはどんななんだろう?」って考え続けていました。

今回、イベントを機に文字にしてみました。

まとめます。
●様々な生き方をしている方達が、ゆるっと来れるようなお店を作りたい
●無償、有償に囚われない、働き方、社会との関わり方を考えたい
●「飲食店のふつう」ではないお店を目指したい

そしてnoteでしたいことは、その経験をまとめて、読みたい方、情報が欲しい方に読んでもらえるようにすることです。

でも、けっきょくは毎日幸せを感じて暮らしたいだけなんです。
私も夫も、子どもたちも。
でも、自分たち自身の幸せを追求することが、周りの人の幸せにもつながっているのではないかなと思うのです。

この書いたことに対して、どう思うか素直な意見を聞きたいです。
なにかアドバイスありましたら、よろしくお願いいたします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 とっても嬉しいです!! 他の記事はこちらにまとめてます↓↓↓ https://note.com/suzu710/n/n1c65747c24cb いただいたサポートはお菓子の試作などに使わせていただきます!!