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CDレビュー: 米津玄師 "STRAY SHEEP"+α

新アルバムレビュー

タイトルに関して、ほぼ3年振りに新アルバムが出ましたね!

私はアートブック盤を買いましたが、2019ライブツアー「脊椎がオパールになる頃」の幕張ファイナルがフルで収録されたブルーレイディスクと、アートブックが付いてきます。

装丁も滅茶苦茶凝っており、内容も価格に比して文句無しで、手元に物として置いておく価値を感じます。このデジタル全盛のご時世に、フィジカルで音楽を売るという事が良く考えられたアルバムだと思います。

米津玄師は、ぶっ飛んだセンス全開の曲も大衆向けの曲も両方作れる稀有なアーティストで、本作は大衆向け+バラード寄せの収録曲だと感じました。

アルバム作成までの経緯がwikipediaに載っています。

上記を踏まえると、アルバムタイトルにもなっている”迷い羊”の、”背骨を無くした”という歌詞が、エッジが効いてて好きです。


隙あらば自分語りをしますが、私はハチ名義の頃からアルバムは全部聞いているので、一番好きな曲と一番好きなアルバムをついでに書いておきます。

一番好きな曲:LOSER

ポップさも独特のセンスもあり、乗りやすくて最高。

「長い前髪で前が見えねえ」で毎回笑いそうになる。切ったら良いと思う。


一番好きなアルバム:YANKEE

前作「Diorama」でセンス全開過ぎたのを、若干大衆向けに寄せたアルバム。中でも好きなのは1曲目の「リビングデッド・ユース」と「ドーナツホール」のセルフカバー。


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