映画『ラマになった王様』

2021年11月27日

今日はディズニー映画『ラマになった王様』を観た。

子供の頃に大笑いしながら観た記憶があったが、内容全然覚えてなくてびびった。

自分勝手すぎてラマにされちゃった王様が村人と旅しながら人を思いやる心に目覚めていく・・・

みたいなストーリだが、ディズニー映画にはめずらしく、ヒロインいないし歌って踊らない笑

主人公も最初かなり嫌なやつで、わかりやすい懲悪ものではなく、ストーリーの流れは他のディズニー作品と比べると弱い感じがした。

ただ、その分コメディ要素がかなり多く、観ていてとても楽しめる作品だった。

子供の頃のように大爆笑とはいかなかったが、くすりと笑えるシーンが多かったし、特にジャングルの道中にあるレストランのシーンはかなりの名シーンだと思う。

映像は、キャラクターの描き方や雰囲気は『ヘラクレス』を彷彿とさせて好感が持てた。また、演出を工夫しているところが多く、一番印象的だったのは、黒のバックに薬品のサイケデリックなピンクを合わせる演出。

かなり目に痛い色の組み合わせだが、薬品の形の面白さや、やばそうな感じがよく出ていた。

ディズニー映画は感情の起伏が激しくて大抵泣いちゃうんだけど、『ラマになった王様』は気楽に観れ、笑えて楽しい作品だった。