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新アルバム「BARROCO バロコ」制作内幕話④
2020年2月、退院。やっと出れた世の中はもはや以前のものではなく異次元のコロナ禍。されどもこちらの身体はまだリハビリが必要な状態で、世間一般の方たちと同様に自宅隔離(療養)。ゆっくり少しずつ回復を待つ事になります。
しかし、まぁ人生とは不思議なもので。人との接触が制限され、退屈な日々が続くかと思われましたが、なんとドラマー「定成クンゴ」さんとリモートでレコーディングを行ない、制作に没頭する幸せな日々を送り、「SuzKen&the Kungo Bongos」としてCDリリースをしてしまうのでした。ここで一旦、2020年は自分のアルバム制作は休止して、バンドのアルバム制作と年末のリリースライブの実現に集中する期間となるのでした。
時間を遡って自身のアルバム制作に話を戻します。アルバムに参加してくれた、主要メンバー3人を紹介します。
僕が工藤明というドラマーを初めて観たのは2019年8月。真夏の新宿で知り合いのギタリスト主催のセッションでした。2019年夏の最初の手術明けのタイミングでお客さんとしてフラリと寄ったのです。(さすがにまだ歌える状態ではなかったし、歌えてもレベルが高くて入れなかったかも) 一瞬で目と耳を持って行かれたのを覚えてます。その夜はとにかくプレイヤーみんな素晴らしかったのだけども、ドラムは特に素晴らしかった。良いドラマーはシンバルなどの金物が歌う印象があるのだけども、彼のシンバルはそれだけでもハーモニーが鳴っていた。自分のバンドでも叩いてもらいたい、と1stステージが終わった時にすぐに声を掛けに行きました。まだちゃんと舌が回ってないオッサンが急に話しかけてきて、本人はビックリしてたかも笑
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工藤くんとの演奏は、2021年7月に行った渋谷アンダーディアで行った、無観客配信ライブで二年越しの夢が叶いました。予想通り、またそれ以上に音に寄り添ってくれる、素晴らしいプレイヤーです。
砂パンとの出逢いは古いのです。まだ僕がSTEREO LYNCHでベースヴォーカルとして活動していた時期に「榎本くるみ」ちゃんのアルバムに数曲ベースで参加させてもらった時。ライブなど正式なベースは砂パンが担当していました。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71894464/picture_pc_dbe8ec4c00df9abbce8a30712a805e7a.jpg)
レコーディングした音を聴かせてもらった時、自分と砂パンのベース音の波形の違いに愕然として(砂パンのそれは均等で美しかった)、そのあと僕がベースから遠ざかる要因の一つに(笑)そして、再会は数年後ストリングスを交えた僕のワンマンライブでした。ここからSuzKenバンドに砂パンが参加してくれるライブが増えていくのです。
ヤマザキくんとはかれこれ10年以上前。彼がバークリーから帰国してすぐでした。2011年の僕の2回目のワンマンライブから鍵盤を担当してもらっています。
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僕の音楽を近くでずっと感じてくれてきた人物。もしかしたら、ある意味僕より曲を理解をしているのかもしれない。彼のセンスは今までの僕が作ってきた楽曲の重要な一部分になっています。
彼ら3人は今回の新アルバム「BARROCO」の5曲、「ユメノツヅキ」「ぽたぽた」「とっておきの笑顔」「SUNDANCE」「BARROCO」にバンドで参加してもらっています。そして、このメンバーで新アルバムをライブで再現する、リリースワンマンライブを行います!
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【ご予約はJZ Bratにて受付中です。モヤモヤした日常を晴らすべく、久しぶりに音の現場で皆さんと再会できる事を願っています。どうぞ宜しくお願い致します。】
2022/03/23 (wed) @渋谷JZ Brat
SuzKen ONE-MAN live
【BARROCO バロッコ】リリースワンマンショウ
https://www.jzbrat.com/liveinfo/2022/03/#20220323
・出演者
SuzKen (vo/gt)
ヤマザキタケル (pf/key)
砂山”Sunapanng" 淳一 (b)
工藤 明 (ds)
DJ
wholly
Keisuke Taniguchi
入替なし
Open 18:00 / Start 19:00(途中休憩あり・21:30終演予定)
「ミュージックチャージ」
予約 ¥5,000 / 当日 ¥5,500
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