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ダンジョン飯登場キャラの呼称表を作成した  ⚠️ネタバレ注意


はじめに

表題のとおりです。
「呼称表あると思ったら案外ないもんだな」と感じて作ったダンジョン飯の呼称表です。
最初某所で公開したんですがここにも載せます。


全景を画像にするとこんな感じ

注意

  • ⚠️最初から最後まで盛り込んでいるためネタバレ満載となっています。未読未視聴の方は注意してください。

  • 参考文献として使用したのは「ダンジョン飯全巻」「ダンジョン飯ワールドガイド冒険者バイブル完全版」「九井諒子ラクガキ本デイドリーム・アワー」です。すべて電子書籍です。

  • Googleスプレッドシートを使って作成しました。メモ欄にその呼び方を使った出典元とページを記載し、PC版であればオンマウスすることで表示させることができます。

  • 基本的にそのキャラがあるキャラ(または自ら)を明確に呼んでいる初出のページを記載しています。そのため「僕の〜」や「あなたたち〜」のような呼び方は載せていません(とはいえたとえば11巻p.129でパッタドルがマルシルを前にライオスたちを差して「あなたの護衛に〜」と言っているのは「あなた」呼びが明確であると考えて載せています。まあ、このあたり適当です)。

  • また、複数のキャラがいるのに吹き出しが1つしかないなど、誰が発言しているか明確でない箇所は、アニメ放送済の回である場合はそれに準拠しています(「テンタクルス」の「ナマリ!?」や「シーサーペント前編」の「カブルー……」など)。

  • 他のキャラとの会話が極端に少ない都合上、ドワーフの鉱夫団、ドニとフィオニル、ミーシルとエリケは外しています。悪しからず。

備考欄

登場キャラの呼称に関する簡単な覚え書き

ライオス一行

ライオス

  • 一人称は「俺」(オレ)、二人称は基本的に名前か「君」(きみ、キミ)。ライオスに限った話ではないが、この作品なんだかやたら人称の表記が揺れる傾向にある(「マルシル -4-」のp.224-226とか)。「オレ」は書き文字でしか使われなかったはず。書き文字で「俺」だと文字が潰れるからか。

  • 年長者であるタンスをさん付けで呼んだり、年齢Coしたチルチャックに対して取ってつけたようにさん付けしたりするなど、その辺りの礼儀は弁えている様子。

  • 温厚な性格ゆえか基本的に「お前」は使わない。感情が昂ったとき(「キメラ」でシュローとケンカした際の「お前なんかマルシルの半分も頑張ってない」とか「翼獅子 -6-」にて翼獅子を喰らう際の「お前が食い続けるというのなら〜」とか)以外はファリンに使うのみ。

  • 魔物相手にも「君」や「お前」を使う(「バイコーン」でのバイコーンや「兜煮」でのデュラハンなど)。デュラハンに至っては「あんた」というかなりレアな呼び方をしている。

マルシル

  • 一人称は「私」。マンドレイクの叫び声をモロに聞いた際は「わたくし」になったり、魔力酔いした際には「わらひ」になったりしていた。どちらも「私」の変形なのにバリエーション豊か。

  • 二人称は基本的に名前もしくは「あなた」。センシとの初対面限定で「あんた」も使っていた。まだキャラが固まっていなかったのか随分乱暴である。

  • 初対面のライオス相手には一言目から「あなた」と呼んでいる一方、チルチャックに対しては驚くほど「あなた」呼びをしない。せいぜい「バイコーン」でチルチャックの嫁さんが出て行った顛末を説明する際に使ったのみ。

  • (夢の中だが)母親のことは「お母さん」と呼ぶ一方で、「寄生虫」にて父親の人形を見つけたときは「パパ……!?」と言って駆け寄っていた。多分、父親が早逝した関係で呼び方をアップデートする機会を失ったのではないか(ちなみにライオスたちに紹介するときは「お父さん」と呼んでいた)。

チルチャック

  • 一人称は「俺」(オレ)、二人称は基本的に名前か「お前」(おまえ)。初期限定でセンシのことを「あんた」と呼んでいたのはマルシルと同様だが「ソルベ」時点でもこの呼び方を使っていた。

  • ライオスを「てめぇ」呼ばわりしたのは人魚の囮にされたことがわかったときと炎竜戦時に千載一遇のチャンスでケン助が裏切ったとき。そりゃキレるわ。

  • イヅツミ加入直後はかなり険悪だったが、ライオスのパーティーでイヅツミを最初に名前で呼んだのはチルチャック。後に「俺は口が悪くてね」と謝るなど案外年長者として新しく加入したメンバーのことを気にかけているのかもしれない。

  • 「黄金郷」にてライオスも心の中で愚痴っていたが、交渉にはほとんど介入しない(「ババロア」でのカナリア隊とのやりとりなど)。自身の立場を雇われと割り切って出しゃばらないようにしているのかも。

  • 迷宮の主(もしくはその素質があると認識された者)以外で翼獅子を「お前」と明確に二人称で呼んだ唯一の人物(「翼獅子 -5-」での「そんなものお前には必要ないだろ!?」「必要だった」のやりとり。ちなみに翼獅子との会話だけなら「マルシル -3-」でカブルーもしている)。

センシ

  • 地味に一人称がめちゃくちゃ多い。普段は「わし」だが、かつてドワーフの鉱夫団にいた頃は「俺」、「グリフィンのスープ」内でのモノローグや日記では「私」を使う。二人称は名前か「お前」。ちなみにチルチャックのことを「チル」と呼ぶこともある。

  • 初期はチルチャックのことを「ハーフフットの子供」、マルシルのことを(三人称的に)「エルフの娘」と呼ぶなど、種族を頼りにして覚えているような描写も。

イヅツミ

  • 一人称は「私」、二人称は基本的に名前か「お前」、もしくは「あんた」。加入時期の遅さもあってかパーティーのメンバーを名前で呼ぶ機会は少ない。ライオスに至っては最後の最後(「ファリン -3-」)でようやく呼んでる。

  • 一方で、魂を人形に混ぜられた状態のヤアドに対しては自身と似たような境遇に思うところがあったのか、驚くほど名前で呼んでいる。「島」で他のメンバーよりも先にヤアドの心配をしているなどイヅツミとは思えない。「ファリン -3-」以降は急に他人同士みたいになってるけど。

  • ちなみにライオスのパーティーで一番最初に名前で呼んだのはセンシ(「サキュバス -1-」)。単純にご飯作ってくれるから懐いたんだろうか。

  • 半本家に同行している時の何も言わないっぷりがすごい。ヒエンの寝床にも潜り込んでいるあたり(タデ以外の)他の取り巻きとの関係はそこまで悪くなさそうだが、ワ島に引き上げる時気にかけているのがイヌタデだけな辺り「まあアセビだし」とか思われていたのかも。

  • 自分に混ぜられた魂に話しかけるように独り言を言うときは「お前」を使っている。当然こんな使い方をするのはイヅツミのみ。

ファリン

  • 一人称は「私」(わたし)、幼少期には「ファリン」と自分の名前を使う場面もある。「炎竜6」にてマルシルと話すときシュローやナマリのことを呼び捨てで呼んでいることから基本的に二人称は名前か。センシのような年長者にはさん付けを使用。

  • ライオスに対しては「(ライオス)兄さん」。実は少なくとも作中から2年前までは「兄ちゃん」呼びも使っているのが「兜煮」で分かる。

  • マルシルの「お姉さん」呼びは魔術学校時代。しかし「学校始まって以来の才女」として校内で騒がれていたマルシルを知らなかったことから、「思ってたより良い所(ライオス談)」とはいえ基本的に周囲に興味がなかっただろうと思われる。マルシルと知り合う前は一人で飯食ってたって言ってたし。

  • 作中の大部分をパーティーから離脱していた関係上、「チルチャック」と呼んでいることが分かるのは最後も最後。イヅツミとは会話すらしなかった。

他のキャラは後日追記予定。


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