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Silakan.  シラカーン

わたしたちのとって、はじめての ホームステイうけいれは インドネシアの女性でした。とても 聡明で 優しい人でした。

おたがい 緊張していたのを ほぐしてくれたのは  まだ小さかった
こどもたち。
ムスリムの ヒジャブをみて 「なんで それ かぶってんの」
「お風呂の ときも するの?」一日に5回のお祈りを、鶴の恩返しのごとく、のぞきにいこうとしたり。
 そのたびに 「神様との 約束です」といって やさしく わらってくれた彼女。
彼女が「シラカーン」といって 洗面所を ゆずってくれたことは、
その後の「どうぞ」という意味として わすれることは ありません。

ことば と その場面に 遭遇するということは
どちらが 先でも 後でも
とても すてきな 化学反応ですね。

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