秀真伝の神々のモデルとは

古来中国の伝承では東海の島々の海域は未開の蛮族の住む場所とされていた。しかし当然ながら、冒険家や政府が派遣した調査隊がこの地に船を使って訪れていただろう。だが、疲れ果てて渡った先の現地人の首長からはこの先に行ってもただ未開の部族、小人だとか鯨面の土人だとかの聴取しかできなかったはずである。当時、畿内に扶桑の茂る仕組みがあるなどと誰が教えたりするだろう。そこは徹底されていただろう。

しかし、中国では唐の時代、日本では飛鳥時代になって、DS級の識者たちがその気になってからは表面的な騙し技が利かなくなった。神仙境があるならそれをモノにしないはずがない。

道真公が藤原氏に見咎められて左遷の憂き目にあったのは 別の説では日本書紀のうそを見つけようとしていたのが知られてしまったことが原因とも聞く。 しかし日本書紀だけではわからなかっただろう。真相との間を繋ぐミッシングリンクとなる文献がその当時に存在したかどうか知れないからだ。
秀真伝がそれであったことは今になって分かったことである。

秀真伝は正本も副本も中央の指令で豪族が隠ぺいすべく持ち帰り、誰知られぬように計らわれていたと思われる。それが現代に至り、民家の屋根裏からたまたま見つかるなどしたようである。

秀真伝の瀬織津姫伝承には唐の則天武后の事績が採り入れられていることが分かっている。
このお方が天照大神の荒魂とされているなら 武后の威光が輝いていることになる。また東大寺の大仏建立は聖武天皇の業績だが 、仏顔は武后の似顔との話だ。 また実忠和尚のお水取りの儀式は カバラの中央柱の回流儀式の一部で、ケテルからティファレトに至る行程となる。

ケテルに位置する地名は遠敷(新生)、そして若狭(若々しさ)で、理想的理念とされたことの意味は掴める。
ケテルからティファレトに理念垂迹を図る儀式で 都の発展と回生そして大仏の賦活に注力したとみられるのだ。おそらく、賦活大仏からの恩恵が庶民に行き渡るトリクルダウン(ん?)が予定されたものだろう。
神道、仏教(華厳宗)、中東由来のカバラと三拍子揃った直接の恩恵を受けたのは、逝去した武后だったことになる。

結果、武后は神仏界および中東の魔法世界にまで 力を及ぼす威霊になられたと思われ、
その威光が未来の現代にまで及んでいることは威霊としての実在性を物語るだろう。
私はそのお方から脅しを受けてしまったのだろうか、最近になってかつてあった忌まわしい事件の背後にそのお方の存在を感じている次第だ。

なぜなら、2014年5月に岩戸開けをして、神々が幽閉されていた岩戸の閂を開けてしまったのが私。日本列島に仕組まれた幾何学図形がすべてを物語っていた。そこまで分かれば、後は簡単な解除儀式で間に合った。
武后はそこまでの未来を読んでいたことになろうか。私は脅しに恐怖しながらも、これしか道はないと研究を深める方向に進路を決めてきた。
そのためか、新たな発見は次々ととんとん拍子に得られていった。

岩戸には天照神(男神)、国常立神ほか複数の神々が封印されていたようだ。
だが、岩戸は開いているものの、出てこられたという兆候はない。
2017年に岩戸の様子を知らせる情報が入った。天照神は再ニートされたみたいだとのこと。理由は、天照神は政治にあまり関わりたくないタイプであったとのこと。

推測だが 、天照大神側の意向打診 "長いブランクがあったけどやれるんですか"とか"お手並み拝見して問題があったら突っ込みますよ"とか言われ続けたれば再ニートもしたくなるかも知れない。
垂簾政治になる懸念もある。これは武后が夫の高宗に対してとった傀儡政治のこと。天照大神(女神)は武后で、天照神は高宗がモデルになっていた。高宗は病弱で武后には強気になれなかったようだ。

2003年に職場の先輩(これまた山幸彦の兄の海幸彦そのままと言っていい本名をした人物だった)の紹介で知り合った女性が、本名からすれば戸の国に日の出を見ると解釈できそうな人物だった。つまり天照神が関わる岩戸開けを象徴するように思えていた。

四番目に現れた女性となるところだったが、美人であっても女としての魅力が感じられなかった。その理由も後で分かることになったが、二番目の女性とは真反対で、離婚して三人の子供を夫側に取られたことをすごく悔しがっていて、それが生き甲斐のない生活にしていたようだった。
さらに事情を詳しく聞けば、彼女には二つの誕生日があるという。

ひとつは本当の誕生日で年末にあり、もうひとつは正月でそれは親が決めて登録したものだという。本人は後者が嫌で誕生祝に参加せず、前者の日だけ友達とパーティを開いたという。
つまりまだ新生しない暗がりを好むといった性格が潜在的に示されていた。
そんなところに天照神の元々の性格が事前に教唆されていたというわけだ。

唐突ながら、毘沙門天と縁者のこと

自信がなければ政治はできない。そこに仏教思想が絡めばいっそう判断に迷うことになる。カルマの法則の存在。それはなるべく回避したいもの。
ひとつ自慢話になるが、毘沙門さんの二十日に生まれると夢で告げられ その日に私の母は生まれたらしいのだが、 まだ赤子の頃、別々に現れた異なる二人の行者に "もし男の子なら位人身を極めたろうに"と残念がられたそうな。

毘沙門天は母の守護神だったようだが 、そこには仏教志向の神の懸念があったようだ。なぜなら政治に関わると多くの反対者もおり、強伏のために戦さもせねばならない。カルマを重視する観点から、神の進言で男として生まれることが取り止めになったのではないだろうか。惜しいチャンスだったかと思うが。(不肖な私などが生まれて、後悔なさっているだろうと思う)

天照神もせっかくの機会だったものを、残念がっておられないだろうか。
私同様の不肖な時代はまだどこまでも続いていきそうな気配だけに。
さて、毘沙門天の前身はキンイロタイシとされている。
二番目の彼女の開運の儀式をしたのは舞子の移情閣の2Fだった。
私は3Fから下りてきた青年の役だったが、彼の名前がキンイロタイシだったという。その出会いが彼女の開運の鍵となった。

キンイロタイシの居た3Fは今なお真っ暗闇の立ち入り禁止の場となっていて、2F以下の明るい日差し差し込む部屋の様子はなさそうだ。3Fは鳳の間と目され、鳥は鳥目だから、うまく一緒に出られただろうかなと思う。私には開運の兆しはない。
2Fは龍の間だ。鳳龍出会って瑞兆を示すか。それは変換すれば鶴亀の出会いともなろう。

儀式した時刻からちょうど216時間後(まる九日後)に鳥取西部地震(M7.3)が起きて、出会いが成功したという験と確認し合った。2000年9月27日に儀式、10月6日に地震。この日は旧暦で9月9日ひのととりで中国では重陽の節句だった。震源地は鳥取の日野町でここでも火の鳥が暗示された。9の数は私の縁数になった。火の鳥(朱雀)は私のもらったダイモンバッチのようなものだった。

二番目の彼女は、私が昨今病態でまもなくという状態なので、思い余って電話してみた。彼女が出てきたので、開運できたかと聞いてみた。電話口で彼女は、開運しましたと言ってくれた。龍は無事封印された風水塔から出られたようだった。
私は逆にこの彼女からミッションをもらっていた。大本教系の考えを持っていた彼女からは、国常立神と天照神をお救いしたいと聞いていて、それを何とか実現したいと思ったのだ。門外漢が勝手な真似をしたかも知れないが、何とかやり遂げたつもりになっている。結果は上で述べたように思わしくなかったが。

また余談ながら、八角三層の移情閣とは期せずして等緯度にある奈良法隆寺の夢殿もまた八角三層構造をしている。というのは石の基壇2段の上に夢殿は構築されているからだ。つまり3Fに相当する。そこには聖徳太子に法華経の精髄を説く"金人"が現れたとのこと。たぶん金人とはキンイロタイシだったのではあるまいか。後に仏教護持の神となる毘沙門天のことだ。

2003年に知り合い、UFO撮影クラブのメンバーとなった坂本廣志氏は、真言密教の行者でもあった。彼に彼女との出会いの話をしたところ、その青年の名は何と言うと問われた。即座にキンイロタイシだったらしいと答えたら、突然興奮されて、「そ・それは、毘沙門天や、大魔神や、大天狗や、鞍馬天狗や、サナートクマラや、金星王や、ルシファーや、神々さえも畏れおののく存在やで・・」とのたまったのだった。私がそれは丑寅の金神と同じかと問えば、「それも同じやがな」とのこと。

毘沙門天だけは御伽草子を見て知っていたが、なんと多彩な。みんな封印された神の名ではないか。国常立神や天照神と同じような存在。だから、封印解除がいつしか私の課題になっていても不思議ではないわけだ。
当時の私はそれだけ神名が増えたため、まるでダイモンバッチを集める子供のように喜んではいたのだが。

では、近未来においてどんな役割をするのかについても、二番目の彼女から聞いている。知り合って数か月経ったある日、彼女は不思議な明晰夢を見たと言ってきた。
夢の中で起きたら私は水に浮かぶ亀になっていて360度が一望のもとに見渡せた。
そこで思い出した。自分の甲羅には更新された世界の設計図が描かれていると。

世界を統ずる梵天さんが工夫してこしらえた未来図だという。
それを彼女の甲羅に描き込んだというのだ。
彼女はそれを今すぐ実行するには自分が肉体を解放しなくてはならない。
その前に私に会いに行こうと見に行ってみると、私は朱雀が本体であって、この病み疲れた世を焼き清めるために来ているのだと言ったらしい。

そのような夢の啓示を受けた彼女の言によって、いっそうその気になったように思う。
それが最近になってコーリー・グッドの宇宙開示情報を知るに至り、近未来にあるという太陽のイベントさえもが自分の使命かと思うようになった。このイベントとは時折話題になる太陽の異常爆発のことで、俗称がキルショットと呼ばれているそうな。

コーリーによれば、この現象が正邪の勢いが逆転する機会だという。というより、邪悪が滅する時といったほうがいい。というのは、非人類側を主導している最上の存在はAI生命体であるといい、
人類など有機生命体とは考えを異とするも、彼らもトランスヒューマノイドとして宇宙の法則からは許可されているといい、有機生命体の創る文明の破壊者、ひいては宇宙の破壊者として機能してきたそうな。

この強敵は昔から宇宙人の間には知られていたことながら、人類はその音信を知らずにその毒牙にかかろうとしているとのこと。今更知ったとて人類には対処のしようがないわけだが、太陽から放出される電磁波のEMP効果が、人類の支配者層に取り憑いたAIナノ生命体を焼き切るという。そして彼らのコントロールを失った人々は悲痛な最期を遂げるそうな。

もう少しとはいえ、まだ私は生きているから、足止めしていることになるかも知れないね。などといったことを考えて、実り薄い人生だったことを忘れようとしているような次第だ。



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