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空き家の購入に向けた検討(思った以上に大きい落とし穴があった)

皆さんこんばんは。
須坂市地域おこし協力隊の北です。

実は今、生まれ故郷である石川県能登半島にボランティアに来ております。

私自身も1月1日に金沢の実家で被災しました。
今は両親もありがたいことに普通の生活を送れています。

私は須坂市で暮しながら、今回は須坂市の職員として派遣を受けて
この地に足を踏み入れました。

そして災害地の1日も早い復興を心より祈っております。

話は変わりますが、実は昨年度末から空き家の購入に向けた話し合いを進めていました。

私自身、初めてのことで今回の物件は自分が理想とするものを実現できそう。そう考えていました。

空き家のポテンシャル

空き家は昭和後期に建てられた鉄骨3階建てです。
もともとは1階は商売をされるスペースとして使われていました。
2・3階は居住用で、1階は店舗、2階は居住用として貸し出しが出来ればいいなーと漠然と考えていました。

もしくは自分のオフィスとして・・・

今現在は、上水道を止めて、電気を止めている状態です。

もともと下水は通っておらず、近くまで工事されていて接続のみのためそれほど大掛かりな工事は必要無いと考えていました。

南向きに大きな窓、正方形でレイアウトしやすく鉄骨造りのため将来的に見ても長い目で投資できる物件かなと思っていました。

ポイントは”水”

この空き家は19年間使用されておらず、水道も止められている。
長野県は冬寒く、凍ってしまうので水道管の破裂を考えると水道を止めて水抜きするのが最も良い方法ではあります。

また所謂ボットン便所のため、個人的にもボットン便所が無理な私は何とか水洗トイレに作り変えたい!そう考えていました。

もともそ下水工事は高いよーと言われてましたが、建築関係の知人に見てもらい「下水」に関しては、そこまで大規模工事にはならないのでは?という印象でした。

しかし・・・

今回は上水に思わぬ落とし穴が。

給水 本管から元栓までの水道管が・・・

本管から水道管までの間の水が現在閉栓している状態となっておりました。

それは良いのですが、そこから止水栓まで(宅地内配管)の配管を再利用できないとのこと。
そして費用は施工者持ち、つまり私持ちとのこと。

ええええええぇ。

という感じです。。。
空き家バンクの仕事をしていながら、そんな知識は全く知らず。
購入前だったので良かったのですが、そんなことある!?
って感じです。

その工事だけで道路を止めて、掘削して、配管入れ替えて・・・
それを個人負担とは・・・他の自治体のHPを見ると、宅地内配管までは自治体の範囲。と結構記載あり。そんななか須坂市は個人負担・・・。

工事金額はボットン便所を下水工事にするのと同じくらいの価格(150万超え)まじかいな。下水に気を取られた思った以上の落とし穴でした。

そんなわけで今後、空き家をどうしよう。。。

今、絶賛悩み中です。
もちろん新築建てるより安いのはわかっていますが、諦めるかもしれません。

この空き家を使って事業としてもいろいろと考えていましたが、そもそも美味しい話なんて無いですよね。
誰もが諦めたり、アイディアが湧かないところにこそチャンスはあるはずだし、きっとどこかに何かヒントがあるはず。

もしくはこの物件じゃないどこかに縁があるのかも。

今は少し頭を冷静にして、考える時間を作りたいと思います。

でもこの空き家や不動産事業って、実際やってみないとわからないですよね・・・あぁ悩ましい。

では。

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